Walkin' Talkin' -徒然ダイアローグ-

monday 21:00-22:00 ONAIR

1 week talking

1 week talking

<お互いの出会い&印象>
Ken Yokoyama)MIYAVI君ってもともとヴィジュアル系のバンドからスタートしてソロになったっていう足取りだと思うんだけど、その頃ってHi-STANDARDとかKen Yokoyamaってどう見えてた?
MIYAVI)一肌脱いでオーディエンスと同じ目線で痛みを共有するそのスピリットがすごいなと。僕は音楽はあるべき教育だと思ってて、次の世代こそが人類最大のクリエイションだと思うんですよ。その彼らがまた未来を作っていって、それが僕達にとっての希望であって。そういう意味で、悩みを持った若者達というとひとくくりにしがちですけど、そういう悩みを持った子たちに真っすぐ向き合っているアーティストなんだなっていうイメージを持っていましたね。
Ken Yokoyama)今MIYAVI君が言ったように次世代に何かを伝えていくって事ってアーティストとしては大使命だし、きっとそれがDNAにない人はアーティストとして人前に出ないだろうね。
MIYAVI)やっていくうちに、自分がどんどん影響力を持てば持つほど一言一言に心動かされて影響されていくわけじゃないですか。そうなった時に自分がどうあるべきかってみんな考えだすと思うんです。そういう意味で、そこの姿勢、Kenさんのその真っすぐな所はジャンルを超えて響く所だなと感じています。
Ken Yokoyama)俺が初めてMIYAVI君を知ったというか強烈に印象に残っているのはタトゥー雑誌かな?あの時に「MIYAVI」として認識したと思う。背中一面に文字があって「この人凄いな」と。意外とタトゥーって個性がでるじゃない? 強烈な個性を感じて、それから曲だとか、発言だとかを自分でキャッチするようになっていった感じかな?最初はね、おっかなかった(笑)。「なんちゅー目をしてるんだこの人は!」って。言われるでしょ?
MIYAVI)いやぁ、あんま言われないですよ。
Ken Yokoyama)いや、眼力すごいと思う!だから雑誌で見た時も、ものすごい眼力で「コイツ危ないな」って思ったかな (笑)。
MIYAVI)(笑) でも、Kenさんにそう言ってもらえると光栄です(笑)。
Ken Yokoyama)でも、こうやって話していると穏やかな顔してるし、人前に出る時との振り幅が表現者なんだなって改めて思ったりするね。

<ギター>
Ken Yokoyama)MIYAVI君に聞きたかったんだけど、なんでギターでスラップしてみようと思ったの?
MIYAVI)三味線ですね。
Ken Yokoyama)へぇ〜!
MIYAVI)17で上京してアジアからですけど、海外でも活動するようになってふと考えたんです。世界中に腐る程素晴らしいギタリストがいるわけじゃないですか。ジミヘンだったり、クラプトンだったり。その中で僕がギターを弾く意味ってあるのかな?って。そう考えだした時に「あっ、日本のギターって三味線じゃん!」って思って。「間」とか「どれだけ一音に魂を込められるか」みたいなものって、もしかしたら日本人のある種強みかもな、と思って。
Ken Yokoyama)美学でもあるしね。
MIYAVI)それで弦を叩きはじめたのが最初ですね。
Ken Yokoyama)今のリスナーの感覚ってものすごく優れてる気がする。こっちがこう計算してこうしようって事はキャッチしてくれずに、彼ら独特の感性でキャッチして「これはイケテルもの」「これはイマイチ」って分けてるよね。そんな中で俺等は、やる側としては色々判断されてるけど、色んな人たちにとって良いものを作りたいなって思うよね。
MIYAVI)そういう意味で僕達はすごく責任があると思うんです。子供の教育もそうですけど、音楽もやっぱり人の心に影響するわけじゃないですか。甘いものが欲しいからって甘いものを与えてたら成立しないんですよね。そこをちゃんと栄養素だったりを考えて、ちゃんと野菜だったりを与えないと。
Ken Yokoyama)そうそう、ちょっと人参を入れておく事が必要よね。甘いものって称したものの中に、ブルースっていう人参を入れたり、ファンクって名前のピーマンを入れたりして子供たちに食べさして、大人になった時「この味覚えてる!」っていう風にするのが結構理想なのかもしれない。それが、親でもあり、クリエイターでもある俺達の義務なんじゃないかと思うね。

<タトゥー>
Ken Yokoyama)MIYAVI君のタトゥーってアーティスティックだよね?
MIYAVI)僕は自分の人生にとって忘れたくないことだったり、刻んでおきたいことを残しておきたいなと思って。なので文字ばかりですね。
Ken Yokoyama)実は俺が背中に大きなお地蔵さん入れてもらった人が多分MIYAVI君の背中彫った人なんだよね。
MIYAVI)マジで!?
Ken Yokoyama)新宿の危ないエリアのとこだよね?飛び込みで行って、どんな人彫ってんのかな?って思ってたらMIYAVI君の写真があって「あっ、この前タトゥー雑誌で見た人だ!MIYAVI君じゃん!」ってなって。
MIYAVI)そうなんだ!じゃあ、タトゥー兄弟ですね(笑)。
Ken Yokoyama)そうそう、針ブラザー(笑)。

on air楽曲

テーマ「お互いの曲でお気に入りの1曲」
FIGHTING FISTS, ANGRY SOUL / Hi-STANDARD
MIYAVI)老若男女、おじいちゃんからおばあちゃん、子供、男も女も関係なく心に響く音楽っていうのが僕は全てだと思っていて。Hi-STANDARDのナンバーの中で、自分たちのソウルをぶっ込んで、かつ、聴く人を限定しないって意味でこのナンバーを選びました。
WHAT'S MY NAME? / MIYAVI
Ken Yokoyama)もう、ギターリックでぶっ飛んだかな?つかみはOKな曲だと思う。ど頭のギターからぶっ飛んで!
テーマ「ギター」
Mr. Crowley / Ozzy Osbourne
Ken Yokoyama)ランディ・ローズに影響を受けて彼みたく弾けるように目指してたかな。一生懸命練習して、ラジカセで自分が弾いたのを録音してね。でも、普通には弾けないからゆっくり弾いて、録音したものを再生ボタン半分だけおして倍速になってるのを聞いて弾けた気になってた(笑)未だに夜な夜な弾いてます。
What'd I Say / Ray Charles
MIYAVI)友達にこの曲のベース弾いてもらって、その上でずっとギターソロ弾いてましたね。永遠と朝までやってて、ベースの奴うんざりしてましたけど(笑)
テーマ「タトゥー」
Time Bomb / Rancid
Ken Yokoyama)タトゥーで1曲選ぶっていうのでパッと浮かんだのがこのバンド!
Dark Necessities / Red Hot Chili Peppers
MIYAVI)どう生きたいかとか、俺達こう生きてんぜ!っていう姿勢がタトゥーや音楽に繋がっていると思うんですけど、そういう意味では彼らのその心構えの示し方がすごいなと。特にフリーはお年寄りにも子供にもリスペクトがあって純粋に男としてもかっこいいよね。

2 week talking

2 week talking

<ギタリスト>
MIYAVI)Kenさんの「ギタリストはこうあるべきだ!」みたいなギタリスト像みたいなものはありますか?
Ken Yokoyama)ギター持ってどうしたいかって考えているギタリストが好きかな。ただギターを弾きたいだけなのか、それを通して自分の人生を色んな人に伝えたいのか、結構な幅があるとは思うんだけど、最大限考えているギタリストが好きかな。楽器だから手に持つとどうしてもそれを習得しようとするでしょ。それでそっちの方ばっか気がいっちゃって、その先これを持って人前に出るってことはどんだけの事なのかってとこまで想像できてないアーティストがプロでも多いんだよね。ギターって武器を持って、人前に出て自分をがーと出せるギタリストが俺は好きかな。MIYAVI君はその辺どう?
MIYAVI)生きてて、何か叫びたくて伝えたくて、それを伝えるために音楽を作っていて、その音楽を作るために僕はギターを使ってる。ギターを弾いててその先にミッションを持っている、何か確固たる自分の意思と行き着くべき場所を持っている人に僕も惹かれますね。でもこれはギターだけじゃないと思うんですよね。
Ken Yokoyama)そう、意外と色んな世界を極めた人は同じ考えをしてると思うよね。

<お互いのギタープレイ>
Ken Yokoyama)MIYAVIくんのギタースタイルで気になるのはグルーブかな? MIYAVI君、自分でせっかちな性格って言ってたけど、それもすごくギターに出てて面白いと思う。自己分析なんてあんまりしないと思うけどMIYAVIってどういうギタリストなの?
MIYAVI)破滅型ですね(笑)。ギタープレイって歩き方、食べ方、考え方全てリンクしていて人間が出る。そういう意味で自分は走り続けてないと死んじゃう・・・みたいな感じなんで、そういう部分が出てるかもですね。あと、常識では考えられないギターのカスタムしてるので、そういう所はギタリストから見たらギタリストじゃないかも。
Ken Yokoyama)いや、そんなことないよ。そういう人が新しい時代を作っていくと思うんだけどね。伝統を守る人は必ずいて、でもそれを壊していく人も絶対必要で。両方いなきゃいけないよね。
MIYAVI)Kenさんはどうですか?
Ken Yokoyama)俺はギタリストってよりかはただのギター好き。一人で弾くのがすごく好きで、しかも手元でギターが鳴ってるのがいまだに好きで、10代の子がやっているような事を今でもやってる。そういう意味では俺の方がギタリストではないかもな。

Ken Yokoyama)最近ギターミュージックが少なくなってきてるよね。寂しいけど、「それでもこれかっこいいだろ!」ってガツーンと俺達がいければね。
MIYAVI)そうですね。やっぱギターに出会って感じた衝動、ワクワク、ドキドキ、それを僕達は次の世代にも伝えていく義務があると思うんです。たとえどんなジャンルであれ。
Ken Yokoyama)60年代の音楽とか、80年代のメタルとか、俺達が好きになったギターの在り方と今の音楽は違うけれども、そんな中でも俺達の出しようがあるわけだから、これからギターを手にするであろう子たちに「こんなかっこいい世界があったのか!」って教えることとかね。
MIYAVI)共にギターで戦っていければなと思いますね!

on air楽曲

テーマ「ギタリスト」
未来は僕等の手の中 / THE BLUE HEARTS
Ken Yokoyama)THE BLUE HEARTSから受けた衝撃は計り知れなくて。さらに「未来は僕等の手の中」っていうタイトルがすごくよくてね。僕等の世代だともう「未来は僕等の手の中」って思えない。だから、若い子に「未来は君等の手の中だよ!」 って言ってあげたくて選びました。
Live In The Dark / Jeff Beck
MIYAVI)自分のニューアルバムでもコラボしているBONESっていうUKの女性2人組のアーティストがいるんですけど、彼女たちが今Jeff Beckをプロデュースしているんですね。Jeffも新しい世代とやりたいって事で。レジェンドでありながら、今も改革していこうっていうその姿勢がかっこいいと思うし、 自分もあのぐらいの世代になっても同じスタンスでいたいと思う。
テーマ「お互いのナンバーで「このギターがヤバい!」
Real? / MIYAVI
Ken Yokoyama)ギターっていうよりも全体のグルーブがヘビーで好き。
MIYAVI)この曲、実はライブであんまやんないんですよ。ていうのもその時期、ちょうど渡米した直後でめっちゃ辛くて、その頃を思い出しちゃうので「Real?」をリリースしたツアー以来1回もやってないんですよね。でもこうやって聴いてると楽しい曲だな(笑)
Ken Yokoyama)歌詞も攻めてるし、言葉の使い方もおもしろいし、かっこいい曲だと思う。またやって欲しいな!
MIYAVI)じゃあ、やります!次のツアーで!
I Won't Turn Off My Radio / Ken Yokoyama
MIYAVI)ギター愛、そしてギターを奏でながら聴いてくれている人たちを思いながら作っているんだろうなっていうのをすごく感じて。コードワークとかメロディの作り方とか、ある種日本のわびさびを感じました。
Ken Yokoyama)この曲は古くなってきた自分と、テレビやインターネットが出て来てメディアとして押されていくラジオっていう存在を重ね合わせて書けた曲で、ラジオでこの曲がかかってると知るとすごい嬉しくて。だいぶ古くなってきてもう自分にできる事も限られてきてるけど「でもまだ俺生きてるぜ!」っていう事を自分が古くなったって認めることで言えた曲なんだ。
テーマ「最近気になるギタリスト」
ルパン三世'78 [Live] / 東京スカパラダイスオーケストラ
Ken Yokoyama)東京スカパラダイスオーケストラの加藤くんのギターを最近聴いて「俺ももっとこう弾けたらなー」とか思ったりしてる。すっごくラフに弾くから、ラフな所はラフなんだけども、チョーキング1発決まった時の気持ちよさとか、ここ最近聴いた中ではずば抜けてて。スカパラってギターバンドじゃないけど、どうギタリストとしての存在価値とかをアピールしていくかとかをすごく考えてやってて、その辺もあの人の色気に繋がってると思うんだよね。
Working For It / ZHU Feat. Skrillex & THEY
MIYAVI)ZHUはギターも弾くんですけど、ギタリストっていうかクリエイターですね。時代が変わっていく中で、ギタリストの在り方も変わってきてるっていうのを 感じられます。

3 week talking

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<海外での活動>
MIYAVI)Hi-STANDARDは、もともとなんで海外に出ていったんですか?
Ken Yokoyama)なんとなくの漠然な憧れだったと思う。「海外に行かなきゃ!」ってそういう気はなかったかな。「日本のバンドが海外出て行くなんて面白いよね」ってそれすらも考えずに、ただの好奇心で行ってたかな。だから、行ってて楽しかったけど、「大変なこと始めちゃったなー」っていう辛さもあったり。移動距離も長いからリハーサルもなくて、行ってすぐ出番ってことがしょっちゅうあって、ずいぶん鍛えられたかな?今でも自分のライブでもリハーサルしないの。ある環境でやるっていうね。
MIYAVI)何がどうであってもロックしてやる!っていうスピリットがないと結局届くものも届かなかったりしますもんね。僕も海外では色々ありましたね。水浸しの中やったり、血だらけでやったり、あとは会場の外でお客さんが待っていてくれて「どうもー」なんてかっこつけながらいざ入ろうとすると会場開いてなくて(笑)1時間くらい立ち往生しましたね(笑)
Ken Yokoyama)ロックスターなのに(笑)

<ボーカリスト>
Ken Yokoyama)ほんと言うと自分がボーカリストっていう意識はあんまないかな?
MIYAVI)僕もそうですね。
Ken Yokoyama)Hi-STANDARDの活動がストップして、なんかやろうかなって時に自分で歌いはじめたの。で、最近になって「なんで歌いはじめたんだろう?歌ってあんま好きじゃないのに」って思う事があって。よくシンガーで「歌えなかったら私は私じゃない」「死んじゃう」とかそういう人いるけど、俺は全然そんなタイプじゃなくて。タバコ吸うんだけど、「タバコと歌どっちやめますか?」って言われたら、俺歌やめると思うの(笑)そんくらい適当なんだけど、やっぱり自分の言葉や存在感を伝えるにはやっぱ歌わないといけないんだよね、それをすごく感じて。きっとそれで自分は歌い始めたんだなーって。つい最近東京スカパラダイスオーケストラとのコラボで歌わせてもらってて、そしたらなんか歌うのが気持ちよくなってきて。「もしかしたら歌うの好きかも」って思い始めたかな?もしかしたら東京スカパラダイスオーケストラで歌うのが好きなだけかもだけどね。MIYAVIくんはどう?
MIYAVI)僕も同じですね。バンドが解散して、でも走り続けないといけない状況の中でなかば無理矢理僕も歌い出したので。でも、人が聴く、人が伝える、人が何かを発信したいっていうその時には言葉ってものがそこにはのっていて、またそれがたくさんのドラマを生んでいく。「歌の力」「言霊」はすごくあるんだなって思いますね。

on air楽曲

テーマ「海外での活動」
Love Will Keep Us Together / Captain & Tennille
Ken Yokoyama)Hi-STANDARDがサンフランシスコのバーでライブをした時に、ライブ後にバーで飲んでたらこの曲が流れて、「いい曲だなー」って思ってカウンターのお姉さんに「この曲なぁに?」って聞いたら教えてくれた曲で。その時お姉さんが「この街はこの曲をみんなすごく愛してる」って言ってて、すごく海外的な思考だなぁと思って、この曲を聴くといまだにあの風景がパッと 思い浮かんで、サンフランシスコ行きたいなーって思ったりします。
上を向いて歩こう / 坂本九
MIYAVI)唯一海外で市民権を得た日本の楽曲ですよね。メロディだったり楽曲が国境を超えて浸透していくっていう事を成し遂げた楽曲へのリスペクトを込めて 選びました。
テーマ「ボーカリスト」
ファイティングマン / エレファントカシマシ
Ken Yokoyama)宮本さんの怒鳴るような歌い方、上手いも下手も関係ない魂の叫びみたいなボーカルスタイルがすごく好き。
Chandelier / Sia
MIYAVI)難しい事をやっているわけじゃないんですけど、気持ちがずっとコネクトしたまま上にも下にもいく、熱量を保ったままで歌う素晴らしいシンガー。耳の鼓膜も、肌も突き抜けてハートまで飛び込んできますね。
テーマ「歌詞」
If The Kids Are United / Sham 69
Ken Yokoyama)パンクロックって、メッセージとか時代を反映させるものであって、政治的な事とか他の人が言いたくない事も言わなきゃいけないものだと思ってて。そういう意味で、このSham 69の素晴らしい歌詞の「If The Kids Are United / もし俺達が団結すれば」を聴いて欲しくて選びました。
Earth Song / Michael Jackson
MIYAVI)作り手として、歌詞には残るメッセージをのせていきたいと思っていて。この曲にはメッセージだけじゃなくて音の力もあって、僕の中では総合芸術で理想の形です。色んなことを考えさせられるきっかけになった曲でもあります。

4 week talking

4 week talking

<コラボレーション>
Ken Yokoyama)コラボっていうのはあんまりしたことなかったんだけど、東京スカパラダイスオーケストラとのコラボはすごい楽しいし、刺激を受けるし、やってみるもんだなって思ったね。このコラボで先輩からミュージシャンシップを学べたのが俺にとっては大きかったかな。
MIYAVI)コラボは自分だけじゃ引き出せない自分の部分が出てくるし、やっぱり学びですよね。ジャンルが違えば違うほど、アプローチの違い、音楽に対する姿勢、考え方だったり、色んな違いに影響を受けて、自分から何が出てくるのかワクワクしますね。
Ken Yokoyama)俺もコラボやってみて、もっと色んなことがぐちゃぐちゃになればいいなとは思ったかな。色んな音楽が増えるし、色んなミュージシャン同士のつながりも広がっていって、お客さんもその分楽しいしね。
MIYAVI)僕も「SAMURAI SESSIONS」っていう企画をやってたんですけど、またやろうかなって思ってるんでよかったら!
Ken Yokoyama)ね!ここまで話したらMIYAVIとKenのなんかやらないとね、リスナーの人たちも納得しないと思うし。俺がL.A.に飛ぶよ!(笑)
MIYAVI)じゃあ、自腹でお願いします(笑)
Ken Yokoyama)てゆうか、MIYAVIくんマイル貯まってるんだから、ちょうだいよ!(笑)
MIYAVI)(笑)
Ken Yokoyama)ぜひやりたいね。

<ターニングポイント>
MIYAVI)親になって変わった事は多かったですね。
Ken Yokoyama)親になった事は凄い大きいよね。
それまでは、親孝行って何かわかんなかったけど、新しい命を自分の手で生み出す事で、生き物としてひとつ一周した気がした。その事で学んだ事もいっぱいあって。
MIYAVI)子供達が色んな事を感じる様をみて、「俺もこう感じていたんだろうな」っていう瞬間が、もう一度自分の人生を歩み直してるような感覚になりますよね。
Ken Yokoyama)それが、音楽活動とか自分の発言にも出るもんね。
MIYAVI)日本だと結婚や子供の事って言わなかったりするじゃないですか? でも、結局そこからインスパイアされて、そこから学ぶ事の方がはるかに多くて。やっぱりそれもアメリカに行ってすごく学びましたね。ビジネスとファミリーの温度差がないのを。自分もその辺は分けないようにはしてますね。

<今後の自分>
MIYAVI)まだやってなくて今後挑戦してみたい事はありますか?
Ken Yokoyama)意外とないんだよなー。
MIYAVI)さっき熱く語ってたじゃないですか。
Ken Yokoyama)あっ、コマさん(「妖怪ウォッチ」)とは何かしたい(笑) コマさん以外はそんなにないかなー?今までもそうなんだけど、あんまし欲がなくて。その場その場でベストを選んできたらこうなったって感じかな。やりたい事はあるんだろうけど、まだハッキリは見えてないかな?なんかある?
MIYAVI)僕はありすぎて言葉にできないくらい。コラボの話も出ましたけど、今生きている人でやれる人とはやってみたいのはありますね。後は、オリンピック。演奏家としてそこで演奏したいっていうのはあります。結局、自分の音楽や活動を通じてどれだけ意味のある事をこの地球に残せるのか、未来にどう投資できるのか、だと思うので意識をもって1つ1つ挑戦していきたいですね。

on air楽曲

テーマ「コラボレーション」
さよならホテル / 東京スカパラダイスオーケストラ Feat. Ken Yokoyama
Dim It / MIYAVI feat. Bones
 
テーマ「ターニングポイント」
Perfect Government / NOFX
Ken Yokoyama)Hi-STANDARDの1stアルバムをプロデュースしてくれたのがNOFXで、彼らが来日した時に「サンフランシスコ来るか?」って聞かれて「行く!」って、レコーディングが決まった経緯があってね。「俺ほんとにカリフォルニア行くんだ」って 思ったのが、彼らがこの曲を演奏してた時だったね。
Miracles / Coldplay
MIYAVI)出演したアンジェリーナ・ジョリー監督の映画「不屈の男 アンブロークン」の主題歌でした。
テーマ「お互いに送る1曲」
Like A Rolling Stone / Bob Dylan
Ken Yokoyama)1人の男として、ロックンローラーとして、これからもお互いこうやっていこうぜ!という思いを込めて。色んな思いを抱えて転がっていきたいよね。Bob Dylanがフォークを裏切ってロックへ行ったって言われてた時期の曲なんだけど、MIYAVI君にはいい意味で色んなことを裏切っていけるところまでいって欲しいな。
What A Wonderful World / Louis Armstrong
MIYAVI)明るい世界であって欲しいなって。痛みとか悩みはあるけど、それでもこの世界に生まれて良かったねって言えるような活動をKenさんにもしていって欲しいし、僕も同じ気持ちでやっているのでこの曲を選びました。

自分の方が年上で、MIYAVIくん年下だけど、年とか関係なく得るものがいっぱいありました。色んなことを学ばせてもらった。 「What A Wonderful World」のカバー一緒にやろう!



Kenさんと話して「言霊」という事に対して、より意識をさせられましたね。「言葉の力」「歌の持つ力」「聴く人にどう響かせられるか」を基準に音楽をやってきて、そこに心動かされて音楽を始めた人なんだなっていうのを感じましたし、インスピレーションを受けました。