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diary

<<< 今週は「コーヒーBEAT!」2日目は「コーヒーの入れ方」についてご紹介しました!!>>>

2020-10-27


今週の4日間通し企画は
「コーヒーBEAT!」
2日目の今日のテーマは「コーヒーの入れ方」

今日は、FM802がある南森町から南におよそ8分歩いたところにあるコーヒー豆焙煎所「北浜ポート焙煎所」のオーナー焙煎士の高橋さんに、美味しいコーヒーの入れ方を教え頂きました!

ポイントまとめ
「コーヒーの基礎」
コーヒーの味は「豆が8割、入れ方2割」と言われるぐらい、豆の段階でほぼコーヒーの味は決まるんだそう!

〜豆の選び方〜
コーヒーの豆は焙煎する(焼く)と香りを含んだ空気が入って膨らみます。
これが、時間が経つと、この空気が抜けて劣化してしまうんです!
豆を挽くと、さらに空気が抜けるスピードが速くなって劣化も速くなります。
という事で、まず、焙煎から間もないものを選ぶ。
焙煎の当日から3日以内のものを買うのがベストです!
そして、焙煎から2週間以内で飲みきる量を買うこと!

焙煎士さんによってこだわりがあったり、浅煎りの場合 あえて焙煎から数日寝かせるものもあるので、1度、焙煎士さんに相談してみてくだい。

ドリップした時にぷくっと膨らむのは、コーヒーの粉から香りを含んだ空気が抜けているという事なので、鮮度がいい証拠なんです

〜豆の出来るだけ長く美味しい状態を保つ保存方法〜
コーヒーの敵は、「水分」「酸素」「日光」「高い温度」です。
なので、瓶やタッパーなど「密閉した容器」に入れて保存するのがオススメ!
普段は常温でも大丈夫ですが、夏は冷蔵庫で保存してあげましょう。
ちなみに、冷蔵庫で保管すると、劣化を1週間ほど遅らせることが出来ます。
冷凍庫で保管すると、さらに遅らせる事が出来るんですが、
冷凍庫で保管したコーヒー豆やコーヒーの粉を常温でしばらく放置しておくと水分が付いてしまうので、使う分だけ取り出して、使わない分はすぐに冷凍庫に戻しましょう。使う分を小分けにするのもおすすめです!


「ドリップコーヒーの簡単で美味しい入れ方」
ここでは平均して美味しく、簡単なハンドドリップコーヒーの入れ方をご紹介します!
美味しいコーヒーを簡単に入れるために、今回は、計りを使います!

〜分量〜
コーヒー豆の分量の10倍のコーヒーを作ります。
なので今回は20gの豆を使って、200gのコーヒーを作る分量でご紹介します。

コーヒー豆はお湯を注ぐと、倍の量のお湯を吸うので、使うコーヒー豆の重さの12倍のお湯を注いでいきます。
今回は、20gのコーヒー豆なので、240gのお湯を注いでいきます。
そうすると200gのコーヒーが出来ます!

お湯の温度ですが、90度ぐらいが良いのですが、測るのも大変なので
沸騰したお湯を、ドリップケトルなど、違うものに入れ替えると、大体90度くらいになるそうです

〜入れ方〜
最初に蒸らしを行います。
少量のお湯を粉にまんべんなく注ぎ、30秒待ちます。大体30gが目安です。
そして、残りのお湯を2〜4回に分けて、2分弱で入れていきます。
真ん中付近でクルクルと500円玉ぐらいをイメージして注ぎます。
最初に30g注いでいるので、残り210gを3回に分けて、70gを3回に入れるのがオススメ!
つまり、最初の蒸らしで30秒、残りのお湯を2分弱、全部で2分半でお湯を注ぎ終わってください。

ちなみに、出来上がりが濃いと感じた場合は最後にお湯を足して調整してみてください。
お湯を入れたからといって味が変になる事はないそうです!
ぜひ、皆さんもチャレンジしてくださいね〜!

「他の入れ方」
〜フィルターの違い〜
フィルターは、「紙」「布」「金属」があるんですが、同じ豆を使っても全然違う味になるんです。

何が違うかと言うと、コーヒーの粉「微粉」、そして豆に含まれる油「オイル」を通すか通さないかの違いなんです!

みなさんがよく使う「紙フィルター」は、微粉もオイルもカットします。
なので、キリッと、スッキリとした、酸味がわかりやすく味に出ます。

反対に、「金属フィルター」は、微粉もオイルも通過させるので、
どっしり、まろやかな仕上がりで、豆の味がダイレクト分かる、後味の余韻が残る仕上がりに。
カフェオレなどは「金属フィルター」がオススメだそう。

そして、「紙フィルター」と「金属フィルター」の間、いいとこ取りが「布フィルター」です。
微粉はカットしますが、オイルは少しだけ通過するので、マイルドな仕上がりに。

〜ハンドドリップ以外の入れ方、器具〜
楽に入れたいし、こってりとした味を楽しみたい、
ミルクと合わせてコーヒーを飲みたい方にオススメなのが「フレンチプレス」です。
筒状の容器にコーヒーの粉を入れ、お湯を注いで、3〜4分待ったら完成。
粉を押さえ付け、ながらコーヒーを注げば飲む事が出来ます。

そして、スッキリした「ハンドドリップ」に近い味を楽しみたいけど、
簡単に美味しく楽しみたい方にオススメなのが、「クレバードリッパー」です。
見た目は「ハンドドリップ」のようなのですが、お湯を注いでも下から出てこないので、先ほどの「フレンチプレス」の様にお湯を注いで、2〜3分蒸らせば出来上がります。
あとは、コップの上などに置くと、下からコーヒーが出る仕組みになっています。
フィルターを付けるので、後片付けも簡単です!

そして、最後はアウトドアでコーヒーを楽しみたい方や、
いつもと違う飲み方をしたいと言う方にオススメなのが「エアロプレス」です。
見た目は注射器の様な形をしていて、コーヒーを押し出す様にしてコップに注ぎます。
プラスチックで出来ているので軽くて丈夫でおしゃれです。
時間も1分ほどで出来上がって、最後、コーヒーの粉を出すときもポンっと取り出せるのでお手入れも楽です。
味は、ペーパーフィルターなのでスッキリとした味わいです。


あなたはどれを試してみたいですか〜?

もっとコーヒーについて知りたい!と思った方は、
今日、コーヒーの入れ方を教えてくれた「北浜ポート焙煎所」に行ってみてくださいね〜


明日は、「コーヒーと1曲」がテーマです
こちらもお楽しみに〜!


▼北浜ポート焙煎所
https://kitahamaport.jp/