10.15 wed やさしいおとうさん
なんでもそうだが、電話の応対でも最初が肝腎。 インパクトのある応対は相手に自分を強烈に印象づけることが出来る。 これは実践して損のない人生処世術であるとボクはいつも考えている。
子供たちの友人からかかる電話をボクが取るときもある。 「もしもし、寺平さんのお宅ですか?」の若々しい声を聞いた瞬間、やさしいおとうさんはいつも必ず丁寧にキチンと応対して差し上げることにしている。
「はいはい、あ、今、太郎(仮名)は天井からぶら下がってバナナ食べながら遊んでいます。ちょっと待ってくださいね。」
実に好印象な応対である。
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10.14 tue amusement town
地下街を歩くことはあまりない。
んが、歩いた、こないだ歩いた。 梅田の地下街をウロウロと歩いた。 で、発見した、梅田の地下街はスゴイってことを!
もう、何がなんだか圧倒的な飲食店の数。 そのほとんど全てが多彩な顔つきをして客を誘っている。 晩飯終えたばかりのボクだったが興味津々で片っ端から店の風情を見て歩いた。
「満員で店員イライラしてんで、オ〜コワッ!」 「あかんやん、ぜんぜん人はいってへんやん!」 「へえ、この店、洒落た店構えで相当お金かけたんやろなあ。」 「おいしそうな顔して食べたはるな〜。あ、こっち見た、逃げろ!」 「どひゃ、店の前でこんなに並んで我慢強いなあ、ボクニャ、無理です。」
多分1日中ウロウロしていても飽きないんじゃないかっておもた。 もう確実に食べ物屋さんメインのアミューズメントパークだね、あれは。
すごい、とにかくすごい! 梅田の地下街に脱帽!アミューズメント地下街に乾杯!
だから、また行く、すぐ行く、あした行く。(ちょっとだけウソ)
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10.13 mon 失策
ボクがバカだった。 んっとに、っも、世の中3連休だよ! その真っ只中の日曜日に神戸まで出かけるなんてバカの極み!
高速を降りた瞬間から観光地神戸の街中、車だらけの車まみれ。 快適だった湾岸線とは雲泥の差で5cm動いては15秒止まるの繰り返し。 車の中でため息と共に「こんなに日に神戸来るなんて、バカバカバカッ!」と車が止まるたびに頭ポカポカを繰り返した。
やっとこさ足を踏み入れた南京町は人で溢れ前にも後ろにも進めないほどの混雑。 広場中央までこぎつけたときにはもう身動きもとれず「んもっ、こんな日に神戸来るなんてほんっとバカバカ!」とボクの頭を叩く音だけが虚しく喧騒に吸い込まれていった。
辛うじてたどりついた南京町外れのラーメン屋さんでは幸運にもちょっぴりの待ち時間でお目当てのラーメンにありつけた。
それがあまりにも嬉しくて1人で切り盛りをがんばる無精ひげのおやじを抱きしめてほっぺすりすりをしようかと思ったほどだった。
とにもかくにも連休に観光スポットに出かける愚だけは二度と繰り返すまいと固く決意した日曜日。ポカポカポカ!
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10.10 fri 黄昏時間
オンエアタイムの時間は高速、いや光速で進む。 喧噪の中、アッと言う間に「5時間」は吹っ飛んでいく。 毎日の5時間が「45分」ぐらいのイメージで吹っ飛んでいく。
対して夕方の tt との散歩。 スタジオと比べても空気が圧倒的に円く柔らかい。 そんな中 tt と二人至福の黄昏時間を過ごしている。
去年も書いたし、来年も雑記を書いている限り書くであろうことを今年も書く。 馥郁とした金木犀の香りが今を盛りとボクたちの円い散歩を包み込んでくれる。
黄昏時間はこのようにひねもすのたりのたりと過ぎていく。
喧噪と静寂の中、新タイムテーブルの5X5のファースト・ラウンドが今日終了した。
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10.9 thu しぬおもい
折り返し点を過ぎ帰路につこうと、池のある公園を出ようとしたときシュポンッだって!
ウスバカゲロウのような儚げな羽虫が右の鼻孔に見事に飛び込んできた。 ヤツもいきなり湿り気のあるトンネルに飛び込んで大騒ぎだろうが、鼻孔の持ち主の慌てふためきようったらなかった。
左の鼻孔を指で押さえ右を全開にしておもくそ「 スンッ、スンッ」とやり続けた。 んで、結局やつは出て行ったのかそれとも鼻孔の奥深くからノドチンコ横を経由して食道に嚥下されたのかすら定かでない。
心配そうにボクを見上げるttの横でパパはほんとにしぬかとおもた。
ttとのお散歩、平穏無事に終了することはまずない。
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10.8 wed 固有名詞
携帯電話がもっと進化するっちゅうニュースをやっていた。 「どこまで進化したら気が済むねん!」と思いながらぼんやりニュース画面を眺める。
そして「ケータイ」と出ているテロップにイラッとした。 「携帯」の振り仮名は絶対「けいたい」でなければならない。 だからテレビの画面を指差しながら叫んだ、「すぐに修正し給え!」と。 が、当然画面は微動だにせず、ず〜〜〜っと「ケータイ」のままだった。
きっとみんなは「これでいいのよ、これは固有名詞だからいいの!目くじらたてるのも、ほどほどに!」なんてゆうんだろうな。
じゃあ、国語の読みがな問題で携帯を「ケータイ」と書いていいんだね? 今度受ける漢字検定2級で万一携帯って出た時「ケータイ」って書いていいんだね? それで2級失敗したら、ハッキリゆっとくけど、それあ〜たのせいだかんね!責任取ってもらうけんね!
嗚呼、21世紀が始まったばかりだというのに最早感じる「世紀末」。
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10.7 tue an e-mail
ボクのホームページではボクに直接メールを送ることができる。 昨日放送を終えて事務所に戻ると、1通のメールが届いていた。
------------------------------------------------------------ はじめまして。 私は大阪に住むXXXXXと申します。 毎朝6:40〜7:40の間、化粧をしながら、髪を巻きつつも802を聴いています。 本日の10月6日(月)の7:00の時報の直後。。 ヒロさんが「元気に楽しんでいきましょう!」と確か3回くらい強く言っていました。 その言葉で私、俄然やる気いっぱい、元気に行こう!って思えました。
朝からステキな言葉をありがとうございました。 毎朝元気な言葉をいつもありがとうございます。 これからもお元気で、がんばってください。 応援しています。
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しかめっ面のオンエアは楽しくない。 だからボクは極力言葉で遊ぶことを心がけている。
ここんとこずっと時報スポットの「眠眠打破」のCMが面白い。 いやそれにも増してこのネーミングの破天荒さが分かりやすくて大好きだ。
「なんちゃって四字熟語」なんだけど、それでも例えば「明朗会計」のように「威風堂々」と言いたいことを主張している。
語感もファニーに面白い。 今までも何度か話題にしたこともあったのだが、昨日は特に語感強調で「眠くないですか〜!元気ですか〜!ミンミンダッハ〜!」と楽しんだってわけ。
でもその「オモローパワー」が、ちょっとここんとこ元気少な目になってるリスナーさんに「届いた」んだろうね。
これからも元気をモットーに精一杯言葉を楽しみ音を楽しむ放送を続けてこうと決め、強く膝を叩いたらポ〜ンッと膝が跳ね上がって「よかった〜、脚気じゃなかった!」と安心した。
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10.6 mon 季節感
徐々に変化するからこそ、季節の情緒ってのがあるわけで。 それが一足飛びに次の季節が目の前に現れたりするとマジ面喰らう。
音楽業界の弊害はこの「一足飛びの季節感」。
やっと10月に入ったばかり。 まだ残暑の気配も残しつつ少しずつ秋に歩を進めようとしているところ。
そんなボクの手元には今年のクリスマスアルバムがもう届き始めた。 クリスマスケーキならイブと当日に「せ〜の」で姿を現せばいいのだが、CDはシーズン前にユーザーに購入してもらわなければ意味が ない。だからクリスマスCDリリースは大体11月中旬までにピークを迎える。
一足早くCD音源が届けられるのが常の放送業界にいるボクに10月初頭からクリスマスアルバムが届いても何の不思議もないっちゅもんなんだけど。。。。
しかし2ヶ月以上も早くボクの前に姿を現そうとするサンタクロースの幻影の「消去」には、さすがのボク もサンタンクロースル。
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10.3 fri 取材
取材することはあっても取材されることはあまりない。
んが、珍しくボクが取材されちまった。 取材に来られたのは「紙媒体」の記者の方。 舌先三寸のこちらの業界には見られない真摯さがヒシヒシと感じられる。
その気配にボクも出された問いに気づけば真っ正面から額に汗しながら答えていた、心の中では「どうしてこんなに一生懸命答えてるんやろ、俺?」といぶかりながら。
理由はすぐに分かった。 訪ねて来る前に彼はボクが昔書いていた新聞連載コラムをことごとく読破してきていたのだ。 7年も前の素材をどこからか探し出して「精読」しその中からボクに聞いてみたいことを練りに練ってやって来ていた。
周到な下調べ。 それは取材対象に興味を持ちそれを書きたいと思った記者が取るべき当然の行動なのかもしれない。 しかし久しく舌先三寸の世界ばかりを見てきたボクにとっては、彼の予習に対する姿勢は新鮮な感動と共に心打たれるものであった。
その気配が知らずの内にボクに伝わりボクもいつの間にか汗しながら彼に応答していたのだと納得。 何事も事に当たるに際してその姿勢、ストイックに過ぎることはないとの思いを新たにさせていただき彼にそっと感謝した。
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10.2 thu ぜっく
会話ってヤツも、これでなかなかやっかいなもので。 FM802から帰り、下りエレベータにおばあちゃんに抱かれた乳飲み子と若いママの3人が。
おばあちゃんがボクを知っていたらしく「あ、ヒロさんですね。」と声をかけてくれた。
こんなとき仏頂面はだめでしょ、やっぱ。 満面の笑みと共に会話がスタートしたってわけ。
「わ、プクプクと可愛いですね、1歳ぐらいですか?」
「いえ、8ヶ月ですねん。」
「おんなのこ?」 「はい。」
「かわい〜ねえ、おお、よちよち。」(乳児こちらを見ているが全く知らん顔状況)
「わ〜、珍しい、泣けへんわ。ボクいつも女の子には泣かれてまうんですよ。」
「へ、そうなんですか。」
「サルみたい・・・アッ、そのつまり、ボッ、ボッ、ボクのことをサルみたいっておもて泣いてまうんっすかねえ。」(汗)
と倒置法を失敗しちゃったボクの目の前にはちょっとサルっぽい顔をしたベビちゃんがジッとボクを見ていた。
エレベータの中の空気がちょっと固まった。
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