- 2010-11-09
- ☆ラジ友文庫☆

「繋がれた明日」真保裕一(2008)(新潮文庫)
当時の恋人が原因である男と口論になり、
思わずその男を刺し殺してしまった「中道隆太」。
彼は刑務所に入り、そして仮釈放された。
親身になってくれる保護司・大室に助けられながら
必死で職を見つけ、安月給ながらも解体業につけた隆太。
生活は苦しい。しかし一人で罪と向き合いながら生きていこう。
そう決心した隆太のもとに、
服役中、手紙すらくれなかった昔の不良仲間たちがしつこくつきまとってきた。
そして隆太の職場の周りに「この男は人殺しです」と書かれたビラが配られる。
償えども償えども、のしかかってくる罪の重さ。
辛い生活の中でそれでももがき続ける青年の、更正の物語です。
すごく重い話。
世間の冷たさが更正しようとしている芽をつみとっている場合があるのか…
いろいろ考えさせられる話です。
ビラを配った犯人はだれなのかというミステリーの要素もあり、
一気に読ませる感じはさすが!
ぜひ一度手にとってみてください。
当時の恋人が原因である男と口論になり、
思わずその男を刺し殺してしまった「中道隆太」。
彼は刑務所に入り、そして仮釈放された。
親身になってくれる保護司・大室に助けられながら
必死で職を見つけ、安月給ながらも解体業につけた隆太。
生活は苦しい。しかし一人で罪と向き合いながら生きていこう。
そう決心した隆太のもとに、
服役中、手紙すらくれなかった昔の不良仲間たちがしつこくつきまとってきた。
そして隆太の職場の周りに「この男は人殺しです」と書かれたビラが配られる。
償えども償えども、のしかかってくる罪の重さ。
辛い生活の中でそれでももがき続ける青年の、更正の物語です。
すごく重い話。
世間の冷たさが更正しようとしている芽をつみとっている場合があるのか…
いろいろ考えさせられる話です。
ビラを配った犯人はだれなのかというミステリーの要素もあり、
一気に読ませる感じはさすが!
ぜひ一度手にとってみてください。