- 2009-11-16
- ☆ラジ友文庫☆
『終末のフール』伊坂幸太郎(2006)(集英社)
地球に小惑星が落ちてきて8年後に世界が滅ぶ…。
そのアナウンスがあって5年後、ようやく暴動もおさまってきた仙台市内のある団地が舞台。
なかなか子供のできなかった夫婦にやっと授かった子供。しかしこの子が生まれたところであと3年しか生きられない。生む?どうする?
著名なアナウンサーの家に押し入った男たち。世界が滅びる前にそのアナウンサーに復讐してやる思っていたが…?
地球滅亡まであと3年という絶望的な状況のさなか、それでも生きている団地の人々を描く短編小説集。
1話1話読後感が全然違う
そして連作短編になっているので、あの話の脇役が次の話の主役になっていたり
ひとつひとつの話が少しずつ繋がっているのがまたいい
読んだあと、いろんな想いが心にじわっとあふれてきます
今文庫本も沢山店頭に並んでいるのでぜひおすすめ
地球に小惑星が落ちてきて8年後に世界が滅ぶ…。
そのアナウンスがあって5年後、ようやく暴動もおさまってきた仙台市内のある団地が舞台。
なかなか子供のできなかった夫婦にやっと授かった子供。しかしこの子が生まれたところであと3年しか生きられない。生む?どうする?
著名なアナウンサーの家に押し入った男たち。世界が滅びる前にそのアナウンサーに復讐してやる思っていたが…?
地球滅亡まであと3年という絶望的な状況のさなか、それでも生きている団地の人々を描く短編小説集。
1話1話読後感が全然違う
そして連作短編になっているので、あの話の脇役が次の話の主役になっていたり
ひとつひとつの話が少しずつ繋がっているのがまたいい
読んだあと、いろんな想いが心にじわっとあふれてきます
今文庫本も沢山店頭に並んでいるのでぜひおすすめ