20231101 ON AIR
#SeedsForTheFuture 今週の卒業生:愛甲涼香さん(大阪市役所 水道局 勤務)
大阪工業大学での学びが、どんな未来につながっているかをご紹介!
今週の卒業生は、奈良の郡山高校から大阪工業大学・工学部 環境工学科へ進学した愛甲涼香さん!
愛甲さんは、子供の頃から地球温暖化などの環境問題にとても興味があったそうで、
「専門的に学べる大学ってどこだろう?」と探すうちに、大阪工業大学にたどり着いたんだそうです。
大工大では、美しい地球と未来を守るため、環境について学んでいました。
特に印象に残っている授業は、「上下水道の水処理の流れ」について。
キャンパスの近くを流れている淀川の水を汲みに行って、実験を通して水がきれいになっていく様子を体験したり、
データを取って分析したり、とっても身近な「水」を通して、環境について深く考えることができたそうです。
大阪市役所・水道局で働く今は、大学での研究を活かし、
道路の下の配水管から各家庭の水道メータまでの「給水装置の維持」をしています。
生活に不可欠な「水」を私達の家まで届けてくれているんですね。
愛甲さんが思う大工大の “推しポイント” は、
いろんなジャンルの勉強をしている人が集まっているから、
それぞれの得意分野を持ち寄って、助け合いながら学ぶことができること!
大学で出来た友達は、社会人になった今も宝物です、と教えてくれました。
▶︎ 環境工学科・高山先生から愛甲さんにメッセージ!
愛甲涼香さんの指導教員だった高山です。環境工学科「生物圏気象環境学研究室」では、
気象学をベースとして、地球温暖化、ヒートアイランド、水資源問題、砂漠化、豪雨災害、森林火災など、
ヒトと自然・生態系との関わりの中で起きる環境問題について研究をしています。
研究室では4月に4年生が配属されると研究室で取り組んでいる研究内容を説明し、卒業研究のテーマを選んでもらいます。
愛甲さんが選んだのは今のお仕事で扱う“水”に関係する「降水」のテーマではなく、
ヒートアイランド現象が卓越する都市域の「熱環境」に関するテーマでした。
実験と数値解析の両方をやりたいという事だったので、
微気象学的な見地からヒートアイランドの大きな要因である、都市域の地表面における蓄熱について、
校舎の屋上テラスのコンクリートスラブを対象に観測とシミュレーションの両面から調べてもらうことにしました。
実験シーズンは真夏です。気象観測用のステーションの組み立てと観測機器の設置、
さらに定期的なデータ回収やメンテナンスと炎天下での作業は結構大変です。ところがあれあれ意外!
割とすんなりと進み、気づくと愛甲さんの名前のついた「Aiko 1」から「Aiko 4」まで
4つの気象観測ステーションが稼働していました。
さすがアクティブだなあ・・と感心していると、秋頃からなぜか研究室にあまり来なくなってしまいました。
どうしたことだ!愛甲さんは何処に行った?と思ったら、なんと彼女は向かいの実験室で水質分析のアルバイトをしていました。
こらこら!ちゃんと自分の卒業研究もやりなさいと“指導”をしたら「こちらが一段落したらやります!」との返事。
指導教員としてはやきもきしながら見守ります。遂に完成した卒業論文は・・、ちゃんとまとまっている!
冬になる頃には再び集中して卒業研究に取り組み、
私が思った以上に粘り強く分かり易い図解まで添えて卒業研究をまとめあげてくれたのです。
これには愛甲さんの真面目さと成長を感じさせられ、指導教員として非常に嬉しく思いました。
愛甲さんの今後益々の社会でのご活躍を期待しております。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
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ご応募は、FM802 HP または ラジパスアプリ
リクエストフォーム から✏️
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今週のキーワード「 未来 」を忘れずに!
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ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
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今週の卒業生は、奈良の郡山高校から大阪工業大学・工学部 環境工学科へ進学した愛甲涼香さん!
愛甲さんは、子供の頃から地球温暖化などの環境問題にとても興味があったそうで、
「専門的に学べる大学ってどこだろう?」と探すうちに、大阪工業大学にたどり着いたんだそうです。
大工大では、美しい地球と未来を守るため、環境について学んでいました。
特に印象に残っている授業は、「上下水道の水処理の流れ」について。
キャンパスの近くを流れている淀川の水を汲みに行って、実験を通して水がきれいになっていく様子を体験したり、
データを取って分析したり、とっても身近な「水」を通して、環境について深く考えることができたそうです。
大阪市役所・水道局で働く今は、大学での研究を活かし、
道路の下の配水管から各家庭の水道メータまでの「給水装置の維持」をしています。
生活に不可欠な「水」を私達の家まで届けてくれているんですね。
愛甲さんが思う大工大の “推しポイント” は、
いろんなジャンルの勉強をしている人が集まっているから、
それぞれの得意分野を持ち寄って、助け合いながら学ぶことができること!
大学で出来た友達は、社会人になった今も宝物です、と教えてくれました。
愛甲涼香さんの指導教員だった高山です。環境工学科「生物圏気象環境学研究室」では、
気象学をベースとして、地球温暖化、ヒートアイランド、水資源問題、砂漠化、豪雨災害、森林火災など、
ヒトと自然・生態系との関わりの中で起きる環境問題について研究をしています。
研究室では4月に4年生が配属されると研究室で取り組んでいる研究内容を説明し、卒業研究のテーマを選んでもらいます。
愛甲さんが選んだのは今のお仕事で扱う“水”に関係する「降水」のテーマではなく、
ヒートアイランド現象が卓越する都市域の「熱環境」に関するテーマでした。
実験と数値解析の両方をやりたいという事だったので、
微気象学的な見地からヒートアイランドの大きな要因である、都市域の地表面における蓄熱について、
校舎の屋上テラスのコンクリートスラブを対象に観測とシミュレーションの両面から調べてもらうことにしました。
実験シーズンは真夏です。気象観測用のステーションの組み立てと観測機器の設置、
さらに定期的なデータ回収やメンテナンスと炎天下での作業は結構大変です。ところがあれあれ意外!
割とすんなりと進み、気づくと愛甲さんの名前のついた「Aiko 1」から「Aiko 4」まで
4つの気象観測ステーションが稼働していました。
さすがアクティブだなあ・・と感心していると、秋頃からなぜか研究室にあまり来なくなってしまいました。
どうしたことだ!愛甲さんは何処に行った?と思ったら、なんと彼女は向かいの実験室で水質分析のアルバイトをしていました。
こらこら!ちゃんと自分の卒業研究もやりなさいと“指導”をしたら「こちらが一段落したらやります!」との返事。
指導教員としてはやきもきしながら見守ります。遂に完成した卒業論文は・・、ちゃんとまとまっている!
冬になる頃には再び集中して卒業研究に取り組み、
私が思った以上に粘り強く分かり易い図解まで添えて卒業研究をまとめあげてくれたのです。
これには愛甲さんの真面目さと成長を感じさせられ、指導教員として非常に嬉しく思いました。
愛甲さんの今後益々の社会でのご活躍を期待しております。
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