FM802 BIG10、そしてこのMTWBも10周年。とっても豪華なキャスティング。 そして準備段階から当日まで一切天候の心配はなかった...のだが。

爽やかにブリリアントグリーンでスタート。この年からHOTステージと名前の変えたサブステージではＵＫからFEEDERが登場。きりっとしたビートを聴かせると、メインのＦＵＮＫＹステージでは同じく3人組のトライセラが迎え撃つ。BAHOが10周年を祝って軽く出演。そして3年連続出場のスガシカオ。でも今年は晴天。彼のせいではなかった？ ゆーずけ、エレカシ、そしてＵＳＡからのシックスペンスの後を受け、広いステージをたったふたりだけでゆず登場。会場は一気にピークへ。そして休憩をはさんでTHE BOOM。MTWB史上一、二を争うぐらいのライヴ。会場全員を有無も言わさず引き込むその内容は普段のツアーともまた違い、イベントでのライヴとはこういうものだ！という押しも引きも心得た素晴らしいものだ。そして最後の「ありがとう」で終結させる。J-WALKがアコースティックの3人でHOTステージに登場したあたりから俄かに空が曇りだす。

南大阪では豪雨との連絡も入ってくる。どうしよう。幸いなことに気象庁、そして南森町のFM802本社からも一時的な通り雨という情報も。そして情報通り一気に激しい雨が。会場のみなさんには申し訳ないけど状況を理解してもらった上で豪雨の中をそのままで過ごしてもらう。1万人以上の人たちが一気に移動しようとするとトラブルを避けられないだろうという判断だったので。 10分ほどで雨は通り去り、そして電源ほかのチェックをした上でトリのスピッツが登場。雲の切れ間からはなんと虹がダブルで架かる、という感動ものの自然の演出も。

いやあイベントも続けているとこんな素敵なこともあるものだ。アンコールでは再度BAHOが盛り上げたうえでスペシャルバンド結成！という感じで一大セッションに。晴れきった夜空に花火も光る。