Walkin' Talkin' -徒然ダイアローグ-

monday 21:00-22:00 ONAIR

1 week talking

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《高橋 優は繊細?! 阿部真央は大人?!》

高橋 優)僕は、まだ阿部さんほど、仕事とプライベートの両立方法が、具体的に見つけられていないかもって思う。友達は、僕も最近増えたと思うの。で、広く浅く付き合いたいと、心では思っているけど、なかなか器用にそうはいかなくて。仲良くできる人は限られていて、仲良くなれたら、その人たちのことをすごい大事にしたいと思うから、誘われたらできるだけ行くようにするんだけど、行くようにしている最中に、曲作りがうまくいってたり、ツアーが近かったりして、練習を選んだりするとさ、心のどこかで「友達のこと断っちゃったけど、大丈夫かな?」って、なんかそわそわしちゃう自分がいて、まだそこのバランスがなかなか取れない時がある。
阿部 真央)やっぱり繊細なんだ〜。そういう時ありますよ。私も。でも、そういう風に感じないかも。
高橋 優)どう感じるの?
阿部 真央)「断っちゃったな。悪かったな。」って思うんですよ。思うんですけど、でも、お互いに忙しいしな。って割り切っちゃうかも。だから、そんなに自分を責めるほど、私、優しくないな。と思って。
高橋 優)でも、そうやって割り切れてるところが、僕が尊敬できるところなのかも。
阿部 真央)またまた、良いように言ってくれて〜。
高橋 優)いやいや本当に。そこ割り切れたほうがいいもん。僕も、断る時は断るんだよ。自分で。なのに、一人でちょっとそわそわするっていう。
阿部 真央)優しいんですよ。
高橋 優)いやいや、よく言えばそうだけどさ。優柔不断なんだよ。心のどっかは。小さい頃から、そういう自分がすごく嫌で、優柔不断な部分を人に見られないようにしているんだけど、心のどっかで、そういう気持ちが残ってる時点で、自分の中では葛藤が終わらないもんね。さっきと逆で「遊びに来ちゃったけど、大丈夫か?」、「曲作り乗ってたんじゃないの?」って、結局どこにいっつもそわそわしている自分が、まだいるんだよ。31にして。
阿部 真央)でも、それってアーティストっぽくないですか?
高橋 優)そうかなー。
阿部 真央)いろんな感情が常にうごめいていて、一つのことをいろんな側面から、見たり感じたりしているから曲が書けるんですよ。

《高橋 優と阿部真央がストリートを始めた理由》

高橋 優)どれくらいやってたの?路上ライブは?
阿部 真央)高校1年生の夏から次の年の夏くらいまでです。
高橋 優)しかもギター始めて、すぐ路上も始めたの?すごいね。その度胸。
阿部 真央)いや、それには理由があるんですよ。家がアパートで、ギター弾いてたら、下の人に「うるせー!」って怒られたんですよ。で、外に行くしかないなって。でも練習しに行ってたから、聞いてほしくないんですよ。他人に。だから目の前に止まられてたお客さんに、「すみません。練習しているだけなんで、行ってください。」って。
高橋 優)はははは〜(笑)
阿部 真央)あと、待ってても2曲しかできなかったから、それ以上曲がないので申し訳ないなと。そんな中で、路上ミュージシャンの友達が増えてったりとか、止まってくれる人が出てくるじゃないですか?だから、できる曲を増やさなきゃなとか、曲書かなきゃなってなってくるんですけどね。
高橋 優)一緒!僕もアパートに住むようになってからだもん。路上ライブに出はじめたの。やっぱり人に迷惑かかったらいけないから。でも歌いたい!っていう。しかも当時もうオリジナルの曲があったので、それをどっかでおっきい声で歌いたいっていうのがあったから、聞いてもらいたい!とか、お客さん作りたいっていうのとは、ちょっと違ったもん。

on air楽曲

テーマ「今のような音楽スタイルになる衝動をくれたアーティスト」
FOUR SEASONS / THE YELLOW MONKEY
高橋 優)僕が中学校とか小学校の時から共感を得ていた、カリスマと言われる人たちの書いてきた曲で、いいと思う曲は、戸惑っている人たちの曲だったかもしれない。人生ってこうだぜ!って言われるよりも、「あっちでもこっちでもない。どういうことなんだろう?でも君のことは好き。」みたいな。その葛藤の部分がすごくカッコいい。吉井さんなんてかっこいいしかないのに、歌の中では、ちょっと弱々しかったり、どっちつかずな部分があって。そこがまたかっこいいと思う一曲。
Avril Lavigne / My Happy Ending
阿部 真央)Avrilに出会うまで、歌手とは、提供された曲を歌う人だと思っていた。この曲を弾きたくてギターを始めた。私にこの道にはいるきっかけをくれた曲。
テーマ「初めて弾き語りでカバーしたアーティストの曲」
ROCKET DIVE / hide with Spread Beaver
高橋 優)僕の中学に訪れたバンドブーム。みんなギターをもってGLAYをカバーする中、僕はhideとX JAPANが大好きで、この曲をエレキでカバー。でも、人前で演奏したことはない。
チェリー / スピッツ
阿部 真央)Avrilの曲を弾くためにギターを始めたものの、初めて弾き語りで成功した曲がこちら。ほとんど独学だったので、教本を買って、そこに乗っていて練習していた。今でも曲を作る時に、原点に戻るために、たまに弾き語る。でも、人前で演奏したことはない。
テーマ「ストリート時代の鉄板曲」
メロディー / 高橋 優
高橋 優)メジャー1st album「リアルタイムシンガーソングライター」に入っている一曲。路上ライブを始めてすぐ作った曲で、2002年とか3年くらいから、ずーっと歌っている曲で、代表曲だと思っていた。当時、僕は札幌のススキノで路上ライブをやっていたから、たまに酔っ払いのお客さんが、「長渕やってくれよ!!」とかってくるんですよ。ただ、当時僕はそのリクエストに応えることがベストじゃないと思っていたから、「すみません。長渕剛さんはかっこいいんすけど、長渕さんの乾杯っぽいゆっくりした曲調の・・・。」っていって、必ずこの曲を歌っていました。結果的にはゆっくりした部分しか会ってないんだけどねw  
MY BABY / 阿部 真央
阿部 真央)一年間くらいしかストリートで活動してなかったので、曲があんまりなかったんですよ。この曲を作ったのが、高校一年生の終わりごろ。その直後に違う曲を作って、メジャーへのきっかけになった大会に出るので、この曲しか選択肢がなかったという意味でセレクトしました。私の処女作です。

2 week talking

2 week talking

《高橋 優、優しさについて考える!?》

阿部 真央)じゃあ、優さんと結婚する将来のお嫁さんは、幸せですね?
高橋 優)なんでー?!
阿部 真央)だって、女の兄弟がいる男性って優しいですよ。
高橋 優)あー、まあ、優しくなってほしいっていうことで、「優」っていう名前にさせられちゃったんですけどね。
阿部 真央)あ、そういうことですか?
高橋 優)そうなんだって。優しさについては今でも考えてるよ。優しさと思って、やったことが、女の子にとって冷たいとか言われることあるよ。
阿部 真央)何したんですか?
高橋 優)そんな話しさせるの?ラジオで?!例えばね、あんまりないけどさ、僕に異性の魅力が欲しくて電話してきた女の子がいたとしてね。僕にとっては、料金とかあるし、時間もあるから、早く会話を終わらせることが優しさだと思ってやったら、向こうからしたら、なんでそんなにすぐ会話を終わらそうとするの?みたいな。
阿部 真央)あー、優さん「の優しさ」は、そういうことなんですよね。「優しさ」って全部、「優しさ」だったりするわけじゃないですか?例えば、優しさは、横幅30センチくらいあって、でも15センチの優しさは、発信する側が考える優しさで、残り15センチは相手がどう感じるか。
高橋 優)そうなんだよねー。
阿部 真央)でも、それがわかっている男の人は胡散臭くいですよ。女の子ってこういうもんだから、これくらいに付き合っておいてあげたほうがいいんだよ。ってできる人は、私は信用できないけどなー。
高橋 優)あー、なるほどなー。
阿部 真央) だから純粋に、「僕はこうだと思っているよ。」とかって、突っ込まれた時に口喧嘩できるくらいの方がいいですよ。だって女の子のことなんでそんなにわかってんの?って思いません?女の子って喋りたい生き物だから、僕がウンウンって言ってさ、そうやって付き合っといくのが大事なんだよ。って。そういうことができちゃう人って他でもできちゃうんでしょ?って思うんですよね。
高橋 優)あー。ただ、「女の子ってこういう生き物だから」って言った時点で、決めつけ入ってるもんね。
阿部 真央)決めつけ入ってきているし、その辺不器用なくらいの方が絶対いいと思いますよ。

《 高橋 優は女性的!? 》

高橋 優)僕が31年間生きてきて、男性と女性の違いで思うのは、男性の方が猪突猛進というか、一個目標があるとそれにまっすぐみたいなことをやりたがる。女性は逆に選択肢をたくさん提示できる人が多いように思う。だからそういう男性と女性が一緒になると、女性は「なんでこの人はこんなに選択肢があるのに一つしかなって言ってるんだろう?」、男性からすると「僕はまっすぐ進みたいのに、あれもあるのにこれもあるのにって隣でうるせー!」みたいな喧嘩をよく見る。僕もそういうことあったしね。それは、どう思いますか?
阿部 真央)なるほどー。その通りだと思います。でも、結果的にうまくいくのはそういう二人だと思いますけどね。どこまで歩み寄れるかにもよりますけど。やっぱり一本これしか見てないんだぜ!っていう女性もいますから、そういう二人が一緒になっちゃうと二人でとんでもない方に行っちゃう。逆もしかりで、いろんな選択肢があって迷っちゃうこともあると思うんですよ。そこを「あれがいんじゃない。」、「これがいいんじゃない。」って的確にアドバイスできる人が横にいると、結果的にそういう人たちが夫婦になっていることが多いように思う。
高橋 優)あー、補えあえればいいってことね。
阿部 真央)そう。で一個今の話ししてて思ったのは、男らしい女もいたり、女性らしい男性もいたり。本当に、男脳、女脳みたいなものがあるんだろうなって思いますよね。
高橋 優)そういう意味では、僕、自分でいうのも変だけど、けっこう女性らしい部分があるんじゃないかなって、思ってるのよね。
阿部 真央)ハハハハ!優子?高橋 優子 登場?!

on air楽曲

テーマ「この男らしさが好き!この男らしさに憧れるアーティスト」
10カウント / 竹原ピストル
高橋 優)メジャーデビュー前、東京出てきたときに、よく対バンしていた人。多くを語らないんだけど、歌の中では次から次へと言葉が出てきて、その言葉の中にはあまり音符は感じられないんだけど、そこにグルーヴがある。そして気づくとちゃんとサビがあって、最後それを畳み掛けられると、なんか泣きそうになる。男の鏡です!容姿も声も、僕の中でTHE 男なアーティスト。僕の男の中の男な人。
笑顔の未来 / エレファントカシマシ
阿部 真央)風貌とか、歌い口調とか、選んでいる言葉とかは、男くさい感じなんだけど、歌っていること自体は意外とロマンチックだったり、美しかったりするんですよ。男性のシンガーソングライターとか、バンドのフロントマンさんが書く曲って、すごく美しさの中に、不器用なところだったり、愛すべき部分があって、そういうのってすごくいいなって思うんです。この曲もその一つ。
テーマ「この女らしさが好き!この女らしさに憧れるアーティスト」
恋文 / 中島みゆき
高橋 優)女の人はすごくたくさん考えるし、思慮深いと思うのに、失恋した後の悲しい歌とか書くでしょ。けじめついてて、サバサバしてて、立ち振る舞いだけだったら、そんな失恋の悲しみなんて、早く置いていけよ!って思うところで、悲しむ人がいっぱいいる。だから女の人の書く失恋の歌って興味あるんです。どういう思いでこれ書いたんだろう?って。別れた男の人に聞いてほしいのか?自分の思いを他の同じ悲しみを感じている女の子と共感する為なのか?いろんなパターンがあるんだけど。この曲は、中島みゆきさんが「女々しさ」というものを表現したのかな。と思う曲。弱い女性が男の人にすがっている状態を表現した曲な気がして。狙って書いたのか?当時まさにそういう気持ちで書かれたのかわからないけど、聴けば聴くほどに、女心が分からなくなる曲です。
心だけ愛して / 山崎ハコ
阿部 真央)同じ大分県出身の山崎ハコさん。大好きなんです。女性ならではの歌詞だなって思うんですけど、「あなたと私が一緒に生きていく方法が一つだけあるわ。心だけ愛して」って曲。要は、私に付属しているものとかじゃなくて、私の心をみてよ。って、私はそういう風に解釈したんですけどね。ということは、今この人は心を愛されてないんですよ。「心だけ愛して」っていう言葉の裏に、現状がすごく透けて見える曲。
テーマ「高橋 優が選ぶ、グッときた!やられた!と思った阿部真央の曲」
いつの日も / 阿部真央
高橋 優)「私、今まで何度も あなたに恋をして、何度も泣いたけど、今 私幸せよ」って、歌うところがすっごい好きで、一番泣ける。 あそこに哀愁があるのよ。すごい幸せな最中に言われても泣きそうになるし。別れ際に言われても、すげー泣くだろうなって思ったの。この曲自体はそんなお別れの曲ではないでしょ?
阿部 真央)でも、この曲を書いた時は、その時、付き合っていた人と別れた時の曲です。
高橋 優)やっぱり!?僕、この曲聞いてるとすごく寂しくなるんだよ。この歌って、曲の中で、そんなに別れを連想させる言葉ってないんだよね?「愛してよー」って歌ってるんだよね。その歌い方なのか、Bメロの持っていき方、サビにいく感じとかがなんか悲しんだよ。そこがこの曲のパワーだと思ってて「幸せよ」って歌ってるのに、悲しい女の子なんだよ。
テーマ「阿部真央が選ぶ、グッときた!やられた!と思った高橋 優の曲」
BE RIGHT / 高橋 優
阿部 真央)この曲すごい好きで、これが一曲目にあることで「勝ったな。このアルバム」って思ったの。「勝ちだな」って思いましたよ。
高橋 優)「勝ち?」どういうこと?どういうアルバムだと負けるの?そういうの教えて。
阿部 真央)要は、リスナーを掴むってことです。歌詞が好きなんです、この曲の。「亀の甲羅を背負ってる人はまだ見たことないけど、心の壁をこしらえてる人は山ほど見かける」みたいな。それが冒頭で始まるでしょ?そういう所からして、よく見てんなって思うし、それをこういう切り口で歌えるところが高橋 優なんですよ。私の中では。じっくり歌詞を聞きたい時も、さらっと聞いて元気になりたい時もどっちでも行ける曲。これぞ高橋 優だなって思う曲です。

3 week talking

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《阿部真央が気になる高橋 優の「福笑い」》

阿部 真央)私も実は今年に入って、ラジオ中に即興で曲を作る。っていうのをやらせてもらったことがあったんですけど、すーっごい大変だったんですよ。緊張したし、プレッシャーだし、ここで出来ません!って言ったら、滑るし。どうしよーって。そんな中、なんとか生み出したんですけど。「福笑い」もラジオで、リスナーさんからテーマをもらって作った曲じゃないですか?この曲作った時は、どういう気持ちで生まれたのか?聞きたくて。
高橋 優)悔しかった。
阿部 真央)悔しかった?!。
高橋 優)思ったほどのものができなかったの。自分の中で。
阿部 真央)えー、うそー!?
高橋 優)僕、このWALKIN’TALKIN‘で、ぶっちゃけちゃうけど、「福笑い」って曲は、こうやって名曲って言われて嬉しいし、これからも自分で歌っていきたい曲だけど、自分の中で渾身の「書いてやろー!」と思って書いた曲では全然ないの。あの条件の中で書かなきゃいけなくて。唯一思っていたのは、周りにいた人が納得するものを作りたかったの。あとちゃんと番組のエンディングを飾るものを作りたかったから、 ちゃんとフルで作りたかったのに、1コーラスしか作れずに終わってしまったことが、あの時は悔しかった。しかもスタジオの反応も「おー。。。(そんな感じね。)」 くらいだったし。だから、できたタイミングで、一番最初に出てきたのは、「あっ、多分イマイチだったんだな〜。」って感想だった。
阿部 真央)じゃ、まさか5年後、これだけ幅広く愛される曲になるとは、全く思わず?
高橋 優)もう、つゆ知らず。
阿部 真央)でも、以外とそんなもんかもしれませんよ。名曲が生まれる時って。
高橋 優)そうなんだよねー。それがわかんないよね。この曲なんて、僕ん中では、悔しさの曲だったんだもん。完全なるハプニングソングです。僕からすると。

《高橋優が気になる阿部真央の「メールのお尻にハートマーク 」》

高橋 優)さっき阿部さんが箸休め的に作った曲の方が評価される時があるって言ってたけど、この曲はどっち? 気合い入れた方?
阿部 真央)私は、これ、結構気合い入れて作りました。
高橋 優)あー、そうなんだ。曲の長さもさ、1分40秒くらいじゃない。2分弱くらいの曲なんだけど、めっちゃ共感するんだよね。
阿部 真央)ハハハハ(笑)。乙女か(笑)。
高橋 優)僕が一番共感した場所は、自分が送ったメールの返事が怖いから電源切るっていう。
阿部 真央)ハハハハ!
高橋 優)結局切るんだよね。僕も切るんだよ。けっこう。
阿部 真央)そこ、高橋 優子、出てきてますよ。
高橋 優)優子出ちゃってる? バタバタしてたとか、寝てたとかさ。「嘘つけ!もっとましな言い訳考えろ!」って思うよね。
阿部 真央)そうそう。二日も寝るか!ってね。
高橋 優)この曲ってさ、気になる人から、どういう意図かわかんないハートマークのついた メールが送られてくるって言う人の歌なんだよね?
阿部 真央)そうです。
高橋 優)そこをあの曲調で歌ってるじゃん。この共感とライブでめっちゃ盛り上がりそうなところがマッチしてて、すごい好きなんですよ。

on air楽曲

テーマ「このハマり具合が素晴らしい!と思ったタイアップソング」
阿部真央セレクト「オモクリ監督〜9時過ぎの憂鬱を蹴飛ばして〜 / 高橋 優」
高橋 優)どうしてこの曲にしたの?
阿部 真央)めっちゃ合ってるから。やっぱりこの曲に、番組とか番組スタッフさんへのリスペクトとか、そこに対する感動や共鳴する部分が合ったからこそ、これだけハマったと思うんです。
高橋 優)この曲に関しては、番組に寄せ切ろうと思ったんですよ。僕の中では、オモクリ監督っていう名前の仮面ライダーみたいなヒーローがいて、そのテーマ曲を書こうと思って書いた曲です。
高橋 優セレクト「ひこうき雲 / 荒井由美」
阿部 真央)私もこれは映画見に行きましたよ。
高橋 優)宮崎駿さんの監督作品としては最後と言われているもので、その主題歌です。この映画自体がすごく好きっていうのもあるし、映画が出来る何十年も前に出来た曲なのに、これだけ作品と合っているっていうね。この出会いっていうのはすごいなと思います。
テーマ「最近きになる曲・アーティスト」
阿部真央セレクト「桃太郎 / 水曜日のカンパネラ」
阿部 真央)ヤフオクのCMに出ているコムアイさんっていう女性の方が所属されている水曜日のカンパネラ。これ優さんも気になってたんですよね?
高橋 優)僕も大好き。
阿部 真央)カリスマ性みたいなものを感じるんですよ。なんかオーラというか。うまく言えないけど、すごくアーティスト!という感じがするんです。
高橋 優セレクト「Insight / WHITE ASH」
高橋 優)最初、よく名前を聞くから気になって、買って聴いてみたらすごく良くて、でTwitterとかで検索したら、ボーカルはのび太って人で。見た目ものび太っぽいし、華奢でちっちゃくて。本当にのび太っぽいし。しかも、喋ると腰低くて、なんか下から下から来る感じだし。そういうのがあって、こないだアミューズフェスで初めて生でLIVEを見せてもらったら、めちゃめちゃかっこいいのよ。振る舞いとかも。それを見て、僕はもう「なんだよのび太のくせに」って言ってるのよ。
阿部 真央)あれ?それスネ夫とジャイアンの立ち位置じゃないですか?
高橋 優)そう!なんか、のび太っていう名前を自分につけた彼の意図通りに、手のひらの中で転がされているような気持ちになっちゃったんだよ。それにも すげー悔しいんだよね。
テーマ「お互いの曲で気になる曲。」
阿部真央セレクト「福笑い / 高橋 優」
高橋 優セレクト「メールのお尻にハートマーク / 阿部真央」

4 week talking

4 week talking

《家の中で一番大切にしているもの!!》

阿部 真央)なんかありますか?
高橋 優)僕、やっぱ普通に金?
阿部 真央)ハハハハ(笑)。マニー?!財産ってことですよね。
高橋 優)そうそう。だって、僕ら歌歌っててね、やっぱギターです。とか答えるの面白くないでしょ?
阿部 真央)面白くないし、 ギターではないしね。(笑)
高橋 優)なんかある?
阿部 真央)できるだけ、毛の落ちてない床。
高橋 優)それを大切にしてんの?ドウイウコト??
阿部 真央)ちょっと下ネタになりますけど、いろんな体毛が落ちるわけじゃないですか?
高橋 優)そりゃ、生活してますからね。
阿部 真央)できるだけ、髪の毛とか、いろいろな毛が落ちててほしくないんですよ。で、うち、犬がいるんですけどトイプードルなんで、そもそも毛が抜けないんですよ。この子が抜けないのに、私たちがこんな撒き散らしてどうするんだ?!って。だから結構、掃除はしてますね。
高橋 優)なるほどね。僕今さ、イメージの中で、毛が落ちてない部分を大切にしている。って、なんか、部屋の中に、ここだけは、毛も何も落としてはいけない、聖地みたいなのがあるのかと思っちゃったw
阿部 真央)なんのおまじないなんですか!?(笑)

《日々の生活の中で大事にしていること》

高橋 優)僕は「健康」。今31歳なんですね。ここ最近お酒も強くなって、下っ腹出てきましたとか、肌にブツブツ出来てきました。みたいなことを、すべて「僕も30だしな。」とかって言いながら、それでだらしなくなるのは、違うなって思うの。自分に限って言うと。年齢を言い訳にして、「やれません。とか、できません。とか、前はやれました」みたいなことを、できる限りしたくない。だから、前よりも走るようにしたりとか、筋トレしたりとか、今になってスケボー始めたりとかね。自分のイメージを自分で固めず、年齢のせいにせず、やっていきたいなっていうのは思ってる。年取れば取るほど、壁が出来ていっちゃって、「僕、そういうのはもう受け付けない人間なんだわ」って言い切っちゃことのもったいなさみたいなものを感じるの。だからできるだけ吸収するようにしてる。
阿部 真央)私は、できるだけストレスを溜めない。ってことですかね。
高橋 優)どうすんの?たまっちゃうじゃん。
阿部 真央)自分の考えとマネージメントの考えを常に共有しておく。無理だけど、常に一心同体くらいでいてくれないと困るぜ!みたいな。そこまでして、この仕事したいなと思うので。特に私とか優さんみたいな曲を書く人は、仕事よりも、やっぱり人と人とのつながりだと思っちゃうから。できるだけ、ストレスを溜めないようにするには、どうしたらいいかな?っていうことを考えるようにはしてますね。

on air楽曲

テーマ「人生において大事にしている曲」
阿部真央セレクト「lyla / OASIS」
阿部 真央)洋楽あんまり聞かないんだけど、OASISは好きで、その中でもこの曲はいつ聴いても元気になる。いつ聴いてもアガるっていうか。どんなに気分が落ち込んでても、少し元気になれる。それくらい軽いタッチで、でも自分の深いところに入ってきて元気にさせてくれる曲。
高橋 優セレクト「SOUL LOVE / GLAY」
高橋 優)僕が中学生の時に初めてコピーした曲。その時、僕は坊主で学ランで、在校生の前で、体育館で歌っていただけなんだけど、今でもなんかわかんなくなった時、どういう曲歌えばいいんだろう?とか、自分はなんで今ここにいるんだっけ?って思ったりした時に、この曲を聴くと、あの時の気持ちを思い出して、あのワクワク感が欲しかっただけじゃないか!って気持ちになれる。
高橋 優セレクト「ROCKET DIVE / HIDE with SPREAD BEAVER」
高橋 優)僕の中ではさっきのSOUL LOVEとセットの曲。歌の初期衝動がGLAYさんであれば、ギターの初期衝動を起こさせてくれたのが、このHIDEさんだったので。この曲のリフを弾きたくて、初めてギターを買ったということで。
阿部真央セレクト「シャツを洗えば / くるりとユーミン」
阿部 真央)この曲もいつ聴いてもアガる曲。 こういうノリが好き!
阿部真央セレクト「Re:play / Aimer」
阿部 真央)一緒に対バンさせてもらったり、楽曲提供もしている大好きなアーティスト。
高橋 優セレクト「BURN / THE YELLOW MONKEY」
高橋 優)この曲で、カラオケの採点ゲームで高得点をマークしたことで、コピーバンドのボーカルをやるきっかけをくれた曲。

5 week talking

5 week talking

《これからの二人》

高橋 優)現状に悔しさとか、そういうのがあるの?
阿部 真央)悔しさっていうよりも、なんだろうなー。歌う目的が自分自分だったことが、今応援してくれている人とか、ファンの人、支えてくれている人たちに向けて、今自分が何が言えるかとか、そういう人たちに活動で応えていきたい。そういうことになってくるじゃないですか?逆にそれがないと続けていけないというか。もちろん自分が表現したいことも模索しつつなんだけど、やっぱりモチベーションの一つとして、期待をしてくれていて、まだまだ上に行く余白があると思うし、そこを誰よりも、さみしがりながらも求めているのは、ファンの人たちだと思うんです。阿部真央がどんどん売れていくのは寂しいけど、でも嬉しい!みたいな。そういう人たちのためにっていうと、おこがましいんですが、そういう気持ちでいます。優さんも、もしかするとそういう気持ちなのかなと思って。
高橋 優)そうだよね。例えが間違っているかもしれないけど、一番売れてるラーメンはカップラーメンだ!みたいな例えがあるでしょ。行列のできる1店舗になりたいのか、それともチェーン店のラーメン屋さんになりたいのか?そこに尽きるよってなった時に、僕はやっぱり一人でも多くの人に食べて欲しいって思うの。その人たちの笑顔が見たいし、なんならそこで、僕も一緒に食べていたい。

僕は一緒に歌いたいし、その一緒に歌うことで元気になれるあの気持ちを共有したいから、そのためにでかい箱でやることがいいんであれば、でかい箱でやりたいし、逆にスムーズなのが小さい箱なら、ずっと小さい箱でやりたい。でも、まだそれが全部自分の思い通りにできているわけじゃない。だから悔しい。そういういろんな意味で、僕はまだ這い上がんなきゃいけないって思うんだよね。今ここで良かったなんて一つも思ってないのよ。こっから!で、その一個で、今、阿部さんが言った、応援してくれている人たちに、さみしさと喜びを味わって欲しい。って思うけど、僕の場合はどっちかっていうと、自分の中のウェイトが大きい気がする。自分はこれじゃ終われない!っていうね。
阿部 真央)大事な気持ちですもんね。

on air楽曲

テーマ「デビュー3年目によく聞いていた曲」
阿部真央セレクト 「さすらい / 奥田民生」
阿部 真央)2010年の終わりに声帯結節になっていたことがわかって、2011年になってから手術をして、一ヶ月くらいしゃべれない状態があった後、やっと手術も終わってこれからいよいよ!って時に、3月 東日本大震災があり、日本中が悲しいことになり、自分自身もどうしていいかわからず、メンタルもやられて、本当に思いがけず再出発を余儀なくされた年。そんな時によく聞いていた曲。
高橋 優セレクト「風向きが変わっちまいそうだ / シオン」
高橋 優)2012年ごろからよくご一緒させてもらうようになったBRAHMANのTOSHI-LOWさんが一番最初に教えてくれた曲。僕にとってBRAHMANは、もともとコピーバンドもやっていたくらい憧れの存在で、その憧れている人がどんな音楽を聴いていたのかって、気になるじゃない?で聞いてみたらやっぱり衝撃だった。
テーマ「この曲ができて光が見えた!ターニングポイントな曲」
阿部真央セレクト 「Believe In Yourself / 阿部真央 」
阿部 真央)2014年の頭にシングルとしてリリースした曲。それまではテーマをもらって、それに対して書き下ろしをするなんて、できると思っていなかったのに、この曲ができたことで、意外と私、それできるかも!と思えた。自分の中で新しい曲の書き方を見つけた!と思えた曲。
高橋 優セレクト「(Where's)THE SILENT MAJORITY? / 高橋 優」
高橋 優)2011年に起こった震災のあと、僕も自分を見失い、どういう曲を歌ったらいいか、わからなくなっていたり、ライブに至っては、そもそも何をしたらいいかもわからなかった。そんな時にBRAHMANと一緒に曲を作る話をもらい、作っている最中に一番思い出されたのが、 自分がBRAHMANをコピーしていたこと。そもそも自分のルーツを辿ると、かっこいいBRAHMANに近づきたくてコピーしていたように、自分がかっこいいと思うことをやれたらいいんだな。と、思わせてくれた。BRAHMANとの作業の中で大事な物に気づかせてもらった曲。
テーマ「これからのマインドはこれ!的な曲」
阿部真央&高橋 優セレクト「這い上がれmy way / 阿部真央」
今後の阿部 真央、高橋 優、それぞれに自分の音楽がどうありたいか?を考えた時に選んだ曲が、まさかの一緒でした。お互いに現状に満足していない!こんなので終われるか!まだまだいくよ!お楽しみに〜。
PHOTO:AZUSA TAKADA

1ヶ月対談させてもらって、僕の中で一番印象に残ったことは、やっぱり阿部さんは阿部さんだった。ということ。奥が深い。やっぱり一筋縄ではいかないんですよ。ああいうシンガーソングライターの人は。僕ね、映画好きだから、「エリン・ブロンコビッチ」っていう映画知らないかな?女手一つで、いろんなことを変えようとしていく強い女性の物語なんだけど、阿部さんが、たまにそのエリン・ブロンコビッチに見えてきて。だって、阿部さん、お腹にお子さんがいて、本当は今休業中で、他のメディアには出ないところを、この番組のオファーを受けてくれて、それで這い上がれマイウェイ!って言って、現状に満足していないんだって話をしてくれて。それが丸々阿部真央の魅力だし、これからまた何をやらかしてくれるのかが、楽しみな人だなと。すごく思いました。どうもありがとうございました。

高橋 優は、本当に熱くて、まっすぐで。全部があけすけなわけじゃないけど、とても素直に高橋 優という人間をいつも見せてくれている人だなと思います。ほんと会えば会うほど、楽しいし、どんどん心も開いてもらえてるなと思うし、私も開いていけてるなと思うので、すごく1ファンとしてもそうですが、人との出会いとして、本当にありがたいご縁をいただけて、嬉しいなと思います。一ヶ月の対談で一番印象に残ったのは、やっぱり高橋 優子の出演頻度かな