今日のZOJIRUSHI GREEN GARDENでは
「レッドリスト2019」をピックアップしてご紹介しました
日本の絶滅危惧種をリストにした「レッドリスト2019」が
今年1月に環境省より発表されました
環境の変化や、人間による乱獲で絶滅した種はたくさんありますし
今もなお、絶滅の危機に立たされている種もたくさんあります。
2019年のレッドリストには、昨年より1種増えて3636 種。
さらに海洋生物レッドリストを加えると
日本の絶滅危惧種は合計3732種にものぼります。
中でも最も絶滅が危惧される「絶滅危惧 I類」には
トキ、ライチョウ、ラッコ、ジュゴン、アカウミガメ、マリモなどがいます。
トキは学名がニッポニアニッポン。
日本を代表する鳥の一つで、トキに関するニュースをよく耳にしますが、
日本の野生のトキは2003年に最後の1羽である「キン」が亡くなりました。
しかし、中国から送られたトキを繁殖させて野生に放つなどの野生復帰事業が順調に進んだため、現在は約350羽まで回復。
今回のレッドリストではランクが一つ下げられて「絶滅危惧I A類」となっています。
トキが絶滅の危機に瀕した原因には、狩猟による乱獲や
森林の破壊、田んぼでの農薬使用などが挙げられます。
同じ地球に住む生き物がうまく共存できるように
やはり私たち人間が考えていかないといけませんね。 |
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