- 2011-02-01
- ☆ラジ友文庫☆

「死亡推定時刻」朔立木(2006)(光文社文庫)
渡辺土建の社長の一人娘・美加が誘拐された。
犯人の要求は1億円。
警察に裏で関わりの深い渡辺土建の社長令嬢とあって、
警察は慎重に捜査を進めたが、
身代金の受け渡しを見過ごして次の指示を待っているうちに、
美加は遺体となって発見されてしまった。
犯人として逮捕されたのは、遺体のそばをたまたま通りがかった若者。
バッグと遺体にふれてしまったため、指紋がついていたのだ。
厳しい尋問で自白に追い込まれていく、気の弱い若者。
しかし、彼の担当弁護士だけは、彼が無実だと信じて、
懸命に弁護するのだが…
組織的な陰謀が渦巻く中、このえん罪を晴らすことはできるのか…
勢いよく読める作品。
作者が法律関係者だけあって、かなりリアルにえん罪について描かれています。
こうして、無実の罪が出来上がってしまうのか…と
そんな考えさせられるストーリーです。
渡辺土建の社長の一人娘・美加が誘拐された。
犯人の要求は1億円。
警察に裏で関わりの深い渡辺土建の社長令嬢とあって、
警察は慎重に捜査を進めたが、
身代金の受け渡しを見過ごして次の指示を待っているうちに、
美加は遺体となって発見されてしまった。
犯人として逮捕されたのは、遺体のそばをたまたま通りがかった若者。
バッグと遺体にふれてしまったため、指紋がついていたのだ。
厳しい尋問で自白に追い込まれていく、気の弱い若者。
しかし、彼の担当弁護士だけは、彼が無実だと信じて、
懸命に弁護するのだが…
組織的な陰謀が渦巻く中、このえん罪を晴らすことはできるのか…
勢いよく読める作品。
作者が法律関係者だけあって、かなりリアルにえん罪について描かれています。
こうして、無実の罪が出来上がってしまうのか…と
そんな考えさせられるストーリーです。