☆ラジ友文庫☆[7.13 tue]

「いちばん初めにあった海」加納朋子(2007)(角川文庫)
周囲の騒音に嫌気がさし、引っ越しを思い立った千波。
その準備の最中に、読んだ記憶のない一冊の本を見つけた。
タイトルは『いちばん初めにあった海』
不思議と惹かれるその本を読み進めると、本の間に挟まっていた未開封の封筒が落ちてきた。
宛名は千波、差出人の名は「YUKI」。そんな名前に心当たりはなかった。
封を開けて中を読む。すると、そこにはこんな言葉が…
「わたしもあなたと同じだから。わたしも人を殺したことがあるから。」
一体この手紙はなんなのか。差出人は一体だれなのか。
そしてなぜこの本の間に手紙が…
千波は、自分のなくした記憶をたどることを決意する。
ここまでは物語の冒頭部分。
このあと、この冒頭部分からは予測できないような展開に物語は発展していきます。
千波が心に封じ込めていた悲しい過去と「YUKI」との関係。
そして、再生。
読んだあとに、温かい気持ちが残るこの本。
とくに女性におすすめします。
今週のスペシャルプレゼント♪♪[7.8 thu]

RADWIMPSとROCK KIDS 802のWネームTシャツ
69枚限定生産のこのレアアイテムを、4日間で69人のROCK KIDSリスナーにプレゼントします
デザインもとってもクールですよ
サイズはS・M・Lとありますので、欲しいサイズを書いてご応募ください
男性サイズなのでちょっと大きめ女子は注意してください
着ているのは、RADWIMPS担当スタッフK林くん
今夜のゲスト♪[7.7 wed]

新しいアルバムを携えてYUIさんが来てくれました
この企画にお葉書をくれたみなさん、本当にありがとうございました
リスナーの皆さんから頂いたはがきを、星空のように散りばめたスタジオで
お迎えしましたよ
ニューアルバム「HOLIDAYS IN THE SUN」は14日(水)リリースです
YUIさんの魅力がいっぱい詰まったアルバムですよ
今週末は『京都大作戦2010〜今年も子供に戻りな祭〜』☆[7.7 wed]

DJ大抜卓人が京都大作戦2010〜今年も子供に戻りな祭〜のフェス番長ということで、
主催の10-FEETの3人からFAXが届きましたよ〜
メッセージとサインを書いてくれてる〜
もう週末が待ちきれん
☆ラジ友文庫☆[7.6 tue]

「インシテミル」米澤穂信(2007)(文藝春秋)
時給11万2000円、7日間24時間監視付きで隔離生活をするだけで1612万8000円の報酬がもらえるというモニターバイト。
それぞれに色々な事情で金が必要な男女12名が、この嘘のような広告に釣られてやってきた。
集められた場所は「暗鬼館」という不気味な館。そこで12人は個室を用意され、それぞれ1つずつ異なった武器を渡される。そしてこの実験のルールを聞かされた。
他の人を殺せば、報酬は2倍。
その殺人の犯人を言い当てれば、報酬は3倍。
そう、これは巧妙な殺人ゲームだった。
「なにも行動を起こさず、全員報酬をもらえばいい。」
皆の意見が一致し、落ち着いたように見えたのもつかの間、
ついに3日目、一人の参加者が死体で見つかり事態は一変する。
次々に殺されていく参加者たち。一体誰が犯人で、誰を信用していいのか。
果たして、生き残るのは…
ミステリーの王道をいく筋書き。
しかし「え!?その人が死ぬの!?」とか、予想外のハラハラで読み終わるまでは本がおけません!
この秋、藤原竜也主演で映画化も決定している話題作。
是非、映画の前に原作を読んでみてください