| ●11/3(土)
ひゃ〜ん、いつもは大阪に居るはずの土曜日にヴェネツィアにいるなんて!
途方もない非日常感です。
きょうはちょっと遠出。
ヴァポレット(水上バス)でリド島に。
ここは、あの巨匠ルキノ・ヴィスコンティの名作『ヴェニスに死す』の舞台になった
ホテルと海岸があるところ。
お天気も上々、約15分の船旅です。

途中、劇中の美少年にそっくりな男の子が乗ってきて、友人と目が釘付けになりました。
あれは、ある種のコスプレ? 親がヴィスコンティ・ファンとか・・・。
連休で人混みだらけのヴェネツィア本島とは違い、のんびりしたテンションが超嬉しい。
駅前のタパッキには、なんと、“ガチャガチャ”が!?

中心部は小さいけれど、なかなか可愛いお店があって、バークレーを思い出しました。

このエリザベッタ通りが一番の目抜き通りなんだな。
昔は宮殿だった(ハンガリー貴族のお屋敷だった?)ところが、ホテルになっています。

ほどよくキランキランで、グラムごころをくすぐりますなぁ。
この島に泊まってヴァポレットでヴェネツィアに出かけるっていうのも、
静かで新婚さんとかカップルにお薦めしたい。
愛が溢れる旅にはぴったしかも。
そうこう歩いてるうちに海沿いの道にぶつかるので、右折。
ありました、デ・バン。
Hotel des Bains

目の前の海も美しいです。

やっと、来ました。
あの映画を見たのは中学生の頃だったからな、なんか感激。

空も劇的に美しくって見とれます。

ダーク・ボガードとビヨルン・アンドレセンの姿を探したくなる光景でしょ。

海岸を走り回る金髪巻き毛の子供がヤケにかわゆいのである。
外人の子供って美形ね〜。
特にイタリアはどこにでも家族連れが多い、家族を大事にする国民性なんだそうだ。
大人もしたくなります、貝拾い。

私もひとつ記念に拾ったよ。
近くには割と新しめのプール&海の家施設もあって、シーズンだったら賑わうんだろうな〜?
イナタい看板が、なんか、キュートでした。

帰りのヴァポレットまでの時間、軽いランチをいただきながら休憩です。
"GARBISA"はバール(Bar)兼お菓子屋さん(Pasticceria)。
美味しそうなケーキがずらりと並んでました。
今夜は最後のヴェネツィアでのディナーなので、
イギリスでも話題になっているリストランテを予約してもらっているのだ。
チーズやハムの乗ったプチ・デニッシュと、
日本でもよくある白パンのサンドイッチ“トラメツィーノ”。

のんびりしたリドのテンションに癒されます。

夕方の待ち合わせに備えて、ホテルで休憩して再び街へ。
ホテルの近くには小さな市も出るのでフルーツやナッツ、焼き栗なんかも買えます。

こんなにキュートなバレエ・ショップも。
ほんとに良いセンスなんだよね、いちいちが。

小径にて著者? はは・・・。

待ち合わせのサンマルコ広場は昨夜とはうって変わって、もの凄い人人人・・・。
ちょぃとうんざりします。

アーケードの彫像。色っぽいけど、でかいなぁ。

サンマルコにて。

寺院は現在修復中です。

友人との待ち合わせは、コーヒーの老舗カフェ“LAVENA”。
昨夜はバタバタだったから、ゆっくりと再会したのはここかな。
大きな銀のお盆をおいちゃんが運んできてくれる。

カフェラテとペコリーノ・タルトはさすが本場の味。
濃厚だけれど、しつこくなくて美味でした。
さて、ディナーまで人込みに負けず散歩することに。
リアルト橋のあたりは祭りなのかと思うくらいの人出。
町中にはこんなファニーなアートもあります。

夕陽が差すヴェネツィアもなんてロマンティックでしょう。

素敵な景色にもう乾杯?

運河沿いのカフェでプロセッコを。
しっかりしたディナーも楽しめると言うここは、
たぶん、Riva del Vinにあったんじゃないだろうか?
お店の人達も良い感じで、トイレもビューティフルだったので、休憩ポイントとしては満点です。

さて、気の良いバーの兄ちゃんたちに別れを告げ、
再びウィンドウ・ショッピングをしだしたら・・・
年配の日本人ご夫婦から「助けてください、道に迷いました」と声をかけられることに。
聞けば、「ツアーの自由時間に散歩していたら、
待ち合わせのサンマルコ広場に帰れなくなってしまった」そうだ。
お〜・・・。
しかも奥さんはず〜っとトイレを我慢してたみたい。
なので、さっきのカフェにお連れすると、「どうぞどうぞ、お使いください」と、とても親切。
みんな「もう戻って来たのか〜」と笑顔がいいね〜。
困ったことにこのご夫婦、ツアーの旅のしおりとか、お持ちじゃないのです。
一応、この角を入ってこの黄色い標識を辿ってゆくとサンマルコ広場だと説明したけれど、
無事に着けたでしょうか?
予定さえなければ送ってあげたんだけれど、超人気店の予約に負けてしまった〜。
許してね。
ご無事を祈っていたんだよ。
皆さんのご両親が旅に行くときは、要らないと言われてもガイドブック、
または地図を持っていただきましょう。
さて、そんなこんながあって、もうディナーの時間も間近です。
このヴェネツィアの名店“Antiche Carampane”。
外から見ると小径にビニールのテントがあるだけで、看板もないから見逃してしまいそう。
ほんとに小径の奥の奥にあるので、
イタリア語か堪能かつヴェネツア経験のある友人T子ちゃんがいなければ辿り着けなかっただろうな。
www.antichecaramapane.com
お店の中も良い雰囲気。
適度にお洒落で、ほどよくリラックスできます。
7時過ぎにはばっちし満席。いただいたのは、ホタテの3種のソース。

鯛のポルチー二・ソース、モレケ(脱皮したばかりの蟹はヴェネツィア名物)の
フリットをハーフサイズで。

自家製平打ちパスタのトマト&魚介ソース。

ヴェネト州の白ワインも美味。
友人はグラッパにも挑戦していて、とても美味だと飲んでいたぞ。
デザートはメレンゲのヴェリー・ソース、そしてデカフェのアメリカーノで締め。
ぜひ、また来てみたいお店。
ヴェネツィア最後の夜を飾るディナーでした。
明日は最後の目的地、Milanoへ向かいます。
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