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ROCK KIDS 802

PROGRAM EPISODE

20230614 ON AIR
#SeedsForTheFuture 今週の卒業生:越野まやかさん(阪神高速道路株式会社勤務)
#SeedsForTheFuture 今週の卒業生:越野まやかさん(阪神高速道路株式会社勤務)
大阪工業大学での学びが、どんな未来につながっているかをご紹介!

今週の卒業生は兵庫県立宝塚北高等学校から、大阪工業大学、大学院工学研究科に進学しました。建築・都市デザイン専攻博士前期課程を2020年に修了した越野まやかさんです!

卒業後は、阪神高速道路株式会社に土木系総合職として入社し、大阪管内の阪神高速の土木構造物に対する維持管理・補修・補強工事の現場監督をしてます。

在学中、土木の基礎の一つである「構造力学」などを学び、プレストレスコンクリート桁(※)が燃えたときにどれぐらいの力まで耐えられるのか、また、燃える温度によって耐えられる力がどのように変わるのかといったテーマで研究・実験を行っていました。

(※)プレストコンクリート桁
プレストレスコンクリートとはコンクリートに力が加わったときの引張力を打ち消すために人工的にあらかじめ圧縮力を加えているコンクリートです。桁というのは、橋柱と柱の間を結び、車や人が通る路面を支えている部材です。

既にある構造物の維持管理をしていく中で、「どうなったら、この構造物は壊れてしまうのか」を考えるための知識となり、今の仕事に直結した学びだったと実感したそうです。

▶研究室で指導教員だった都市デザイン工学科・井上先生から越野さんにメッセージ!
私の研究室では、コンクリート構造物の設計・施工・維持管理に関する研究をしています(研究室名はコンクリート構造学研究室です)。具体的には、コンクリート構造物の耐震性(地震時のコンクリート構造物の挙動と地震に強い構造物の設計法)、耐火性(コンクリート橋が火災を受けた場合の健全性・耐荷力評価と補修・補強方法)が主たるテーマで、重要な社会基盤施設であるコンクリート構造物の各種荷重・環境下の健全性や耐荷力にかかわる研究を実施しています。
越野さんには上述のテーマのうち、耐火性の研究を行っていただきました。具体的には実際の橋梁に用いられるコンクリート桁(長さ5.5m)の加熱実験を通して、火災を受けた後の耐荷力や健全性評価についての検討を行っていただきました。研究成果は学会のシンポジウム論文集にも掲載されています。
 越野さんについて印象に残っていることは、修士2年の時に学部生を取りまとめ、後輩からお姉さんのように慕われていたこと、何事に対しても積極的に参加し、活発であったこと(他の研究室と合同でスキーや見学旅行に行った際も、いろいろと盛り上げてくれました。また、学会に参加した際には社会人の諸先輩方にも物おじせず、遅くまで飲んでいたように思います)。かなりの酒豪ですが、新入生のオリエンテーション旅行に先輩(面倒見役)として参加した際、1日目の夜に部屋で先生方や同級生と飲みすぎて、翌日使いものにならなかったことが一度だけありました。

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ご応募は、FM802 リクエストフォーム から✏️
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今週のキーワード「 公園 」を忘れずにね!

リクエストフォーム はこちら↓
https://funky802.com/service/Request/index/member/1121

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