2017-01-22   <<すむ・奈良・ほっかつ!Beautiful Life【上牧町編①】>>

ほっかつ4町【王寺町・河合町・上牧町・広陵町】の
魅力を4人の女性DJがプレゼンターとして登場する”すむ・奈良・ほっかつ!Beautiful Life”

今週は、河嶋奈津実さんが”上牧町”の情報をご紹介

”上牧町”と書いて、「かんまきちょう」と読みます。
古代、北葛城郡の馬見丘陵に、宮廷の馬が放牧されていた
牧場だったことが地名の由来だそうで、
その名の通り、のどかな田園風景や、
季節ごとに移ろう自然の姿など、心和む風景を楽しむことができます。

取材に行ってきたのは、町の花“笹ゆり”にまつわる
伝説の舞台でもある『片岡城跡』
上牧町には、「笹ゆり姫物語」という、
戦国の世、片岡城の一人娘佐葦姫と木辻城の嫡男景頼との恋物語、伝説が残っています。
この”笹ゆり”は、上牧町の街のは花。
現在は、町の皆さんが笹ゆりの再生の取り組みを行われていて、
梅雨時期には、清楚で薄いピンクの花と、上品な香りが多くの人を魅了してくれます。

片岡城跡は、上牧町の北西に位置する場所、
南北に伸びた馬見丘陵の最北端、少し入り組んだ住宅街を奥へ進んだところにあります。
西側には葛下川と南北には街道があり、片岡谷一帯を支配する位置に築城。
興福寺一乗院方の片岡氏が居城としていました。
片岡氏は後に河内から大和に勢力を伸ばしてきた松永久秀によって滅ぼされ、
今は城跡だけが残っています。

現在は、ご近所にお住いの方の私有地(畑)になっていますが、
お城の説明書きの看板もあり、大きな掘切が広がっているので、イマジネーションを掻き立てます
片岡城跡を探しながら、住宅地を歩きましたが、
この道も白壁や瓦屋根の大きくて、歴史のあるお家が並んでいて、絵になる道。とっても穏やかな時間の流れる静かな街なみも楽しめます

片岡城跡を少し奥へ進むと、伊邪那岐命を主神に
春日、八幡、住吉、稲荷の神を祀っている「伊邪那岐神社」もあります。
こちらもとても幻想的な神社ですので、ゆっくりとお出かけください
 

【北葛城移住プロジェクトほっかつHP】
http://www.hokkatsu.jp/

【上牧町公式HP】
http://www.town.kanmaki.nara.jp/

【片岡城笹ゆり姫物語HP】
http://www.town.kanmaki.nara.jp/tourism/sasayurihime