- 2011-01-17
- ☆ラジ友文庫☆

「地球が動いた日」岸川悦子(1996)(新日本出版社)
1995年1月17日、大きな揺れがつよしの家を襲った。
阪神・淡路大震災。
つよしは小学6年生。
仲良しだったみほちゃんは、家族もろとも死んでしまった。
つよしも住んでいたマンションが全壊し、家族で避難所生活をすることになった。
寒さに耐え、飲みものや食べ物が不足する中、いろいろな人と助け合って生活をするうちに、今まで塾に通っていただけでは学べなかったことを学んでいく剛。
ほとんど会話したことがなく、不登校だったかずくんは、
ずっと剛の犬の面倒を見てくれていた。
先生は、自分の娘を亡くしたことを隠して、つよしたちを励ましてくれた。
人と人の支え合いを身に染みて感じたつよしは、やがて小学校の卒業式を迎える。
卒業証書より、燃えてもなくならないような、卒業の証を作ろう。
みほちゃんも一緒に卒業したい。かずくんも学校に来てほしい。
クラスメイトと先生たちは協力しあい、あるものを準備しはじめたーーー
震災から立ち直ろうと、前向きに生きていく人達の物語。
読んでいると、何度も鼻の奥がツーンとしてくるはず。
児童小説なので、とても読みやすいです。
防災についてもう一度考えるきっかけに、いかがでしょうか?
1995年1月17日、大きな揺れがつよしの家を襲った。
阪神・淡路大震災。
つよしは小学6年生。
仲良しだったみほちゃんは、家族もろとも死んでしまった。
つよしも住んでいたマンションが全壊し、家族で避難所生活をすることになった。
寒さに耐え、飲みものや食べ物が不足する中、いろいろな人と助け合って生活をするうちに、今まで塾に通っていただけでは学べなかったことを学んでいく剛。
ほとんど会話したことがなく、不登校だったかずくんは、
ずっと剛の犬の面倒を見てくれていた。
先生は、自分の娘を亡くしたことを隠して、つよしたちを励ましてくれた。
人と人の支え合いを身に染みて感じたつよしは、やがて小学校の卒業式を迎える。
卒業証書より、燃えてもなくならないような、卒業の証を作ろう。
みほちゃんも一緒に卒業したい。かずくんも学校に来てほしい。
クラスメイトと先生たちは協力しあい、あるものを準備しはじめたーーー
震災から立ち直ろうと、前向きに生きていく人達の物語。
読んでいると、何度も鼻の奥がツーンとしてくるはず。
児童小説なので、とても読みやすいです。
防災についてもう一度考えるきっかけに、いかがでしょうか?