- 2010-10-12
- ☆ラジ友文庫☆

「ユニット」佐々木譲 (2003)(文藝春秋)
少年に妻子を殺された男、真鍋。
ショックで酒浸りになり、自暴自棄の生活を送っていた彼の元に、
妻子を殺した少年が仮出所したという話が飛び込んでくる。
彼は妻子を殺された復讐のために、彼を殺すことを決意した。
しかし、真鍋が命を狙っていることをしった少年は、
やられる前にこっちからやってやれと、真鍋を探しはじめる…
一方、警察官である夫の暴力に耐えかねて家を飛び出した裕子は、
逃げて逃げて、なんとか身を隠すことに成功した。
しかし、夫は警察官の地位を利用し、
一歩一歩、彼女にせまっていくのだった…
二つの物語が進行していく中で
真鍋と裕子の職場が同じになるところから、この話は徐徐にシンクロしていく。
逃げる2人と追う2人。
とにかく、迫ってくる警察官の夫が怖すぎる!!!!
ハラハラしながら一気に読めます。
それと同時に、少年犯罪・ドメスティックバイオレンスの問題についても、
深く考えさせられる物語です。
少年に妻子を殺された男、真鍋。
ショックで酒浸りになり、自暴自棄の生活を送っていた彼の元に、
妻子を殺した少年が仮出所したという話が飛び込んでくる。
彼は妻子を殺された復讐のために、彼を殺すことを決意した。
しかし、真鍋が命を狙っていることをしった少年は、
やられる前にこっちからやってやれと、真鍋を探しはじめる…
一方、警察官である夫の暴力に耐えかねて家を飛び出した裕子は、
逃げて逃げて、なんとか身を隠すことに成功した。
しかし、夫は警察官の地位を利用し、
一歩一歩、彼女にせまっていくのだった…
二つの物語が進行していく中で
真鍋と裕子の職場が同じになるところから、この話は徐徐にシンクロしていく。
逃げる2人と追う2人。
とにかく、迫ってくる警察官の夫が怖すぎる!!!!
ハラハラしながら一気に読めます。
それと同時に、少年犯罪・ドメスティックバイオレンスの問題についても、
深く考えさせられる物語です。