DIARY

*コマキ手帖:「バイオリズムに寄り添う 緑茶」 * #802TAP #802SDGs

2021-08-04

水曜20時台は〈コマキ手帖〉のコーナー♫

「未来を耕す」をテーマに、いろんな分野のことを
実際にお話を聞いたり、体験しながら紹介していきます!


今回のテーマは・・・

「バイオリズムに寄り添う 緑茶」


「バイオ茶」というお茶をご紹介しました。

バイオ茶は、“植物のバイオリズム”に寄り添ってお茶づくりをしている、日本で初めて製品化された水出し緑茶!

土井さんがこのお茶と出会ったのは、ファンタステックマーケットでした。
まろやかで、スッキリしたお茶で「どんな風に煎れたらこんなにおいしくなるの?!」と衝撃を受けたそう!


このバイオ茶ですが、宮崎県にある明治29年に創業された「上水園(かみみずえん)」で栽培されています!

ということで、今回は「上水園」の本田さんと、
バイオ茶の開発者 上水漸さんにお話を伺いました٩( ‘ω’ )و


まずは本田さんへのインタビューから!

バイオ茶の特徴は、スッキリ飲みやすいこと。
そして、オススメの飲み方は、水の中にパックを入れて30分置いておくだけ!
成分的にお湯で抽出するよりも温度の低い水で抽出した方が美味しくできるので、
温かいお茶を飲みたいときには水で抽出してから温めるのがオススメということでした。


次に、上水さんにもインタビュー!

バイオ茶が作られたきっかけは、1979年、全国的に霜で新芽が壊滅状態になったことでした。

新芽が枯れてしまうのは、およそ−2℃。
そこで、それまで扇風機で茶畑に風を送って霜を防止していましたが、
スイスでの事例に元に、茶畑にスプリンクラーを導入。
霜被害が懸念される冷え込む春先に一晩中水を撒きつづけて、茶葉を凍らせつづけることで0℃に保ち、
新芽を枯らさず、守り抜くことに成功したそうです!

茶畑にスプリンクラーを導入したのは全国で初めてで、さらに大量な水が必要となるため地下水を確保する、覚悟のいるチャレンジでしたが、
全国的に起こった霜被害から「上水園」だけ免れることとなりました。


この出来事があったことで、上水さんはお茶づくりを見直すようになりました。
そして、農薬や化学肥料を使わず栽培する「バイオ茶」が開発されました!

農薬を使うと「タンニン」が発生してしまいます。
タンニンは渋味・苦味の原因になる成分。
また、タンニンが酸化して発生する湯飲みに付く茶渋のように、人間の体の中にもタンニンは残るので、
濃いお茶を飲むと胃が痛くなったりする原因にもなるんです。

つまり、農薬や化学肥料を使わないバイオ茶はタンニンが少ないお茶ということ!


また、タンニンを減らすために行う”蒸す”工程においても、上水さんはさらに工夫をされています。

それが、タンニンを「分解」するのではなく、「分離」すること!!

通常はタンニンを減らすために40秒ほど蒸す工程を、上水園では「深蒸し」といって150〜200秒蒸す方法をしていました。
しかし、深蒸しをするとお茶の組織が壊れる(「分解」される)ため、タンニンがここでも発生してしまっていました。

ですが、蒸し方を工夫してタンニンを「分離」できるようになったことで、タンニンの発生を抑えることができるようになったそうです!

この方法に切り替えることができるまでに40年前、切り替えてからこの方法が成功するまで5年かかったそう、、、
長い歳月をかけて、バイオ茶というまろやかで、体に良いお茶が生まれたのです〜!!


ちなみに、バイオ茶は水出し緑茶ですが、
氷水でお茶を出すと抗菌作用がある免疫細胞に変化する「エピガロカテキン」が出てくるため、もっと健康的になるそうですよ!


今回ご紹介した上水園の「バイオ茶」は、オンラインショップでも購入が可能です。
ぜひチェックしてくださいね(*´꒳`*)



▼上水園
https://kamimizuen.com

▼上水園 オンラインショップ
https://kamimizuen.shop-pro.jp

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