- 2009-12-21
- ☆ラジ友文庫☆

『空港にて』村上龍(2005)(文春文庫)
落ちこぼれていた少年が、音響の仕事に就くという夢を見つけて留学を決意する。
浮気がちな彼との倦怠感を感じているOLの女性は彼の横で、絵を描くためにフランスのアルルに行くことを考えている。
コンビニに入って牛乳を手にとったり、居酒屋でオニオンスライスを口にしたり、そのわずか数分の間をまるでスローモーションのように描いて心理を描写する、不思議な感覚の短編小説集。
物語が始まって終わるまでは、数秒しか経っていない。
でもその間に、主人公の色々な心理描写や過去などが語られ、そして彼らの持つ少しの希望の光が見えてくる…。
いまだかつて読んだことのない感覚が味わえるはず
色々な迷いがあるあなたにも、一筋の光が見えるかも知れませんよ
落ちこぼれていた少年が、音響の仕事に就くという夢を見つけて留学を決意する。
浮気がちな彼との倦怠感を感じているOLの女性は彼の横で、絵を描くためにフランスのアルルに行くことを考えている。
コンビニに入って牛乳を手にとったり、居酒屋でオニオンスライスを口にしたり、そのわずか数分の間をまるでスローモーションのように描いて心理を描写する、不思議な感覚の短編小説集。
物語が始まって終わるまでは、数秒しか経っていない。
でもその間に、主人公の色々な心理描写や過去などが語られ、そして彼らの持つ少しの希望の光が見えてくる…。
いまだかつて読んだことのない感覚が味わえるはず
色々な迷いがあるあなたにも、一筋の光が見えるかも知れませんよ