- 2011-09-12
- ☆ラジ友文庫☆

「となり町戦争」三崎 亜記 (集英社) (2005)
広報で知らされた「となり町」との戦争のお知らせ。
「戦争が始まります」
しかし、開戦初日を迎えても町の様子に変化はなく、
いつも通り車で仕事に通勤していた。
数日後、役所からの敵地偵察を任ぜられた。
それは若い香西という女性と結婚し、隣町のアパートに引っ越し、
仕事の合間に偵察業務を行うというものだった。
そして生活にも慣れてきたある日の深夜、「機密書類を持って逃げろ」と命令される。
銃声も聞こえず、目に見える流血もなく、それでも、町の広報紙に発表される戦死者数は静かに増え続ける。
「私たち」が本当に戦争を否定できるかを問う衝撃作。
第17回小説すばる新人賞受賞作。
広報で知らされた「となり町」との戦争のお知らせ。
「戦争が始まります」
しかし、開戦初日を迎えても町の様子に変化はなく、
いつも通り車で仕事に通勤していた。
数日後、役所からの敵地偵察を任ぜられた。
それは若い香西という女性と結婚し、隣町のアパートに引っ越し、
仕事の合間に偵察業務を行うというものだった。
そして生活にも慣れてきたある日の深夜、「機密書類を持って逃げろ」と命令される。
銃声も聞こえず、目に見える流血もなく、それでも、町の広報紙に発表される戦死者数は静かに増え続ける。
「私たち」が本当に戦争を否定できるかを問う衝撃作。
第17回小説すばる新人賞受賞作。