- 2011-03-29
- ☆ラジ友文庫☆

「凍りのくじら」辻村深月(2005)(講談社)
高校2年生の里帆子は、周りの事も自分の事も、どこか客観的に見てしまう冷ややかな少女。友達にも、好意を持ってくれている男の子にも、どこか心を開けずにいた。
著名な写真家で、大好きだった父は失踪、母は癌に侵され余命いくばくか。
口ばかり大きなことを言う元彼とは、求められると会ってしまう。
里帆子が様々な悩みを抱えていたとき、高校の先輩・別所あきらという青年が「自分の写真のモデルになってほしい」と声をかけてきた。
突然の申し出に、もちろん断った里帆子だったが、
彼のフラットな人柄に興味を持ち、徐々に心を開いていく。
そんな中、彼女の周りでは不思議なことが起き始めて…
物語は後半に近づくにつれ、どんどん展開のスピードが上がり、
ハラハラさせられ、泣かされ、どんでん返しに驚かされ…
最後は温かな気持ちでいっぱいになるはずです。
そして、この物語の肝となるのは、「ドラえもん」。
読んだあと、改めて「ドラえもん」が見たくなるかもしれませんよ。
高校2年生の里帆子は、周りの事も自分の事も、どこか客観的に見てしまう冷ややかな少女。友達にも、好意を持ってくれている男の子にも、どこか心を開けずにいた。
著名な写真家で、大好きだった父は失踪、母は癌に侵され余命いくばくか。
口ばかり大きなことを言う元彼とは、求められると会ってしまう。
里帆子が様々な悩みを抱えていたとき、高校の先輩・別所あきらという青年が「自分の写真のモデルになってほしい」と声をかけてきた。
突然の申し出に、もちろん断った里帆子だったが、
彼のフラットな人柄に興味を持ち、徐々に心を開いていく。
そんな中、彼女の周りでは不思議なことが起き始めて…
物語は後半に近づくにつれ、どんどん展開のスピードが上がり、
ハラハラさせられ、泣かされ、どんでん返しに驚かされ…
最後は温かな気持ちでいっぱいになるはずです。
そして、この物語の肝となるのは、「ドラえもん」。
読んだあと、改めて「ドラえもん」が見たくなるかもしれませんよ。