



毎週月~木曜の21:00より放送中の番組「ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!-」が、8月11日、「SPECIAL LIVE HIGH!HIGH!HIGH! 2026 supported by 栗本鐵工所」をなんばHatchにて開催した。
2014年に始まった夏恒例のインドアライブイベント「HIGH!HIGH!HIGH!」は、今年も特設ラジオショーブースやロックキッズカフェなどを設置してお祭り気分で展開。
“番組との繋がりを持ったアーティストに出演してもらうこと”、“はじめてのライブとなる方にも楽しんでもらえるように”のコンセプトのもと、今回はKANA-BOON、Tele、ねぐせ。、猫背のネイビーセゾン、berry meetが集結し、番組DJ・落合健太郎、そしてラジ友ことFM802・ROCK KIDSリスナーとともに“音楽の夏”を堪能した。
チケットもソールドアウトさせ、暑い大阪をさらに熱くした5組のライブを順に紹介する。
●猫背のネイビーセゾン
トップバッターを務める地元・関西発の“猫セゾ”は、「ウェイティン!!」と「kimiOS」でロケットスタート。
ギターで切り裂いたり浮遊させたりすれば拳も次々に突き上がる。さらに「D.I.T.N」で踊らせてヒートアップし、繰り返されるジャンプに会場は揺れるようになってワイパーも発生。そして番組への感謝を伝えると、次は “あなたの暗闇を照らしに来ました”(井上)という宣言で後半戦へ。
ひとクセありながらも感傷的なメロディにたくさんの手が掲げられるが、もっと煽って“俺たちとめちゃくちゃえっちい夏始めようぜ!”(井上)と、新曲「VEGAVEGA」を。
あやしげにも、さわやかにも表情を変え、おかのラップも前のめりになって頭上ではタオルがスピン。そこにとどめは「DANDANDANCE」で、大きなクラップと再びワイパーを起こし、“ラッキーは自分次第”と突き付けてラストシーンを飾った。
●berry meet
ポップなのに悲壮感あるクセありショートチューン「結婚式には呼ばないで」と、明るく響くほどせつない失恋ソング「図星」でいっきにハートをわしづかみにしたかと思えば、 「月が綺麗だって」で一転。
ゆったりとしたアコースティックギターやソフトな歌声で冬の情景を広げ、鈴の音が鳴れば真夏に感傷的なホワイトクリスマスが到来し、観客は動きを止めて耳を傾ける。
だがMCでは元気よく。落合とのハロウィンの思い出も飛び出し、“オチケンさんラブ!”と、いこたんが大胆に告白したあとは、「君の中に入っちゃいたい」でスピードアップ。
‟入っちゃいたい!”のコールもそろい、勢いそのままに「純情」と「溺愛」へ。跳ねるビートやカラフルな構成は楽しげなクラップを引き出したのに加え、またも大きなコールを生み出してだれもがスマイル。いこたんはスティックで天を指し、たなかりは髪を振り乱してプレイ。晴れやかかつ充足感たっぷりに全6曲を終えた。
●ねぐせ。
冒頭、アカペラの斉唱で急速に集中を高め、「ずっと好きだから」で魂を揺さぶる幕開けを見せつけると、「愛してみてよ減るもんじゃないし」と「アタシのドレス」を立て続けてアッパーに。
また、キュートなハイトーンボイスやレトロフューチャーなサウンドと、ずっしりとしたベース&ドラムが絶妙に入りまじる最新の「僕 love you」では、頭上でクラップが。加えて、スイートな「織姫とBABY」では大観衆に“La-la-la”と歌わせ、“いつかは一緒に暮らそうね”のフレーズでロックオンする。
そして今回3年ぶり2回目の出演となる彼らは“(イベントの)楽しみ方を教えたいと思います。ねぐせ。の音楽で最高の思い出作って一緒に青春すること”(りょたち)と、残り3曲で豪快なラストスパートへ。
“ホットでグッドな音楽を”の大合唱やコール&レスポンスで一体感も生まれ、アグレッシブな「あの娘の胸に飛びこんで!」で疾走し、冷めない余熱を残したまま4人は舞台をあとにした。
●Tele
ギターをうならせシャウトを放ち「バースデイ」でノイジーかつエッジーに登場すると、声にあふれる情感をのせて「金星」、そして“今日が僕の夏初めなんだよ。楽しませて!”と「残像の愛し方」を。一人で何役も演じるような豊かな表現力で曲中にいくつも聴きどころを作り、没入感も十分だ。
また、イントロから歓声が上がる「サマードッグ」ではコールもシンガロングも起き、“すばらしい!”のひと言がこぼれる。これに続くのはより心を通わすように「ロープウェイ」と「ロックスター」の心地いい2曲。真理を求める深い物語をのせつつも、キャッチーな音像で心身を解きほぐす。
“あんたらの声を僕のものにしに来ました!”と「花瓶」へ。予告どおりに観客の歌声が大空間に轟けば、“美しい! 最高だ‼”の快哉。
最後は「硝子の線」で朗読劇のような静謐な瞬間も交えながら沸騰し、荘厳な空気を漂わせて幕を下ろした。
●KANA-BOON
今宵のトリは4人がたっぷり鳴らして始まる「フルドライブ」から。全員の拳が上下して早くも沸点を超えるが、「SUPERNOVA」、「スターマーカー」とつなげ、“HIGH!HIGH!HIGH!で見つけてみせるよ”という今日だけの歌詞もプラスして高め続ける。
一方、「結晶星」では冬空を描くロック。さらに「片時雨」ではムードを変え、雨音やその波紋を思わせるサウンドで見えない雨を降らせ、谷口も胸に手を当て言葉を届ける。その後、耳に残るギターリフにも踊らされる「MUSiC」で再浮上すると、続くMCで谷口が“実家のような落ち着く場所”とFM802を表現。
また“今という世界を生きていることが本当にすばらしいと思えるようになれればいいな”と口にして「Right Here, Right Now」を。どこか祝祭感も感じる新曲に高揚したら、大詰めにはキラーチューン「シルエット」。パワーに満ち、存分にラジ友の背中を押してゴールにたどり着くが、これで終わることなく「ソングオブザデッド」のアンコールへ。
谷口が“遊んで疲れるまで生きてみようぜ!”と呼びかけ、刺激的で挑発的なオーラスに回るタオルの花も満開となり、冷めそうにない熱に包まれて大興奮のフィナーレを迎えた。
なお、上記ライブの一部、およびその直後のインタビューを2026年8月24日(月)~27日(木)の「ROCK KIDS 802-OCHIKEN Goes ON!!-」内でオンエア。ぜひチェックを。