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仁井聡子

エコのこと一緒に考えましょう
 エコに興味はあるけれど、なにからはじめていいのでしょう?
 日常にすぐにとりいれられて、おしゃれマインドを忘れずにエコに取り組みたいもの。
 そんなエコロジー、ロハスに関する情報を仁井聡子の視点でお届けします。
 みなさんが実践している、関心があるエコロジーやロハス情報もお待ちしてます!
 〈提供:象印マホービン〉


 
<Bee Eco Wrap> 2019-02-23

今日のZOJIRUSHI GREEN GARDENでは
「Bee Eco Wrap」をピックアップしてご紹介しました

エコなラップ「Bee Eco Wrap」

元々はオーストラリアのデヴァインさん家族が自分たちのために作って使っていたという
なんども使えるフードラップです
オーガニックコットンで作られた布を
ミツバチがとってきてくれたミツロウと天然素材のホホバ油
それに木の樹脂でコーティングして作られているんですが
使い方は色々

うつわこれでラップする
また、野菜を果物をこれに包んで冷蔵庫へ
サンドイッチやおにぎりを包むことももちろん出来ます

逆に使えないものもあります
生肉や生魚には向いていませんし、レモンなどの酸性の強い食品は使用出来ません。
また、電子レンジも使えません。

でも、丁寧に大切に使うと1年程度ラップとして使えるそうです
そのあとは、雑巾代わりに使ったり
そして全て天然素材で出来ているので土に還ります
そんなエコアイテムなのですが、何よりデザインが可愛いんです


▼Bee Eco Wrap
https://www.beeecowraps.jp/
 

 
<宅配ボックス> 2019-02-16

今日のZOJIRUSHI GREEN GARDENでは
「宅配ボックス」をピックアップしてご紹介しました


みなさんは郵便物や宅配便
1回で受け取れる確率は何%ぐらいですか?

ネットショッピングなどの普及で宅配便が増えている一方で
一人暮らしや核家族が増えるなどライフタイルが変化していることで
荷物の受け取りが困難になってきています

再配達となると、宅配員さんの仕事の量も増えますし
配達のトラックからその分、CO2の排出が増えることにもなります

こうした中で、今、京都の宇治市と、東北の山形市で
「PUDO」というオープン型宅配ボックスを使った実証事業が展開されています

どんなものかというと
マンションにあるような宅配ボックスが
駅やコンビニなどに設置されていて、そこに配達してもらって
荷物を受け取ることが出来るんです

近鉄の大久保駅と、京都の地下鉄、六地蔵駅では
始発から終電まで受け入れたり、24時間受け取れるスーパーもあります


▼PUDO
http://www.packcity.co.jp/our_service
 

 
<コーヒーを淹れた後の豆> 2019-02-09

今日のZOJIRUSHI GREEN GARDENでは
「コーヒーを淹れた後の豆」をピックアップしてご紹介しました


コーヒーを飲むという方、ドリップした後の豆、どうしていますか?
捨ててしまうのはもったいない!
実はいろんな使い道があるんです

コーヒーを乾燥させると消臭剤として使えます
ポイントは完全に乾燥させること
乾燥させたらお茶パックなどに入れて
お部屋、下駄箱、冷蔵庫などにポンと置くだけで
2週間ほど消臭効果があります

また、湿ったまま電子レンジに入れてチンすると
電子レンジ内の臭いが無くなります
Instagramで「#コーヒーかす」で検索すると
色々出てきますので、参考になりますよ

大手コーヒーチェーン店でもリサイクルに乗り出しています
スターバックスではコーヒーかすを回収し、発酵させ、
乳牛の飼料として使用したり、たい肥として畑で使われています
コーヒーかすの飼料で育った牛のミルク
畑で育った野菜などは加工されて店舗で販売される、、、
そんないいサイクルが生まれているそうです

また、ドリップコーヒーを販売しているコンビニエンスストア
セブンイレブンでも数年前からコーヒー豆をリサイクルされています
年間10億杯を販売するということで、かなりの量のカスが出ますが
それを回収して、消臭成分の「コーヒー酸」や「キナ酸」を抽出し
店舗の清掃に使われる「消臭除菌剤」を作っています
 

 
<流氷> 2019-02-02

今日のZOJIRUSHI GREEN GARDENでは
「流氷」をピックアップしてご紹介しました


流氷は北海道のオホーツク海側でちょうど今頃から
3月中旬にかけて観測できます
北半球で1番軽度が低い場所で流氷を見られるのが北海道何です

流氷はシベリア海岸で海の水が凍ってできて
網走、知床、紋別などの沿岸にまでやってきます

これらの場所では、砕氷船に乗る流氷観測ツアーや
流氷の上を歩いたり海に入ったり出来る流氷ウォークなどのイベントがたくさん開催されています


そんな流氷ですが、北海道までたどり着く量が年々減ってきているそうです

地球温暖化の影響だろうとのことですが
流氷が来ないと見られなくて残念なだけでなく
実はオホーツク海の生態系まで崩れてしまうかもしれないんです

流氷と一緒に栄養のある海水やオキアミなどの小さい生き物が運ばれてきます。
それらを求めて小魚が集まり、小魚を求めてアザラシや鯨がやってくる、、、
そんな生態系がもし流氷がなくなると崩れてしまって
世界屈指の漁場と言われているオホーツク海に大きな変化が出てくるかもしれません。
 

 
<不便益> 2019-01-26

今日のZOJIRUSHI GREEN GARDENでは
「不便益」をピックアップしてご紹介しました


今年は平成も終わって新しい時代に突入します
次の時代はどんな世の中になるのでしょうか?

AIが発達してもロボットがなんでもやってくれて便利な世の中に
移動手段も自動運転で目的地まで行けたり、もっと早く移動できたり、、、

いろんな想像が出来ますが
便利なことが全部いいというわけではない!
不便だからこそいいことがある!
そういう考え方が近年注目を集めています

それが『不便益』

「メールで送るよりも、手紙の方があったかくていいなぁ」
「スマホでナビを使って決められた通りに移動するのではなく
道に迷いながら目的地に向かっていたら途中にいいお店を見つけた」
「アナログレコードは大きいし扱いづらいけど好き」
などなど。

「不便益」という考え方を取り入れると
便利さばかりを追い詰めて求めて忘れがちになっている気持ちとか感覚が戻ってきたり
また、エコにも繋がっていくのではないでしょうか