ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!-[EVERY MONDAY-THURSDAY 21:00-23:44 ON AIR/DJ KENTARO OCHIAI]

DIARY

ダイアリー

2010-06-15
☆ラジ友文庫☆
「家族の言い訳」森浩美(2008)(双葉文庫)

仕事は税理士。コツコツと努力を重ね、安定した地位とそれなりの財を手に入れた「貴志」。
貧乏性な母親を貴志は疎ましく思い、今ではほとんど会わなくなっていた。
ある日、そんな母が倒れたと連絡が入る。
入院している母の元に駆けつけた貴志は、
母がある「プレゼント」を今でも大切に持っていることを知った…

バブル時に会社を立ち上げ、たいそう良い生活をした島本。
しかし、バブルがはじけとうとう会社は倒産へ。
会社をたたんだ帰りに拾ったタクシーで、不思議なタクシー運転手と心を通わす。
彼は、自分よりももっと過酷な過去を抱えていた。
「運転手さん、行き先を変えてくれないか?」
二人が向かった以外な場所とは…

人生のなかのちょっとした幸せ、ほとんど見逃していたあたたかい絆を描く短編集。
読めばほんのり優しい涙が浮かぶはず。
入試問題にも使われた文章ですので、
受験勉強の息抜きにもどうぞ。
2010-06-10
今夜のゲスト♪♪
THE HIATUSの細美武士さんでした
中学・高校の頃に聞いていた音楽の話や、
完成したてのNEWアルバムについてなども話してくれましたよ〜
またお待ちしています
2010-06-09
今日のゲストは!!!
ONE OK ROCKのTAKAさんが来てくれました

今日発売のアルバムのお話も聞かせてくださいました〜

また遊びにきてくださいね

この番組とのコラボグッズと一緒にパチリ
2010-06-07
☆ラジ友文庫☆
「まほろ駅前多田便利軒」三浦しをん(2006)(文藝春秋)

東京のはずれに位置する「まほろ市」の駅前にある便利屋「多田便利軒」
経営者は多田という男。
チワワの世話や塾に通う小学生の送り迎えなど、
とにかく依頼とあれば何でもこなして小銭を稼ぐ毎日だった。
そんな多田のもとに、高校生の時の同級生だった「行天」という男が現れる。
高校時代は人と会話というものをしているのを見たことがなく、
みんなに気味悪がられていた行天だったが、
再会した行天は驚くほど饒舌な男になっていた。
そしてなぜか行天は多田のもとに転がり込むことに。
行天とコンビを組み、依頼をこなす多田だったが、
簡単な仕事はどんどん意外な展開へ発展!!
事件と事件の連鎖、巻き込まれる2人の運命は!?

多田と行天の軽妙なトークの掛け合い、
そしてどんどんページをめくりたくなるスピード感、
そう、この本はとても「おしゃれな本」なんです!
そして、キャラがとても魅力的!
多田と行天はもちろん、便利軒の裏の風俗店で働く「ルル」と「ハイシー」や、
まほろ市の裏社会を牛耳る、明らかに未成年の男「星」など、
脇役キャラもすごくいいんです!
2010-06-07
今週のスペシャルプレゼント♪♪
JUSTIN BIEBERとROCK KIDS 802のコラボ下敷きをプレゼント
裏表のデザインがこちら
2010-06-01
☆ラジ友文庫☆
「泥流地帯」三浦綾子(1977)(新潮社刊)

時は大正時代末期。
北海道の富良野に近い山間にある貧しい農村に暮らす「耕作」は、
村きっての秀才。
父を亡くし、母はわけあって札幌にいってしまい、
祖父と祖母、兄、姉、妹と暮らしていた。
貧しい暮らしの中で、
進学をあきらめたり、好きな人が借金のかたに遊郭に売られたり…
色んな苦労を重ねながらもそれでも生きる「耕作」と村の人々。
そんな中、村をおそったのは十勝岳大噴火による泥流だった。
泥流に、彼らの生活は全て飲み込まれていく…家畜も畑も、そして人も。
残った耕作たちは、それでも村の復興に全力を注いだ。
試練を乗り越えればいつか幸せが訪れると信じて…

貧しい中での家族愛、そして淡い恋心が切なくて心に響きます。
とにかく一度読んでほしい大作です。
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