<<< 今週は「鰹BEAT!」3日目のテーマは「かつお節!」かつお節先生からのお話もお届け♪>>
2020-11-11

今週の通しBEAT企画は
「鰹BEAT!」
お魚の鰹好きですか〜?
出汁をとったり、鰹節にしたり、たたきにしたり、、、
色んな方法で楽しめるお魚、鰹の話で4日間お送りします
今日のテーマは、「かつお節」
出汁をとったりふる以外にも料理に混ぜたり、トッピングにかけたりしますよね!!
ということで、今日はみなさんから、「かつお節レシピ」も大募集しました!
沢山のメッセージありがとうございます
〈本日のかつお節トークまとめ〉
今回かつお節について教えていただいたのは・・・
1765年創業・谷町6丁目、からほり商店街にお店をかまえる削り節専門店「丸与」8代目、岡田ふみすけさんです
そもそもカツオは、縄文時代の遺跡からも出てきたという、ずっと日本で食べられてきた魚です
カツオは傷むのを防ぐ、長くおいしく食べられるよう、干したり燻製したりします
(固い)かつお節の原形の発祥は和歌山で、その作り方は昔からほとんど変わってないそうです。
またかつお節はタンパク質がとっても豊富で、なんと牛肉の3倍
人が体内で作ることのできない9種類の必須アミノ酸をすべて含んでいます!
あのいい香りのヒミツは、沢山の成分が絡み合って生まれるもので、名前が分かってているものでおよそ50種類!
分からないものまで入れると90種類以上の成分が含まれるそうです!
そんななかつお節は、ギネスブックに「世界でいちばん固い食品」で登録されています
〈美味しいかつお節の産地〉
鹿児島・枕崎/指宿の山川
静岡の焼津
ソウダガツオ(西日本ではメジカと言ったりする)を使ったかつお節は、ふつうのカツオのかつお節より、キリッとしたうまみ、そして香りが強く、
蕎麦やさんの出汁などに使われたりするそうです!
ソウダガツオのもいいものは、高知・土佐清水であがることが多い
〈かつお節の美味しさを長持ちさせるための保存方法〉
湿度のないところに置くこと
酸素に触れさせないこと
低温に保つこと
ということで、袋をあけたら、空気を抜いて、あとは冷蔵庫、または冷凍庫へ!
その都度、使う分だけ出せばOK!
〈ダシのとり方〉
水(できれば前日からこんぶをつけておいた水)に対して少なくとも3%のかつおぶしを入れます。
手順
1、昆布をつけておいた水を火にかける
2、煮立つ直前に昆布をとり出す。
3、沸騰したらかつお節を入れる
4、火をとめます
5、5分から10分、かつおのおいしさがおだしに染み込むのをまちましょう。
あとはざるでこしたら完成!
ペットボトルで保存したり、凍らせてしまえば、味噌汁を作るときなどにその出汁を溶かせばOKです!
しっかり出汁をとると、そのうまみがとっっても深いので、その上で味付けで使う塩やおしょうゆは少なくて大丈夫
自分で削ってもよし、「丸与」や他のお店などでけずりたてを買ってもよし!
ぜひかつお節生活してみませんか?
▼「丸与」
https://www.maru-yo.co.jp/