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〈真鍋さんノーベル賞受賞!〉 |
2021-12-11 |
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今週火曜日、読売新聞夕刊の1面には
「真鍋さん『大変ハッピー』」という見出しとともに、
満面の笑みでノーベル賞のメダルを手にされる真鍋淑郎さんの写真が載っていました。
今年10月に受賞の発表があり、大きなニュースになりましたが、
今週、受賞の式典が行われました。
真鍋淑郎さんはアメリカ在住。
プリンストン大学上席研究員で、現在90歳。
ノーベル物理学賞を受賞されました。
真鍋さんどんな研究をされてこられたのかというと、、、
気候変動です。
地球の気候がどのように変わっていくのか、
温暖化で地球はどうなるのか、そういったことをコンピューターでシミュレーションする「気候モデル」を構築された方、なんです。
真鍋さんの後輩は、真鍋さんの研究は「全人類に価値のある貢献」とコメントされています。
気候変動の研究を始められたのは1950年代。
真鍋さん20代のころ。
当時日本よりもコンピューター開発が進んでいたアメリカに渡り、
高性能コンピューターを駆使して研究を重ね、
人間が活動して二酸化炭素などが増えると、
地球規模で気温が上昇することを世界に先駆けて示されました。
真鍋さんの研究は
現在も、気候変動の予測や地球温暖化対策に役立てられている、とのことです。
今回のノーベル賞受賞で気候変動の研究に注目が集まったことについて真鍋さんは「陸や海や大気が関係する気候の研究は実に面白い。たくさんの日本の研究者に取り組んでもらいたい」とエールを送られています。
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