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仁井聡子

エコのこと一緒に考えましょう
 エコに興味はあるけれど、なにからはじめていいのでしょう?
 日常にすぐにとりいれられて、おしゃれマインドを忘れずにエコに取り組みたいもの。
 そんなエコロジー、ロハスに関する情報を仁井聡子の視点でお届けします。
 みなさんが実践している、関心があるエコロジーやロハス情報もお待ちしてます!
 〈提供:象印マホービン〉


 
<ご近所登山> 2021-06-19

今日のZOJIRUSHI GREENでは
「ご近所登山のお話」をピックアップしました!

来週、緊急事態宣言が明けますね。
といっても、みんなでお出かけ!みたいなのにはまだ早い…。
ということで、まずは近場の「山」からはじめてみませんか?

アウトドア専門店「好日山荘」のWEBサイトには
「2021年版 好日山荘が提案する新しい登山様式」というページがあり、
身近な山と自然を楽しむ方法がたくさん載っているのですが、
その中に、ご近所の「いい山」を紹介している「ご近所登山MAP」というのがあります。

地元の、標高はそれほど高くない山でも、魅力がいっぱい。
山は高さだけがすべてではない!ということで、
ご近所登山におすすめの山がいくつか紹介されています。

関西だと、大阪の生駒山、京都の大文字山、奈良の大和葛城山、兵庫の中山連山、
同じく兵庫の高御位山が紹介されています♪
登ったこと、ありますか?

たとえば、生駒山のページを見ると、
標高642m、親子でも歩けるハイキングコースが充実している
信仰の山、、、など山の紹介と、おすすめのハイキングコースや
登山レポートが載っています!

山に入ったら、身も心もリフレッシュできそうですし、
地元の自然を知るって、いいと思いませんか?

▼アウトドア専門店「好日山荘」
https://www.kojitusanso.jp
 

 
<脱プラスチックアイテム> 2021-06-12

今日のZOJIRUSHI GREENでは
「脱プラスチックのお話」をピックアップしました!

レジ袋が有料化されたのが去年の7月1日。
もうすぐ1年になりますが、脱プラスチックの流れはさらに加速しています!

最近では、カップヌードルの蓋を止めるシールが廃止されましたね。
「さようなら、すべてのフタ止めシール」とツイートされ37年近い歴史に幕を閉じました。
これによって年間33トンのプラスチック原料を削減できるそうです!

こんなふうに私たちが普段手に取るものを脱プラスチックしていきたいし、
そういうものもたくさん出てきています!

◎歯ブラシ
従来のものは、ほとんどがプラスチックでできていますが、
最近、柄の部分は竹や木を使っていて、毛の部分は馬などの天然の毛が使われたものが発売されています。

◎食器を洗うときに使うスポンジ
プラスチックでできていて、使い古すとポロポロして、
そのかけらがマイクロプラスチックとして川や海に流れていってしまいます。
それに変わるのがセルローススポンジ。
車の洗車などにも使われるだけあって、
ソフトに洗えるうえに、土に埋めると微生物によって分解されます。

◎食品を冷蔵庫で保存するときに便利な保存容器
今、プラスチックからガラスやホーローのものに変える人も多いようです。
割れる、重いなどデメリットもありますが、
プラスチックよりも汚れが落ちやすく匂いもつきにくい、
そして見た目もいいと、いい面がたくさんあるのが人気の理由です♪


脱プラスチック、というとプラスチックは悪者だ!とイメージしがちですが、
プラスチックならではのいいところもたくさんあります。
プラスチックのものにしても、そうじゃないものにしても、
一度手にしたら長く使うということが、エコにつながっていくのではないでしょうか♪
 

 
<学生ボランテイア養成講座> 2021-06-05

今日のZOJIRUSHI GREENでは
「学生ボランテイア養成講座のお話」をピックアップしました!

環境保全に興味がある学生の皆さん!
現在、一般財団法人「環境事業協会」が今月19日に開講する
「大阪府内全域で地球を守る☆学生ボランテイア養成講座」の第1期生を募集中です◎

大阪府内で環境保全活動を続けている団体を訪ねて、
山や川、湿地での取り組みを見学したり、農作業や人工林の伐採などを体験するんだそうです!

プログラムの内容は、
「現地で採れた食材を使って野外炊事と栗林保全活動とキマダラルリツバメ観察」や、
「富田林 奥の谷にて里山保全講座と保全活動体験」、
「国の天然記念物『和泉 葛城山ブナ林』の散策と保全林の整備体験」
などなど全7回!

参加対象は高校生・専門学校生・大学生・大学院生で、
定員は12人、応募多数の場合は抽選となります。
参加費は全7回で8000円。 申し込みの締め切りは6月10日となっています。
イベントが中止や延期になる可能性もありますので、
詳しくは環境事業協会までお問い合わせください。

▼環境事業協会
https://www.kankyoujigyou.or.jp/environmental/event.html?postid=2894
 

 
<お米からできた紙> 2021-05-29

今日のZOJIRUSHI GREENでは
「お米からできた紙のお話」をピックアップしました!

先週は、建築資材の切れ端をアクセサリーに生まれ変わらせるブランド
「KiNaKo」をご紹介しました。 

そして、
今週火曜日の朝日新聞に、賞味期限が切れて捨てられるお米から、
「紙」を作ることに成功した、という記事が載っていました!

私たちの主食のお米ですが、かなりたくさんの量が捨てられているんです。
記事によると、全国の自治体はいざという時のためにお米を蓄えていて、
その備蓄米の賞味期限が近づくとフードバンクなどに引き取ってもらうなどして
消費する努力はしているものの、すべて消費することはできず、
余ったものは廃棄されてきたそうです。

そんなお米を救ったのが、紙の卸を手がける奈良県の企業「ペーパル」さん!
紙の原料のパルプにコメを砕いて粉にしたものをまぜる、
という方法でコメの紙を作ることに成功。 
「Kome-kami」という名前でノートや名刺、封筒などを販売しています。

普通の紙よりちょっとしっとりした質感でインクが滲みにくいという特徴があるそうです♪

この紙を開発した「ペーパル」の取締役 矢田さんは
「このKome-kamiがただちに食料廃棄ゼロに繋がるとは思っていない。
ただ、ノートを手に取ることで、現状を少しでも知ってもらいたい」と
コメントされています。


明日、5月30日は、5・3・0で「ごみゼロの日」!
ゴミをまったく出さない!というのは難しいと思いますが、
自分はどれくらいゴミを出しているのか、まず己を知る!
ここから始めてみるのはどうですか??
 

 
<エコなアクセサリー> 2021-05-22

今日のZOJIRUSHI GREENでは
「エコなアクセサリーのお話」をピックアップしました!

ゴミをなるべく出さないように、
いままで捨てていた物を使うようにしよう!という動きがどんどん広まっています。

そんな中、
今日は「KiNaKo(キナコ)」のアクセサリーを紹介しました♪
建築デザイナーであり、アクセサリー作家の木上 奈都子(きがみ なつこ)さんが
立ち上げたブランド「キナコ」のアクセサリーはどれも
建物を作る過程で出る端材や、取り壊す時に出る廃材を使って作られています。

WEBサイトにはかわいいピアス・イヤリングがいろいろ。

たとえば、「glasstile + toi - ○ - gold」というピアス。
シルバーの輪っか状の金属に、四角いゴールドカラーのガラスのようなストーンがついたものなのですが、
金属部分はアルミで、
この部分はアルミニウム雨とい「ビルアルミ」の余材を使用。
ガラスのようなストーンは、
タイルの端材で作られているんです!
なので、このピアスの名前が「ガラスタイル+とい」なんですね。

ほかにも、これまでに、飲食店の厨房の壁に使われるステンレスの端材や、
お風呂場のタイル、スポーツジムなどで使われるゴムマットなどから
アクセサリーが生まれたそうです。

このアクセサリーをつくる木上さんに、今後使ってみたい建材を伺ったところ、
昔の木造住宅のアルミサッシ、そして建具の昭和の型板ガラス、、とのこと。
建築デザイナーとしては、できるだけ取り壊さずそのまま使いたいけど、
やむを得ず解体するのであれば、何かカタチにしたい!と教えてくださいました。

もし「うちにもほかすのがもったいない建築資材がいっぱいあるわ!」というメーカーさん、
木上さんはコラボ募集中だそうですよ!

捨ててしまう建築資材をアクセサリーにアップサイクルする「KiNaKo」
ぜひチェックしてみてください♪

▼KiNaKo
https://kinako.base.ec/