Chillin' Sunday Vol.313
[10.10 sun]

今日のくちイントロソングは…LiSAの『HADASHi NO STEP』でスッキリ♪


<15時台>

▶︎『Catch The Buzz』
今週のバズを捕まえろ!バズワードクイズも!


<16時台>

▶︎チャージリクエスト”チャジリク”
あなたをチャージするナンバーへのリクエスト受付中!
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▶︎『京都銀行 JAZZIN' PARK』
オススメのジャズアルバムを1枚ピックアップしてお届け!


<17時台>

▶︎『Weekend History』
あなたは今週何を検索した??

ジャム&ルイス × Chillin' Sunday オンラインインタビュー-Part3-
[10.3 sun]

《ジャム&ルイス × Chillin' Sunday オンラインインタビュー-Part3-》

Q:お二人は一緒に仕事を始められてから40年です。素晴らしいですね。こんなにも長い間、コンビとして仕事を続けられる秘訣はなんですか?

Lewis: 二人の関係で何よりもいいのは、やりたいことをさせてくれる自由さなんだ。僕はよく言うんだよ、「犬を手懐けたいなら、つないじゃだめだ。自由に走らせたら、必ずちゃんと戻ってくる」ってね。Jamと仕事をするといつも刺激があって、彼との作業は大好きなんだ。だから、たとえ僕がやりたいと思う仕事にJamがそれほど気が向かない時でも、自由に自分でやりたいことができるし、またちゃんと戻る場所もある。逆も然りで、お互いサポートし合うことで、最高の関係、仕事環境ができているんだ。

Q:Jam & Lewisは今年、自身初となるアルバム「Jam & Lewis: Volume One」をリリース。40年のキャリアで初ということで驚きました!マライア・キャリー、Mary J. Blige、Boyz II Men、Babyface、Usherなど、多くのミュージシャンが参加、素晴らしいアルバムとなっています。1曲目「Til I Found You」という美しい曲で始まりますが、Jam & Lewis名義初となるアルバムの制作はいかがでしたか?

Jam: とても良い経験だったね。このアルバムには、とても長い年月がかかっていて、自分達のアルバムを作ろうと動き出したのが35年前。ちょうど、ジャネットのアルバム「コントロール」を手掛けていた時だったんだ。「コントロール」はほぼ出来上がって、ジャネットのA&Rのジョン・マクレーンに、ミネアポリスのスタジオで、「Control」「Nasty」「The Pleasure Principle」「When I Think of You」と、曲の仕上がりを聞かせていた時、僕らとしては満足していて「これでいけるだろう」と思っていたら、ジョンが、A&Rにお決まりのひと言なんだけど、「あと一曲!」と言い出したんだ。僕らは、「え?何言ってんだ?これでいいだろう」と言ったんだけど、とりあえず何か食べに行くことにして車に乗った時、Terryが、「Jam & Lewisのファーストアルバムに入れる曲だ」とカセットテープをかけたんだ。そしたらジョンが、「これだ!この曲が欲しい!」と言い出して、「まさにジャネットの曲だ!とりあえず彼女に聞かせてくれ。気に入ったらぜひほしい」と言い張るので、しょうがないなという感じで、翌日、ジャネットもいるスタジオでその曲をなんとなくかけてみたんだ。彼女には何も言わずにね。曲を聞き終わった後、ジャネットが、「これは誰に書いたものなの?」と聞くので、「もし気に入ったんだったら、君にだよ」と言ったら、「ぜひ欲しいわ」と答えたんだ。結果、その曲が「What Have You Done For Me Lately」となって、その後の彼女の華々しいキャリアのきっかけとなる曲になった一方、僕らのデビューアルバムの話は遠のいてしまったんだ(笑)。

それからというもの、誰かをプロデュースした後、ゲストミュージシャンとして、自分達のアルバムへの参加をお願いすると、みんな快く引き受けてくれるんだけど、曲が出来上がると、「いや、やっぱりこの曲欲しいな」と言って自分用にもっていってしまうんだよ(笑)

4年前、光栄にも僕らは「Songwriters Hall of Fame」に殿堂入りすることができて、その時レッドカーペットインタビューで「今までやっていなくてやりたいことは何か」と聞かれたんだ。僕らの隣りにはBabyfaceがいて、彼の姿を見て、「ぜひBabyfaceと曲をやりたいね。それから、未だ完成できていない、僕らのファーストアルバムを仕上げたい」と言ったんだ。もう今なら僕らのわがままも通るだろうということで、「これからは自分達の曲はちゃんとキープすることにする」と宣言して、アーティストと仕事をしても流れで曲をあげてしまうのではなく、Jam & Lewis用にキープして、書き溜めた曲がついにアルバムとなったんだよ。

落合:そうなんですね。そんなに長い月日がかかっていたとは(笑)。でも「Volume One」とあるので「Volume Two」があると期待してもいいんですか?

Lewis: もちろん!Volume Twoもあるよ。すでに制作にとりかかっているから、みんなに届けるのが待ち遠しいよ。というか、「Volume One」と付けちゃったから、「Volume Two」は作らなきゃね(笑)。

Q:念願のファーストアルバムもリリースされましたが、今までやったことがなくて、今後やってみたいことはありますか?

Jam: やりたいことはまだ山ほどあるけど、一番はJam & Lewisとしてのライブをしたことがないので、ぜひやりたいね。

落合:それは最高ですね。ということは、日本に来て、ここ大阪でもライブがあるかもしれないってことですね?

Lewis: そうだね、そっちに行ける時が待ち遠しいよ。もし日本でライブをすることになったら、ゲストミュージシャンも参加するだろうし、日本のミュージシャンもゲスト出演するかも。みんなで一緒に盛り上がりたいね。

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聞き逃した方、もう一度聞きたいという方はradikoのタイムフリーで↓↓↓
(過去1週間に限り、いつでも後から聴取できます)

・ジャム&ルイス × Chillin' Sunday オンラインインタビュー-Part3-
https://radiko.jp/#!/ts/802/20211003172330

ジャム&ルイス × Chillin' Sunday オンラインインタビュー-Part2-
[10.3 sun]

《ジャム&ルイス × Chillin' Sunday オンラインインタビュー-Part2-》

Q:お二人が手掛けたアーティストの中には日本人アーティストもいて、宇多田ヒカルの「Addicted To You」、「Wait & See 〜リスク〜」もプロデュースされていますが、彼女とのお仕事はいかがでしたか?

Lewis: 彼女は本当にすばらしかった。日本語が話せないアメリカのプロデューサーが日本のアーティストと仕事するとなると言葉の問題が生じてしまうものだけど、彼女は完璧な英語を話すのでコミュニケーションをとるのに全く問題はなかったし、そして何よりも彼女は素晴らしいソングライターで、確固たるコンセプトを持って、音楽的に何をしたいか、いつもしっかりとしたビジョンを持っていたね。彼女は突出したアーティストだよ。

Jam: そうTerryの言うとおり、彼女は自分が何をやりたいかを明確に把握していた。若いアーティストではとても珍しいことで、彼女はリードボーカルだけでなく、バックコーラスやアレンジに至るまで、あらゆることにしっかりとコンセプト、ビジョンを持っていたね。当時の彼女の年齢よりもずっと成熟していたよ。Terryとよく言うんだけど、仕事をしてきた中でも僕らをプロデューサーとしてよく見せてくれるアーティストっているんだ。彼女はまさにその一人で、彼女の持つ才能がまわりの人を引き立たせてくれる。それだけでなく、彼女の音楽に対する愛が関わるみんなに伝わり広がるんだ。みんな彼女と仕事をして、そのクリエイティブなエネルギーに包まれるのが好きなんだ。宇多田ヒカルは、まさにレジェンドと呼ぶにふさわしいアーティストだと僕は思うよ。

Q:今回、LMYKのプロデュースをされていますよね。シングル「O(zero)」はFM802のヘビーローテーションにもなりましたが、彼女のプロデュースをすることになったいきさつは?

Lewis: 彼女に会って、まずその人柄にとても惹かれたんだ。そして彼女の歌を聞いたら、これまで聞いた中でも際立って美しい歌声で、まるで天使の歌声のように感じた。それからギターを弾きながら歌ってくれたんだけど、彼女が作るリフやコードの流れも素晴らしくて、すぐに「ぜひ彼女をプロデュースしたい」と思ったよ。彼女は未来のスーパースターになるって感じたからね。

Jam: 僕も会ってまず初めに、彼女の優しさやあたたかさを感じたね。そして歌声を聞くと、まるで天使が歌っているようだった。彼女は歌だけでなく、演奏もできる優れたミュージシャンでもあり、当時はギターのみ弾いていたようだけれど、今ではピアノやいろんな楽器もできて、その点でもすばらしいと思うよ。僕らがアーティストとの仕事を決めるポイントとして大きく二つあって、まず一つ目は才能を感じるかどうか、そして二つ目がより重要で、僕らをインスパイアさせてくれるかどうかなんだ。曲やアレンジ、構成において、アーティストが僕らに刺激をくれるか、その歌声は、僕らが曲を書きたいと思わせてくれるものなのか。LMYKは、今言ったその全てを持っていたんだ。

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・ジャム&ルイス × Chillin' Sunday オンラインインタビュー-Part2-
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ジャム&ルイス × Chillin' Sunday オンラインインタビュー-Part1-
[10.3 sun]

番組内ではジャム&ルイスの訳は時間の都合上簡単にお伝えしましたが、番組ブログで訳の全てをアップしますので、ぜひお楽しみください。

《ジャム&ルイス × Chillin' Sunday オンラインインタビュー-Part1-》

Q:今日はオンラインでのインタビューとなりますが、今、お二人はどちらに?

Jam: 僕は今、ロサンゼルスにある我々の「Flyte Tyme Studio」の「ブルールーム」と呼ばれる自分のスタジオにいるよ。部屋が青いから「ブルールーム」って言うんだ。

Terry: ジョージア州アトランタ、ホテルの部屋から中継でお届けしています(笑)!ピーボ・ブライソンとヨランダ・アダムスの仕事でこっちに来てるんだ。

Q:お二人は、ジャネット・ジャクソン、マイケル・ジャクソンをはじめ、マライア・キャリー、Usherなど数多くのアーティストを手掛けてきましたが、何か印象的な思い出はありますか?マイケル・ジャクソンとジャネット・ジャクソンが共演した「SCREAM」は、僕の大好きな曲の一つなんですが、どのように曲ができて、マイケルとジャネットとのレコーディングはどうだったのか伺えたら最高です。

Jam: 「SCREAM」の時は、マイケルの方からジャネットとデュエット曲をやりたいという話がきて、まずジャネットにマイケルと曲をやりたいかどうか聞いてみたんだ。そしたらジャネットも「ぜひやりたい」ということで話が進んで、当時僕らが作業をしていたミネアポリスのスタジオにジャネットに来てもらって、5、6曲、雰囲気を見る感じで曲をかけたら、「兄が好きな曲はわかるわ」と言って、彼女が1曲を選んだんだ。その後、ニューヨークにいるマイケルを訪ねて同じように聞いてもらったら、「(マイケルの口調を真似して)2曲目がいいね」とマイケルが言って、曲が決まった。ジャネットは僕らを見て、「ね、だからマイケルが選ぶ曲はわかるって言ったでしょ」と言ってたね(笑)。それから、マイケルが滞在しているホテルに行って、彼が歌詞を書いて、「SCREAM」という曲ができたんだ。

レコーディングについては、僕らの中でも一番思い出深いものになったね。マイケルはスタジオに、とても落ち着いた感じで静かに現れて、「(マイケルの口調を真似をして)じゃあ、まず僕のボーカル録りをするよ。ジャネット、君は僕の後でやってくれる?」と言い、ジャネットが了承して、レコーディングが始まったんだ。

レコーディングスタジオというのは、マイクが音を拾ってしまうから、音がするものを身につけたり、音をたてる靴を履いたりしちゃいけないものなんだけど、マイケルにはそのルールなんて関係なくて、ジャラジャラ音がする服にコツコツ音が鳴る靴も履いていた。僕らは驚いて、「これで大丈夫なのか??」とエンジニアを見たんだけど、彼は慣れた様子で「大丈夫、大丈夫、なんとかなる」という感じだった。そしてマイケルはというと、スタジオに入って曲が流れた途端、急に変わったんだ。僕らはあの様子を「タスマニアデビル」って呼んでいるんだけど、マイケルは歌いながらクルクルとターンしたり、「アオッ!!」と声を発したり、全身で曲を表現していて、僕らは仕事も忘れて見とれてしまい、ファンの女の子達のようにワーッ!と盛り上がっていたよ。すごいエネルギーで1曲歌い終えた後、マイケルは静かに「どうだった?」と聞くので、僕らは「あ、良かったよ」と言ったものの、余韻で何も言えずにいたら、「もう一回やった方がいい?」とマイケルが聞いたんだ。だから思わず「そうだね、もう一回、ぜひ!!」と返したんだ(笑)。その時、ジャネットは僕ら二人の間に座っていたんだけど、「(そっと小声で)私はミネアポリスで録ることにするわ」と言ったのを覚えてるよ。マイケルのあのパフォーマンスの後は、さすがにジャネットも遠慮するという感じだったね(笑)。

さらに、その後日談があって、ジャネットのボーカル録りをミネアポリスでした後、マイケルにその音源を送ったら、とても気に入って、「ジャネットはどこでレコーディングしたの?」と聞いてきたんだ。ミネアポリスだと言ったら、「すごくいいね」とマイケルが絶賛してくれるので、「ありがとう」とやりとりしていると、「すごくいいよね。いや本当にいい!僕もここで録るよ!」とミネアポリスに来たんだよ(笑)。
マイケルは全部録り直すつもりだったけど、結果、ニューヨークで録ったものが素晴らしかったので、1、2行使っただけで、ほとんどは最初のレコーディングのものが使われることになったよ。でもこのエピソードからも、マイケルの負けず嫌いなところと、常にベストなものを求め、最高のものを生み出そうとするマイケルの精神、素晴らしいところが垣間見えるんじゃないかな。


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聞き逃した方、もう一度聞きたいという方はradikoのタイムフリーで↓↓↓
(過去1週間に限り、いつでも後から聴取できます)

・ジャム&ルイス × Chillin' Sunday オンラインインタビュー-Part1-
https://radiko.jp/#!/ts/802/20211003170020

GUEST:LMYK (@LmykStaff) #ちりん
[10.3 sun]

今日はスーパープロデューサーコンビ ジャム&ルイスのオンラインインタビューをお送りしましたが、続いてお送りしたのは、そんなジャム&ルイスがプロデュースする9月の邦楽ヘビーローテーションアーティストLMYKのインタビュー!

「なんて呼べばいいですか?」「Lちゃんで!」という会話からスタートしたインタビュー。Lちゃんの音楽ルーツ、ジャム&ルイスとの出会いや仕事の進め方、さらに数々の名曲が生まれた気になるジャム&ルイスのスタジオのお話もしてくれましたよ〜。

聞き逃した方、もう一度聞きたいという方はradikoのタイムフリーで↓↓↓
https://radiko.jp/#!/ts/802/20211003173802
(過去1週間に限り、いつでも後から聴取できます)

■Information■

▽FM802 MINAMI WHEEL2021
10月8日(金) 19:00~ ANIMA

■Website■

▼Official Site:https://www.lmyk.jp/

▽Official Twitter:https://twitter.com/lmykstaff

16:48-16:55
京都銀行 JAZZIN’PARK【京都銀行




♪Chillin’ Sunday♪


【hashtag】#ちりん





5/4(日)お昼3時から生放送!落合健太郎の「Chillin' Sunday」



今週のちりんは・・・


グラングリーン大阪・ロートハートスクエアうめきたから公開生放送!


キミが楽しむと、世界がよろこぶ。
~公園から「世界にいいこと」に取り組む文化祭~

というコンセプトで開催される「MIDORI FES」の現地からお届けします。




●ライブ&トークゲスト:矢井田 瞳(15時台) / Tani Yuuki(17時台)






●コメントゲスト:WATWING(16時台)






<プレゼント>

◎グラングリーン大阪 南館の3階と4階にオープンした都市型スパ「うめきた温泉 連 Weiibeing ParkK」の入館チケットをペア2組に!


▼プレゼントの応募、リクエスト&メッセージはこちらから

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休日が終わる手前の日曜の午後、落合健太郎がクールかつ刺激的にお届けする3時間プログラム!