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仁井聡子

エコのこと一緒に考えましょう
 エコに興味はあるけれど、なにからはじめていいのでしょう?
 日常にすぐにとりいれられて、おしゃれマインドを忘れずにエコに取り組みたいもの。
 そんなエコロジー、ロハスに関する情報を仁井聡子の視点でお届けします。
 みなさんが実践している、関心があるエコロジーやロハス情報もお待ちしてます!
 〈提供:象印マホービン〉


 
<ヒートアイランド現象> 2014-06-28

<ヒートアイランド現象とは…>
都市の気温が、郊外よりも高くなる現象のことをいいます。
都市化が進む事によって増える、アスファルトやコンクリートで覆われた地面は、
昼間に受けた太陽の熱をためこみやすく、その熱は夜に放出されます。
ここ最近、熱帯夜が増えているのはこの影響なんです。
また、ビルなど、人工の建物が増えることで風の流れが悪くなり、
冷却効果の邪魔ともなっているんです。
ここ、大阪でも、このヒートアイランド現象は起こっているんです。
熱帯夜も1990年以降、徐々に増加していて、
気温の高い地域も拡大してきているとのこと。

昔授業で習ったなぁ〜といった印象の「ヒートアイランド現象」ですが、
人ごとではありません!(今ちょうど習っているという人もいるかもですが…)
そんなヒートアイランド現象の事を改めて知ることが出来るイベントが
今日、大阪で行われます。タイトルは、
「大阪市立図書館・大阪市環境局 共催事業『図書館de ECO』
 阿倍野のヒートアイランド〜地球温暖化と極端気象〜」。
講師に、大阪市立環境科学研究所の研究員の方を迎えて、
ヒートアイランドによる、地球への色んな影響について話を聞くことが出来ます。
場所は、阿倍野図書館 多目的室。午後2時から午後4時まで行われています。
参加は無料です。定員は当日先着50人となっていますので、
今日この後時間がある!という方は、ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか??
 

 
サマーサイエンスキャンプ 2014-05-31

今日は、「サマー・サイエンスキャンプ」をピックアップしました!

これは、夏休みの期間中、
ライフサイエンス、情報通信、環境、ナノテクノロジー、エネルギー、製造技術、
農業、水産学、地球科学などなど、色んな分野において、
先進的な研究テーマに取り組んでいる大学、公的研究機関、民間企業などといった
45の機関が、それぞれ6人から40人の規模で行う「科学技術体験合宿プログラム」。
環境問題を科学的に理解するためのプログラムを、合宿を通して学ぶことが出来ます。

今年の期間は、7月22日から8月23日まで。
この中で2泊3日〜5泊6日の合宿が行われます。
応募資格は、日本の高校、高等専門学校、中等教育学校後期課程に在籍する生徒の方。
参加費は2000円です。
プログラム期間中の宿舎や食事などは、主催者側が準備しているとのこと。
応募の締切は、再来週6月13日(金)までとなっています。

例えば関西では、8月4日から6日までの2泊3日、
神戸大学大学院・農学研究科が行う合宿「植物の力で環境を浄化しよう」が行われます。
化学物質による環境汚染を浄化する技術を体感してもらうプログラム、という事で、
植物が持つ環境浄化能力を実感するとともに、
環境に優しい最先端技術の積極的な利用、必要性について考える内容になっています。
こちらの募集人数は24人。

普段の高校生活ではなかなか体験出来ないような専門的で高度な内容も、
わかりやすい表現を使って説明してくれて、
興味を持ってもらえるような工夫が施されているとのこと。
将来の夢に繋がる一歩になるかもしれませんね〜
詳しくは「サマーサイエンスキャンプ2014」で検索してみてください!
 

 
第十三回 琵琶湖外来魚駆除の日 2014-05-24

「第十三回 琵琶湖外来魚駆除の日」をピックアップします。

<琵琶湖外来魚 駆除の日>
琵琶湖の現状や、外来魚問題をひとりでも多くの人に知ってもらいたい…
という思いから、毎年5月の最終日曜日を「琵琶湖外来魚駆除の日」として、
色んなイベントが行われています。
今年は、明日、25日日曜日に、草津市烏丸半島・多目的広場で開催。
たくさんの人に参加してもらえるよう、色んなプログラムが予定されています。

第十三回 琵琶湖外来魚駆除の日
http://homepage2.nifty.com/mugituku/2014-05-25/2014-05-25a.html
 

 
&EARTH 衣料支援プロジェクト 2014-05-17

今日は、「&EARTH 衣料支援プロジェクト」をピックアップします。

<&EARTH 衣料支援プロジェクト>
 このプロジェクトは、家庭で使わなくなった衣料品を特定の商業施設に持ち寄り、
 日本救援衣料センターを通じて、救援衣料を必要とする人々へ寄贈するという活動。
 2008年から、1年に2回、春と秋に行われていて、今回で11回目を迎えます。
 受け付けている衣料品は、
 新品の、下着、タオル、くつした、タオルケット、パジャマ、シーツ
 そして、新品または洗濯済みでシミや傷みのない、
 毛布、ジーンズ類、セーター、ブラウス、ズボン、カーディガン、Tシャツ、
 ジャンパー、ポロシャツ、コート、トレーナー、Yシャツを含むシャツとなっています。
 夏物や冬物、サイズの区別はありませんが、
 子供服の場合は、80センチ以上のサイズが対象となります。

 「第11回 &EARTH 衣料支援プロジェクト」は、今日からスタートします。
 土曜と日曜、毎週末、合計6日に渡って行われます。
 受付時間は、午前10時から午後5時まで。全国17施設で開催されます。
 関西では、今日は、三井アウトレットパーク マリンピア神戸で。
 明日は、三井アウトレットパーク 大阪鶴見で受け付けています。

 集められた衣料品は、NPO法人・日本救援衣料センターを通じて
 南米、アジア諸国、アフリカなど
 世界各地の難民、避難民、被災地の方々の元に寄贈されます。
 

 
グリーンカーテン 2014-05-10

今日は、「グリーンカーテン」についてのお話です。

<グリーンカーテン>
 アサガオやヘチマ、ゴーヤのように、
 ツルが伸びて何かに巻き付いて伸びるツル性の植物で作る、自然のカーテンの事。
 苗をかっても数百円というお手頃な値段、そして植物を育てる楽しみを味わいながら
 省エネできるということで、ここ何年か注目を集めています。
 植物は、水やりをすると、まず土が水を蓄えます。
 土に蓄えた水を、根が吸い上げて、上まで運び、葉っぱに水分を行き渡らせます。
 その水のベールで覆われた葉っぱの間を 、風がふきぬけていく…というイメージ。
 夏の暑い日に、葉っぱの間をすり抜けてくる涼しい風は、
 天然のエアコンとも言われます。
 室内の気温の上昇を抑えてくれて、快適に過ごす事が出来れば、
 エアコンの出番も少なくなって、エネルギー消費を減らすことにつながりますよね。
 
   グリーンカーテンとして育てられるツル性の植物は、
 ゴーヤ、ヘチマ、キュウリ、アサガオ、ユウガオ、インゲン、カボチャ、ツルマメ
 クレマチス、ヘンリーヅタ、フジなどがあげられます。
 野菜を植えれば収穫もできるので、涼しさ以外の楽しみもありますよね。
 種まきの時期は、4月下旬から5月中が目安と言われています。
 特にゴーヤは、種まきから75日ほどで収穫できるようになるので
 「グリーンカーテン」として、とても人気です。

 また環境省では、夏のCO2削減、節電対策として、
 「グリーンカーテンプロジェクト」と題して、
 「グリーンカーテン」をすすめるとともに、
 ホームページでは、5月8日(ゴーヤの日)前後で、
 全国各地で開催されるグリーンカーテンを呼び掛けるイベントを紹介しています。
 「グリーンカーテンプロジェクト」で検索してみてください