LIVE REPORT[過去のライブレポート]

LIVE REPORT [過去のライブレポート]

2013/11/11(月)@BIGCAT

  • 出演アーティスト:OKAMOTO’S/the telephones/The Flickers
  • 取材・文:奥“ボウイ”昌史(ぴあ関西版WEB)
  • 撮影:田浦ボン

11月11日、そうこの日は年に一度の“ポッキー&プリッツの日”!昨年の同日は、1日で最もツイートされた言葉として“ポッキー”が堂々のギネスブック認定!!(その数なんと184万ツイート!!) 今年も大いに盛り上がる『GLICO LIVE“NEXT”』、2013年最後の開催となるこの日の“SPECIAL!!”は、OKAMOTO’S、The Flickers、the telephonesと、腕に覚えアリのライブアクトがガチンコで火花を散らす、まさに真冬の熱帯夜に。今年の『GLICO LIVE“NEXT”』を締め括る盛大なるお祭り騒ぎ、いざスタートです!

OKAMOTO’S

この日のトップバッターがアナウンスされるやいなや、会場には驚きにも似たどよめきが。そう、この宴の先陣を切るのは、その若さからすると驚異とすら言える演奏力と溢れる音楽的センスでオーディエンスをフックアップするOKAMOTO’S!しょっぱなからグルーヴィー極まりないリフでビートをロールさせる『Beek』で、BIGCATに幾つもの拳が挙がる。笑っちまうぐらいにパーフェクトなロックンロール、いきなり最高なんですけど!続く『マジメになったら涙が出るぜ』でもどっしりとしたリズムと、メロウでアップリフティングなメロディのゴールドブレンドで、そのバンドの旨味を存分に味あわせてくれる。『ラブソング』もダメ押しのハッピー感で、僅か3曲で完全に会場はOKAMOTO’Sの虜だ。

「OKAMOTO’Sですヨロシク〜!11月11日だぜ、ポッキー&プリッツの日だぜ。今夜は最高の夜にしようぜ!」とのMCを挟んで、エアロスミスによるロック・クラシック『Walk This Way』のカバーでのコール&レスポンスもホットにこなし、「まだ1回もライヴでやったことのない新曲を、今日ここに来てくれたみんなとGLICOに捧げるぜ。みんな踊ろうぜ!」と披露した最新シングルの『SEXY BODY』では、そのパーカッシヴなドラミングと真紅の照明に導かれ、BIGCATはさながら狂乱のパーティタイム!!だが、彼らはまだまだその手を緩めない。「最高でしょ新曲?ここからまだまだ盛り上がろうぜ!」とぶっ込んだ『JOY JOY JOY』『青い天国』『まじないの唄』の怒涛の3連発は、もうたまらん!『まじないの唄』ではthe telephones→The Flickers→GLICO→OKAMOTO’Sコールもバッチリキメて、きっちりとアップスターターの役割を果たした4人。「今夜はたっぷり楽しんで帰ってくれよ」との言葉を残してステージを去る様は、すでに余裕と風格すら感じられる、これぞロックバンドな佇まいだった。

The Flickers

2012年の7月以来の参戦となるThe Flickersは、前身イベント『GSGP PROJECT』から数えても、過去最短で“SPECIAL!!”の大舞台に返り咲いたアクトと言えるのではないだろうか。その期待感を一身に受けながら登場した3人がセッティングする中、SEとオーディエンスのクラップが重なり溶け合っていく。そして、「オーイエー大阪!」とがなる安島(vo&g&syn)に扇動されそのままなだれ込むように突入したのは、破壊力抜群のパワーチューン『black light』!続くメロウでマッシヴな『white heat』、安島がハンドマイクで煽りに煽り、サビのリフレインとへヴィなトラックだけでオーディエンスをロックオンする『non-fiction』と、しょっぱなから心地いい轟音の雨をフロアに降らせる3人。

凶暴なサウンドに対して一転、MCではGLICOにまつわるクイズをマイペースに行う安島にギャップ萌え(笑)。ダンスミュージックのダイナミズムとドラマで魅せる新曲『detonation』と『vivian girls』の2連発でブチのめした後は、OKAMOTO’Sの曲中でバンド名をコールされたこと、出番前にthe telephonesに“がんばってね”と言われたことを嬉しそうに語る安島に会場も和む和む。そらお客さんも彼らを好きになっちまう(笑)。

そして最終ブロックは『ルーザー』『supersonic』、「The Flickersでした。最後の曲です、踊ろうぜ!」とドロップした『lovender』でエンディング。シンセと人力リズム隊が叩き出す硬質なビート、少年性と狂暴性が共存するセンセーショナルなボーカル…ダンスミュージックをコミュニケーションツールに、オーディエンスの心と体を踊らせるアクトの、ネクストブレイクを射程距離に入れたステージだった。

the telephones

2008年10月、梅田Shangri-Laをぶちアゲた『GSGP PROJECT』のステージから、5年ぶりの参戦となったthe telephones。何なんでしょう、この盛り上がることを確信してしまう安心感と、今日という日を締め括るのに何の恥じらいも心残りもいらない高揚感は。そう、今the telephonesがステージに立つというのはそういうことだ。「LoveとDiscoとビスコ」とうまいこと言うた後は(笑)、「体力を使い果たして、魂を解放しようぜ。行こうぜ大阪!」と開戦を告げると共に、『It's Alright To Dance(Yes!!! Happy Monday!!!)』へ。メロウなシンセリフでジックリとアゲていく大人の嗜み…続く『Urban Disco』といい、“泣きながら踊る”かのようなメランコリーが、グッとくる。

「どうもDiscoの向こう側へ大阪のみんなを連れて行くために、埼玉は北浦和からきたthe telephonesです。昨日から5日間大阪にいるんで、地元のバンドみたいに扱ってください!」という石毛(vo&g&syn)のMCに続いては、明らかに予習してきたノブ(syn)のグリコ講座が開講(笑)。「ポール・マッカートニーに負けないように!」(ノブ)「『ヘイ・ジュード』よりDiscoでしょ!」(石毛)と、この日大阪で来日公演中のレジェンドをいじった絶妙な掛け合いの後は、彼らの音楽的造詣が伺える新曲であり、世界照準のダンスミュージック『Don’t Stop The Move, Keep On Dancing!!!』を聴かせ、『A A U U O O O』『I Hate DISCOOOOOOO!!!』『Monkey Discooooooo』の3連発で、待ってましたのお祭り騒ぎゾーンに突入! 

そして、「オーライ大阪!みんなで魔法の言葉Discoを叫ぼうぜ! We Are Disco!!!」のコール&レスポンスが、「We Are ビスコ!!! 一生Discoして、一生ビスコを食べ続けようぜ〜!」とトランスフォームする辺りはさすがだな〜!(笑)ライブアクトとしての手腕、イベントの主旨、トリとしての作法、その全てをジャストなバランスで成立させながら、最後は『Keep Your DISCO!!!』の壮絶なフィードバック音がこだまする大団円へ!

とは言え、これが今年の『GLICO LIVE“NEXT”』のフィナーレとなれば、貪欲なオーディエンスはまだ欲しがるのも当たり前!?(笑) 「大阪はホントに第二の故郷だと思ってます。最後に大阪のみんなに愛とDiscoを贈ります。今日はありがと〜!」。最後の最後は、正真正銘のラストチューンにしてキラーチューン『Love&Disco』を披露し、2013年の『GLICO LIVE“NEXT”』は盛大なエンディングを迎えた。

STAFF COMMENT

「まさかビスコとDiscoがコラボするとは(笑)」とMCのFM802DJ飯室大吾も漏らすほどの熱気にまみれながら、イベントの最後は恒例の豪華詰め合わせ・グリコボックスの抽選会へ。そして、いつもより増量の11名の幸運な当選者が決定した後は、いつもより大きなフロアで満面の笑みのオーディエンスたちと、記念撮影もパチリ。この日の模様は11月28日(木)の『RADIO∞INFINITY』にてオンエアされるとのことなので、そちらもチェックのうえ、2014年の『GLICO LIVE“NEXT”』に大いに期待してください!