FM802|MIDNIGHT GARAGE|

DIARYオンエアの様子

MIDNIGHT GARAGE的2019年の音楽シーン大予想座談会

2019/01/24 Thu


毎週火曜25:00〜28:00生放送でお届けしているFM802「MIDNIGHT GARAGE」

1月22日放送回では、「MIDNIGHT GARAGE的2019年の音楽シーン大予想座談会」をオンエアしました。
FLAKE RECORDS DAWAさん / HOLIDAY RECORDS植野さん / タワレコマルビル店邦楽バイヤー浦野さんの3名をゲストにお迎えし、DJ土井コマキと4名で、昨年の振り返りや今年の音楽シーンに期待することなど、座談会を展開した模様をオンエアしました。


【放送内容抜粋】

〜2018年の印象的だったアーティスト〜
土井: まず、2018年にすごいと思ったアーティストを教えてもらえますか?

浦野 :2018年は、もともと好きだったTENDOUJIが今まではインディーロックというテイストでしたが、
2018年11月のEP「FABBY CLUB」の2曲目「Something」が、みんなでのれる曲も作れるけれど、
こういうしっとりとした曲も作れるというのを確立した、と感じましたし、2018年よく聴きました。
この前に出していた「GOLD」という曲も似た曲調で、今までのイメージと違う楽曲を作れているのが
すごいですね。バズリズムで発表されたランキングも8位でしたね。笑
2月には来日するTEENAGE FANCULBの対バンも控えていますし、2019年もさらに広がりそうですね。

DAWA: 昨年象徴的だったのはGEZANという大阪のバンドですね。
「下山」という表記から「GEZAN」に変わりましたが、大阪でずっとやっていますが、
ここ最近の行動力がすごくて。
昨年リリースのアルバムはNirvanaなどのレコーディングをおこなってきた伝説のスティーヴ・アルビニという
人をプロデューサーに迎えアメリカにレコーディングしにいった1作。
さらに帰国してから投げ銭でライブを行いました。このフェスには行きましたがパワーがすごいです。
音楽的にはハード、見たいなくくり方をされるけれどもHIP HOPのチームを入れてラップを入れてみたり、
アプローチが全てかっこよくて、昨年はGEZANの動きにとても刺激を受けました。

植野: NOT WONKの「Of Reality」という曲がすごく良かったです。
自分たちも聴いたことないような音楽を作りたいという熱意を感じる曲だと思います。
この楽曲は最後がドラマチックに激しくなっていくのが
投げ銭のフェスをやっていて、先ほども名前が上がったGEZANや曽我部恵一さんや、LOSTAGE等
同じ志の人たちが集まって出演していましたね。

〜2018年の世間で求められていると感じたアーティスト〜

土井: では、こういうアーティストが去年は世の中の流れで求められていたなと思うのはどんなアーティストですか?

浦野: 去年はこの座談会でズーカラデル「LIVE FOREVER」を紹介したのですが、
2018年の活躍がすごかったですね。
「LIVE FOREVER」も最初は、地元札幌と渋谷と大阪丸ビルと、プッシュしている店員がいたので
九州でもう1店舗という限られた場所での発売だったのが、昨年5月ごろタワレコ全店に広がり
さらにリリースして時間がたっているのにもかかわらず、タワー全店でプッシュしている「タワレコメン」に選ばれ、
リリースから時が経ってからもう一度プッシュされるという今までになかった展開で、バンドの力を口コミや
CD屋からの広がりつくっていったと感じました。

DAWA: メディアより前に、CD屋がお店発信で試聴機から広がりを作ってる感じがありましたね。

浦野: そうですね。なかなかない貴重な体験をしたと感じました。

〜2019年期待のニューカマーアーティスト〜

植野: 2019年注目したいのは、福岡の二十歳ぐらいのニューカマーアーティストyonawo。
川谷絵音さんと小袋成彬さんがインスタグラムのストーリーにサブすく画面で今聞いているという画面を
アップしたことで少し話題になっています。

土井; 一番新しい音源では、カーペンターズのカバーをしていますよね、これも気になりました。

DAWA: 車に乗っているときにFM802の「BEAT EXPO」で聴いた。笑

土井: ひとりのトラックメイカーがつくって色々な人をフィーチャーして音源を作るのが昨年日本でも流行したので
yanawoもそんなイメージかと思っていましたが、これはバンドなんですよね。

浦野: ここまでの流れと系統やジャンルが少し違って、相変わらずロックバンドに注目しているのですが、
女性ボーカルのバンドがHump Backなど出てきているので、その次にきて欲しいバンドとして紹介したいのは
TETORA。昨年の10月にライブ会場とタワレコ丸ビル店で販売していた「ずるいひと」という楽曲を
聴いてもらいたいです。
好き嫌いが分かれる少しとっつきにくいかなと思う楽曲ではあるのですが、この曲に関しては歌詞がすごい。
人の強さがボーカルの子から出ていてそこに魅了される人も多いのではと感じて、注目している大阪のバンド
です。

DAWA: ニューカマーで言うとバンドにあこがれている部分も根底にありつつ、若い子がやっていて衝撃を受けて
いるのはNo Busesと JOHNNIVAN。
どちらもライブはまだ見られていませんが音源でびっくりしました。
No Busesはアークティックモンキーズの曲名からバンド名をつけていて、その次点で聴く前にハードルを
あげていると思ってしまうのですが、聴けば一瞬で納得させられます。DYGLの次はこれかなと。
JOHNNIIVANはサブスクでしかリリースがないのでまだプロモーションされていないみたいですね。
まだ見たことないんですが口コミが広がっていてすごくいいと色々な人に聞きます。
どちらも東京のバンドです。

DAWA: あとは長谷川白紙。びっくりしました。

浦野: びっくりしましたね〜

DAWA: 名前はマルチネレコーズから出しているときから知っていて、なんちゅう名前やと思っていましたが、笑
group_inouのimaiさんがこの人はすごい、と言っていて、流通版が出るタイミングでちゃんと聞いてみたら、
びっくりしましたね。
19歳で宅録しているアーティストなのですがスクエアプッシャーみたいなことをしながら山下達郎を歌う、
みたいな印象を受けました。

土井: FM802「BEAT EXPO」の番組内でプッシュしている「EXPO HITS」にも選ばれています。

DAWA: ラジオマナーがまったくない曲ですよね。笑

浦野: 店頭での問い合わせも多いです。お店で流していてもリアクションがありますね。

DAWA: ジャズのお客さんとかにも刺さりそうですね。
Aphex Twinみたいな感じもありながら、ちゃんとポップスに仕上がっているので、
国民的アイドルに曲を書く、みたいな瞬発力のあることもやってほしいなと思ってます。笑
tofubeatsみたいになっていくのかなと思ったりしています。

浦野: tofubeatsは長谷川白紙にコメントも寄せていましたね。

土井: 2018年は、中村佳穂さんのアルバムがすごく良くて、しかも、ラジオも含め、すごく色々な人に
受け入れられたのが印象的だったので、ジャンルは違いますが長谷川白紙も色々な人に届くようになるので
はと思いますね。

浦野: 一度聴けば、インパクトが大きいですしね。

DAWA: インパクトもありつつメロだけ取り出したらカラオケでも歌えるような馴染みやすさがある。

植野: ソロの才能のある人が続々出てくるのはどういうわけなんでしょうか

土井: 確かに、先ほどから話題に上がる中村佳穂さんもそうですし、昨年は折坂悠太さんも。

植野: あのアルバムはすごかったですね。

土井: アルバムも素晴らしかったですしし、作りこんでいない弾き語りも素晴らしかったです。
サウンドももちろんすごいんですが、歌も素敵で。

植野: ひとりでトラックを作って、というタイプのアーティストでもすごく素晴らしい人が多くて、
紹介したいのは岐阜県多治見市の、zzz(ズズズ)というアーティスト。
この人も19歳か20歳かぐらいだと思うのですがTANUKINEIRI RECORDSからのリリースです。

DAWA: バレーボーイズとかと同じだね

植野: 宅録感のあるローファイが気持ちいいというか、面白いなと感じます。

土井: MUMくんとかも最近ゲストでお迎えしましたが、彼も一人でやっていますね。

浦野: いいですねzzz。2月に大阪でもライブがあるようですね。

土井: 一人で作っている人はどんな感じでライブするのかも気になりますね。
     MUMくんは自分でトラックを流して一人で歌う形式でのライブをしていましたがzzzはどんな形式のライブ
なんですかね。

〜2019年の音楽シーンについての希望〜
土井: ではここからは少し視点を変えて、2019年の音楽シーンこんな風になったらいいな、
という展望や希望は何かありますか?

DAWA: 売れている音楽がいいので、カウンターで出てくるバンドが爆発的に売れる、というのを期待しています。
Suchmosのときはそれを感じましたね。King Gnuにもそんな雰囲気がありますが、もっとぱっと出の小汚
いバンドがめちゃくちゃ売れる、見たいなのを期待しちゃいますね。笑
ちゃんと1位を取れるぐらい売れて欲しい。CHAIがもっと売れて一気に1位をとる、見たいなね。

海外への憧れ、という部分もありますが、海外のチャートをみていて、ずっとヒップホップが席巻している中、
デスキャブ(Death Cab for Cutie)が1位を取るみたいな。それがたったの1週でも、そういう海外みたいな
痛快なのを期待しますね。日本でも。
Arcade Fireとかみたいな地味なインディーが1週だけでも不動のトップを蹴落とすみたいな、
評価だけでない、セールスの成功があれば面白いのになと思っています。


土井: 確かに、急にドミコが1位をとるみたいなのを期待しますね。

DAWA: その地盤が今はないから、そういうのが起こったら面白いなと思いますね。

植野: バンドで言うと錯乱前戦。
ライブにもカリスマ性やヒーロー感があるので起爆剤になってほしいですね。
東京の5人組バンドでストレートなTHE HIGH-LOWSみたいなものを感じます。昔のロックへの愛情も強くて、
先日はローリングストーンズのモノラル録音の素晴らしさを熱く語られましたね。笑

土井: 最後にこれを聞いてほしい、というイチオシを

浦野: 関西を盛り上げたいとずっと思っているので、全国流通はまだなのですが、COSMOSという神戸のバンドとか、
Newdums、ザ・リラクシンズ、 アフターアワーズ とか。
関西から出て行って広がっていきそうなバンドは応援していきたいですね。2019年も。
昨年も話しましたがEasycomeは昨年の4月に新曲が出て、中でも「旅気候」という楽曲がすごくよかったの
で、今年もさらに広がっていきそう、と期待しています。

土井: Homecomingsが着実にじわじわ広がっていくのを感じているのですが、Easycomeも似たような広がり方を
するのではと感じますね。

浦野: Homecomingsの昨年リリースされたアルバムの中の「Parks」という曲が、Aメロでサビが来る一発でやられる
名曲でしたね。

土井: この番組「MIDNIGHT GARAGE」ではここ数年Homecomingsが毎月レギュラー出演していますが、
彼女たちは曲の構成や歌い方や、色々なことが一気にわかってきた、という印象を受けましたね。

DAWA: いいよね、派手ではないんだけど。日本語の詞もいいね。


■FLAKE RECORDS
7インチレコードリリース
・ドミコ / ベッドルーム・シェイク・サマー (7inch) FLAKES-201 1月9日発売
・Red Sneakers / Lovers / They (Pic 7inch) FLAKES-198 1月16日 発売
・TENDOUJI / GARDEN / PEACE BOMB (7inch) FLAKES-199 1月23日発売
・CHAI / CHOOSE GO! / フューチャー (7inch)FLAKES-210 2月13日発売
http://www.flakerecords.com/


■HOLIDAY RECORDS
新設したレーベル「VACANCE!」第一弾としてalicetales 1stフルアルバム「UNION」 1月23日発売
http://holiday2014.thebase.in/

■TOWER RECORSD梅田大阪マルビル店
https://tower.jp/store/kinki/UmedaMarubiru

■MIDNIGHT GARAGE
MIDNIGHT GARAGE的 2019年の音楽シーン大予想企画座談会
FLAKE RECORDS DAWAさん / HOLIDAY RECORDS植野さん / タワレコマルビル店邦楽バイヤー浦野さん
タイムフリーで1月29日まで聴けます。(以下のリンクから)
(前半) radiko.jp/share/?sid=802&t=20190123020224
(後半) radiko.jp/share/?sid=802&t=20190123030001

番組HP https://funky802.com/garage/

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