DIARY
*コマキ手帖:「気持ちもピカピカになる石鹸」 * #802TAP #802SDGs
2021-11-10
水曜20時台は〈コマキ手帖〉のコーナー♫
自分と社会、2つの「未来を耕す」をテーマに、いろんな方にお話を聞いたり、体験していきます!
今回のテーマは・・・
「気持ちもピカピカになる石鹸」
本日は、本社が大阪府八尾市にある石鹸メーカー 「木村石鹸」をピックアップ!
「木村石鹸」では、家庭用の洗剤から業務用の洗剤まで取り扱っているのですが、
家庭用の洗剤は、使う場所によって細分化された数多くのアイテムがあります!
例えば、「ハンド用液体石けん」、「食器洗い機専用洗剤粉」から「自動製氷機の洗浄剤」まで。
こんなに細かい種類の洗剤、石鹸があることをご存知でしたか?
土井さんは秋の大掃除のタイミングでいろいろ買って試してみて、
特に「風呂床の洗浄剤」のツンとした匂いがないことにびっくりしたそう(゚ω゚)
そして、2024年で100周年を迎えるという木村石鹸ですが、
今でも職人さんが手作業で「釜焚き」によって石鹸の製造を行っています!
釜焚きで行なっているのは、石鹸作りのなかでも
天然の油脂・脂肪酸とアルカリに熱を加え反応させて作るという工程。
油脂の種類、気候、気温、湿度などさまざまな状況によって微妙な変化があり、
職人さんは視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚をフルで使って、付きっきりで蒸気を調整するそうです。
“見た目で判断する”というのはとても難しいとか…!
木村石鹸さんにお邪魔した際はこの「釜焚き」も見学させていただきましたよ◎
見学したのは、液体の石鹸の釜焚きでした。
さて、今回インタビューしたのは、
「木村石鹸」の4代目 代表取締役社長・木村祥一朗さん!
まずお伺いしたのは、釜焚きをずっと続けている理由です。
それは、規模が小さかったこと、そして、お父さんが釜焚きの作業が好きだったこと。
買ってきた石鹸を使って商品を作るのも良いですが、買ってきたものは細かい調整は出来ないので、
石鹸で調整して、石鹸の可能性を広げられるのが、自社で石鹸を作っている強みだそうで、
やめるのは簡単だけどまた始めるのは大変なので、できるところまで続けたいとおっしゃっていました〜
また、石鹸の良さは「無難であること」だと木村さんはおっしゃっていました!
石鹸ができたのは紀元前のこと!
長い歴史の中で、石鹸によって環境が大きく破壊されたこともない石鹸は、なんといっても無難!
これこそが石鹸の一番の特徴なので、最大限に生かしていきたいそうです(*´ー`*)
最後に、木村石鹸がいろんな種類の洗剤、石鹸を作っていることについて伺いました!
単に掃除をするといっても、場所によって・汚れや材質も違うので
1本でまとめてどの場所にも対応しようとすると、洗浄力が低すぎるか高すぎるかになってしまうそう、、
例えば、トイレの菌の汚れと、キッチンの油汚れは全く違いますよね〜
合わして作れた方が優しい成分で洗浄力も加工しやすく、
作業者にも作業場所にも負荷がかかりにくいとおっしゃっていましたね!
「気持ちもピカピカになる石鹸」をテーマにお送りした
今週の未来を耕すアンダーラインは・・・
『無難って最高!!!』
来週も、木村石鹸をピックアップ!
「未来を耕すこと」など、まだまだお話を伺います ٩( 'ω' )و
▼これまでのコマキ手帖をまとめているnoteはコチラ!
https://note.com/doikomaki/m/m7c699e3208c2
▼木村石鹸
https://www.kimurasoap.co.jp
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