9月19日、FANTASTICS・中島颯太がDJを務めるFM802の番組「DESIGN YOUR FANTASTIC FUTURE」（毎週金曜20：00～）のイベント 「FM802 DESIGN YOUR FANTASTIC FUTURE NAKAJIMA FES 2025 supported by JR東海 推し旅」が開催された。
昨年の第1回が好評を博した同イベントは、前回同様、大阪市にある国指定重要文化財・大阪市中央公会堂で行われ、建物内には特設フォトブースもお目見えし、建築美とともに来場者を楽しませた。

そして注目のゲストは、映画「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！」で共演したトータス松本、同郷・大阪出身のSIRUP、FM802 DJ仲間のIto（PEOPLE 1）という中島と接点のある3人で、約2時間半にわたりトーク、ライブ、生放送を繰り広げた。

冒頭、“いいグルーヴをみんなで作っていきましょう”という中島の呼び掛けで幕を開けると、まずは彼が“お兄ちゃんのよう”と慕う、Ito（PEOPLE 1）のステージ。
歌声にもギターにも哀愁を漂わせたかと思えば、つぶやくようにも、こだまさせるようにも自在にボーカルを操ってカラーの異なる4曲を披露。
特に「常夜燈」ではいっきに観客を引き込んでみせた。そして中島が“聴きほれました”と感想を伝えて始まったトークタイムでは、希望者にラジオネームをつけるコーナーも。

だが、モヤシとナスビという、まさかの“野菜2連続”のキーワードからのネーミングに、思わずItoも“仕込んでないですよね（笑）？”ともらしつつ、2人が焦る姿が会場を和ませた。

観客もほぐれたところで、次は中島が初めてライブを見た時のことを“音の楽しさ、声の楽しさ、すべてを感じさせていただきました”と絶賛するSIRUPが登場。

今月発表の最新作「OWARI DIARY」から2曲をセレクトし、滑らかなラップや清涼感あるグルーヴで人々の体を揺らしただけでなく、人気の「Do Well」ではコールも引き出した。
ライブ後、“うま過ぎます！”と中島も興奮気味だったが、2人で挑んだ該当者1人を目指して条件を発表する「ONLY ONEチャレンジ」では、中島が2人、SIRUPが1人の好成績。
“2から1は……”（SIRUP）、“……完璧な我々”（中島）と息の合ったところも示し、ついに「DESIGN YOUR FANTASTIC FUTURE」生放送の時間へ。

ほどよい緊張感も感じるなか、なかなか見られない曲オンエア中の中島の一挙手一投足にファンは大喜び。
中島も手を振り声援にこたえ、“番組1回目、記念すべき1曲目にこの方のポジティブソングを選びました”と、トータス松本を呼び込んだら、今夜の最終ライブへ。

ラインナップしたのは、世界的名曲やキラーチューン。そして2人の共演映画の主題歌&挿入歌も初披露されたうえ、もちろん番組1曲目だった「笑えれば」も。
しかもその演奏前には、トータスがこの曲から始まった中島との縁について触れ、“今日はこの曲を中島颯太くんに捧げます！”と宣言。客席には大きな手拍子が起こり、温かな思いがレトロなホールに広がった。
するとCM中、舞台に戻った中島は“泣いちゃった。人前で泣いたの初めてなんです”と明かし、トータスも“ほんま照れ臭かったわ。
涙目で接近してきたから（笑）”と反応。しかし、映画挿入歌「おっさんのダンスが変だっていいじゃないか！」にのり、2人でアドリブのダンスをSNS用に撮影するとなると、それが衝撃的なおもしろさで爆笑の嵐に。中島も“これは貴重過ぎる映像！”と言うほどだった。

その後迎えたエンディングでは出演者4人がそろい、トータスと中島の様子を見ていたItoとSIRUPは、“うしろで感動しちゃいました”（Ito）、“僕も超（「笑えれば」の）世代だったから……（感動した）”（SIRUP）という熱い話から、トータス提案の「じゃんけん大会」に。
サイン入りのオリジナルトートバッグと、トータスが自腹で購入したという自身のグッズであるミニタオルの豪華商品に全員が真剣勝負！となるが、ミニタオルをかけたじゃんけんでは、まさかの勝者なし。
トータスが“そんなアホな。いらんのか（笑）！”とぼやき、再び大爆笑のひと幕も。
最後の最後まで笑いもたっぷり、同じくらい感動もたっぷりの「NAKAJIMA FES」は今年も大成功。早くも第3回目の開催に期待が高まるばかりだ。

なお、 このライブの模様は、2025年9月26日（金）20:00～のFM802「DESIGN YOUR FANTASTIC FUTURE」にてオンエア。ぜひチェックしよう。