- ジャム&ルイス × Chillin' Sunday オンラインインタビュー-Part2-
- [10.3 sun]
《ジャム&ルイス × Chillin' Sunday オンラインインタビュー-Part2-》
Q:お二人が手掛けたアーティストの中には日本人アーティストもいて、宇多田ヒカルの「Addicted To You」、「Wait & See 〜リスク〜」もプロデュースされていますが、彼女とのお仕事はいかがでしたか?
Lewis: 彼女は本当にすばらしかった。日本語が話せないアメリカのプロデューサーが日本のアーティストと仕事するとなると言葉の問題が生じてしまうものだけど、彼女は完璧な英語を話すのでコミュニケーションをとるのに全く問題はなかったし、そして何よりも彼女は素晴らしいソングライターで、確固たるコンセプトを持って、音楽的に何をしたいか、いつもしっかりとしたビジョンを持っていたね。彼女は突出したアーティストだよ。
Jam: そうTerryの言うとおり、彼女は自分が何をやりたいかを明確に把握していた。若いアーティストではとても珍しいことで、彼女はリードボーカルだけでなく、バックコーラスやアレンジに至るまで、あらゆることにしっかりとコンセプト、ビジョンを持っていたね。当時の彼女の年齢よりもずっと成熟していたよ。Terryとよく言うんだけど、仕事をしてきた中でも僕らをプロデューサーとしてよく見せてくれるアーティストっているんだ。彼女はまさにその一人で、彼女の持つ才能がまわりの人を引き立たせてくれる。それだけでなく、彼女の音楽に対する愛が関わるみんなに伝わり広がるんだ。みんな彼女と仕事をして、そのクリエイティブなエネルギーに包まれるのが好きなんだ。宇多田ヒカルは、まさにレジェンドと呼ぶにふさわしいアーティストだと僕は思うよ。
Q:今回、LMYKのプロデュースをされていますよね。シングル「O(zero)」はFM802のヘビーローテーションにもなりましたが、彼女のプロデュースをすることになったいきさつは?
Lewis: 彼女に会って、まずその人柄にとても惹かれたんだ。そして彼女の歌を聞いたら、これまで聞いた中でも際立って美しい歌声で、まるで天使の歌声のように感じた。それからギターを弾きながら歌ってくれたんだけど、彼女が作るリフやコードの流れも素晴らしくて、すぐに「ぜひ彼女をプロデュースしたい」と思ったよ。彼女は未来のスーパースターになるって感じたからね。
Jam: 僕も会ってまず初めに、彼女の優しさやあたたかさを感じたね。そして歌声を聞くと、まるで天使が歌っているようだった。彼女は歌だけでなく、演奏もできる優れたミュージシャンでもあり、当時はギターのみ弾いていたようだけれど、今ではピアノやいろんな楽器もできて、その点でもすばらしいと思うよ。僕らがアーティストとの仕事を決めるポイントとして大きく二つあって、まず一つ目は才能を感じるかどうか、そして二つ目がより重要で、僕らをインスパイアさせてくれるかどうかなんだ。曲やアレンジ、構成において、アーティストが僕らに刺激をくれるか、その歌声は、僕らが曲を書きたいと思わせてくれるものなのか。LMYKは、今言ったその全てを持っていたんだ。
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