20231129 ON AIR
#SeedsForTheFuture 今週の卒業生:山下修平さん(株式会社スペース)
大阪工業大学での学びが、どんな未来につながっているかをご紹介!
今週の卒業生は、徳島科学技術高等学校から大阪工業大学・工学部 空間デザイン学科へ進学した山下修平さん!
小さい頃から部屋の模様替えが好きだったり、家具などに興味があったのですが、
本屋さんで出会った インテリアデザイナー「ヴァーナー・パントン」の本に衝撃を受けて、
「僕にはこれしかない!」と、デザインの道へ行こうと決意したそうです。
そこで高校は、インテリアの勉強ができる「徳島科学技術高等学校」に進学!
そして、より専門的なことを学ぶために、大阪工業大学 へ進みます。
山下さんが卒業制作で取り組んだのは「インタラクティブアート」。
これは、“観客を巻き込むことで表現が成立するアート” のこと。
作品を徹夜で作っていざ発表!!という段階で、ギミックにトラブルが生じてうまく機能せず、、、
成功したのを見たのは山下さんとお友達だけ(涙)
それもまた、忘れられない思い出になっているそうです。
現在は、商空間プロデュース企業を事業コンセプトに掲げる株式会社「スペース」で
商空間の企画デザイン・設計などを手かげてらっしゃいます。
「今は、VRやARなどの電子空間が発展しているけど、
リアルな空間にも驚きや喜び、刺激はたくさんある。
僕が生み出したものが 誰かのワクワクに繋がれば最高だなぁ〜!」 と話してくれました。
インテリアやデザイン、建築 と聞くと理系のイメージが強いですが、
山下さんは数学が苦手で、国語や社会が好きだったそうです。
「文系だから、理系だから、自分には無理かな… と決めつけちゃうのは勿体無い!」と、
笑顔でお話してくれた姿が印象的です。
▶︎ ▶︎ 西應先生から山下さんにメッセージ!
山下さんの研究を担当していた、空間デザイン学科 教授の西應です。
私の研究室の特徴は、対人距離など空間での人間行動の観察結果から、魅力ある空間について検討することです。
研究室では、空間に対する連続した人間の視線計測を行った結果から、
かつてない特徴を持った豊かな空間設計を目指しています。
研究室の卒業生は、山下さんのように商業空間設計事務所へ就職する方々を中心として、
ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社、近年では鉄道関連の空間設計事務所など、
様々な空間関連の分野で幅広く活躍しています。
山下さんの卒業研究は1/1スケールのディスプレイ作品でした。
外部空間と内部空間をつなぐ働きをする興味深いテーマの卒業研究で、
研究内容(理論)を現存する物質を使用して、
目に見える形、動きをともなって作品として表現する難易度の高いものでした。
山下さんは入学以来、特にインテリア演習課題において、
毎回、論理的思考・技術を駆使した優れた着想の高度な結果を出し続けていました。
更に卒業研究では、これまで培ってきたデザインの知識・技術、芸術に対する理解に加え、
作品を作動させるプログラミングの工学的知識を独学で学びました。
完成した卒業制作は、室内の居住者が大気の流れの方向や、
強さなど住空間周囲の環境変化を動きのある映像によって感じ取れるものでした。
調整時間が長くなったことが原因で卒業制作の講評会当日には完全な作動ができませんでしたが、
設定した機能を美的に実現するというデザインの目標を達成し、明確に説明を行った姿は印象的でした。
自ら学ぶこと、物事に対して誠実に取り組むことの大切さを感じた鮮やかなイメージは今も記憶に残っています。
山下さん、これからも自ら学び続けてください。
そのアクションこそが新境地を開拓し、進み続ける原動力になると思います。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
\ 今週のプレゼント /
04 Limited Sazabys との コラボ「カイロ」◎
応募に必要なキーワードは・・・
「「「 デザイン 」」」
ご応募は、FM802 HP または ラジパスアプリ
リクエストフォーム から✏️
メッセージ欄の最初に、
今週のキーワード「 デザイン 」を お忘れなく!
↓リクエストフォーム はこちら↓
https://funky802.com/service/Request/index/member/1121
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
↓11/29 の放送を聴き逃した方はradikoタイムフリーで ↓
https://radiko.jp/share/?sid=802&t=20231129210000
今週の卒業生は、徳島科学技術高等学校から大阪工業大学・工学部 空間デザイン学科へ進学した山下修平さん!
小さい頃から部屋の模様替えが好きだったり、家具などに興味があったのですが、
本屋さんで出会った インテリアデザイナー「ヴァーナー・パントン」の本に衝撃を受けて、
「僕にはこれしかない!」と、デザインの道へ行こうと決意したそうです。
そこで高校は、インテリアの勉強ができる「徳島科学技術高等学校」に進学!
そして、より専門的なことを学ぶために、大阪工業大学 へ進みます。
山下さんが卒業制作で取り組んだのは「インタラクティブアート」。
これは、“観客を巻き込むことで表現が成立するアート” のこと。
作品を徹夜で作っていざ発表!!という段階で、ギミックにトラブルが生じてうまく機能せず、、、
成功したのを見たのは山下さんとお友達だけ(涙)
それもまた、忘れられない思い出になっているそうです。
現在は、商空間プロデュース企業を事業コンセプトに掲げる株式会社「スペース」で
商空間の企画デザイン・設計などを手かげてらっしゃいます。
「今は、VRやARなどの電子空間が発展しているけど、
リアルな空間にも驚きや喜び、刺激はたくさんある。
僕が生み出したものが 誰かのワクワクに繋がれば最高だなぁ〜!」 と話してくれました。
インテリアやデザイン、建築 と聞くと理系のイメージが強いですが、
山下さんは数学が苦手で、国語や社会が好きだったそうです。
「文系だから、理系だから、自分には無理かな… と決めつけちゃうのは勿体無い!」と、
笑顔でお話してくれた姿が印象的です。
山下さんの研究を担当していた、空間デザイン学科 教授の西應です。
私の研究室の特徴は、対人距離など空間での人間行動の観察結果から、魅力ある空間について検討することです。
研究室では、空間に対する連続した人間の視線計測を行った結果から、
かつてない特徴を持った豊かな空間設計を目指しています。
研究室の卒業生は、山下さんのように商業空間設計事務所へ就職する方々を中心として、
ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社、近年では鉄道関連の空間設計事務所など、
様々な空間関連の分野で幅広く活躍しています。
山下さんの卒業研究は1/1スケールのディスプレイ作品でした。
外部空間と内部空間をつなぐ働きをする興味深いテーマの卒業研究で、
研究内容(理論)を現存する物質を使用して、
目に見える形、動きをともなって作品として表現する難易度の高いものでした。
山下さんは入学以来、特にインテリア演習課題において、
毎回、論理的思考・技術を駆使した優れた着想の高度な結果を出し続けていました。
更に卒業研究では、これまで培ってきたデザインの知識・技術、芸術に対する理解に加え、
作品を作動させるプログラミングの工学的知識を独学で学びました。
完成した卒業制作は、室内の居住者が大気の流れの方向や、
強さなど住空間周囲の環境変化を動きのある映像によって感じ取れるものでした。
調整時間が長くなったことが原因で卒業制作の講評会当日には完全な作動ができませんでしたが、
設定した機能を美的に実現するというデザインの目標を達成し、明確に説明を行った姿は印象的でした。
自ら学ぶこと、物事に対して誠実に取り組むことの大切さを感じた鮮やかなイメージは今も記憶に残っています。
山下さん、これからも自ら学び続けてください。
そのアクションこそが新境地を開拓し、進み続ける原動力になると思います。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
\ 今週のプレゼント /
04 Limited Sazabys との コラボ「カイロ」◎
応募に必要なキーワードは・・・
「「「 デザイン 」」」
ご応募は、FM802 HP または ラジパスアプリ
リクエストフォーム から✏️
メッセージ欄の最初に、
今週のキーワード「 デザイン 」を お忘れなく!
↓リクエストフォーム はこちら↓
https://funky802.com/service/Request/index/member/1121
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
↓11/29 の放送を聴き逃した方はradikoタイムフリーで ↓
https://radiko.jp/share/?sid=802&t=20231129210000