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[MON,TUE,WED,THU,FRI]【GORILLA HALL OSAKA】

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音楽が好きな802リスナーにとってもライブハウスがひとつの遊び場になるように!そんな思いを込めて大阪のカルチャー発信拠点基地を目指すライブハウス、GORILLA HALLの最新情報や出演するアーティストのトピックスについて週替わりで ピックアップしていきます。
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8/19『802 Jungle Attack』イベントレポート

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This is LAST/ビッケブランカ/Mr.ふぉるての3組を迎えた
『802 Jungle Attack』イベントレポートを公開!
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8月19日、大阪・GORILLA HALL OSAKAにてFM802が主催するオムニバスライブイベント「802 Jungle Attack」が開催された。本イベントは今年春に立ち上がった新プロジェクトで、新たな大阪でのライブハウスカルチャーを推進すべく、ラジオ局·FM802とライブハウス・GORILLA HALL OSAKA、プレイガイド・イープラスがタッグを組んで企画されたもの。



記念すべき第一弾のイベントに出演したのはThis is LAST、Mr.ふぉるて、ビッケブランカの3組。FM802のスタッフ陣が自信をもってオススメする、キャリアやメジャー、インディーズを問わずに集まったアーティストたちのステージを体感すべく、会場にはたくさんの観客が集まった。



イベント開始前にはFM802のDJ飯室大吾が「最高の夏の思い出を作って! 遊び心に溢れたライブハウスを満喫して、音楽で遊んでほしい。ワクワク…ウホウホしましょう!」と、ライブハウスの名に懸けて、観客にイベントの幕開けの目撃者ならぬ“目撃ゴリラ”になろうと意気込みを語る。



トップバッターはThis is LAST。イベントの幕開けを飾る1曲目は、メロはポップで楽しいけれど、感情大忙しなリリックが印象的な「恋愛凡人は踊らない」。鹿又輝直(Dr)の軽快できっちりと芯のあるビートが確かな熱量を高めていく。淡い青の「#情とは」では菊池陽報(Vo&Gt)が紡ぐ美麗なメロ、じわりと心に沁みる歌声、むき出しの感情を綴る歌詞でバンドの本質をさらけ出していく。



ステージ後半は「誰よりもかっこいいロックバンドやります!」と、「ディアマイ」で宣言のままにビートはよりタフに、熱量を高めつつ、ラスト「オムライス」へ。オーディエンスとの息もぴったりに、“もっと観たい!”と思わせるステージでライブは終了。



Mr.ふぉるては「トライアングル」から豪快なスタートダッシュを決める。“スーパーマンはいないけど ロックバンドはここにいる 優しいメロディで包んで 悲しみを溶かすのさ”、の歌詞に、誰もが目をキラキラさせて素敵な表情を見せている。稲生司(Vo&Gt)、阿坂亮平(Gt)、福岡樹(Ba)、吉河はのん(Dr)、4人が紡ぐ音は攻めこむというより、ぐるっと会場を包み込むような包容力がある。



「出会ってくれてありがとう。現実世界にはいろんなことが起きている。苦しみや悲しみはさけて通れない。こういう日があるから生きていけるなんて言えないけれど、また会うときどんな感情でも生きて会えたらうれしい」と、ラスト「Chaplin」で丁寧に想いを昇華させた。



記念すべき第一回目の「802 Jungle Attack」のトリを務めるのはビッケブランカ。キラーチューン「Shekebon!」から、至高のグルーヴ&しなやかなボーカルで場の空気をあっという間に手中に収めてしまう。今年に入り、海外でのライブを重ね、さらにパワーアップした彼。「Ca Va?」では、何度もやってくるピークに歓喜の声を上げる観客たち。このグルーヴをライブハウスで楽しめるのはやっぱり気持ちが良いし、GORILLA HALL OSAKAの音響の良さもあって、全身にビシビシと伝わるサウンドがとにかく快感だ。



「最後はドーンといって終わろう!」と、「ウララ」から一気にラストスパートへ。ビッケブランカはもちろん、観客も多幸感と自由度に溢れたステージを大いに満喫し、ステージの幕が閉じた。

ライブハウスで生のライブを体感し、イープラスの「SPICE」でライブレポートを読み返し、FM802のラジオの電波を通じて想いを繋ぎ、また新しい音楽に出会う。そして音楽への熱量をたっぷりと高めてライブハウスへと舞い戻る。そんな素敵なループを生み出す「802 Jungle Attack」、次は秋の開催が決定しているとのこと。“ウホウホ”なれる、次の動きに期待したい。



なお、この日は楽屋でDJ飯室大吾による出演者へのインタビューを敢行。その内容はFM802『MUSIC Play-STANDARD』(月~金23:48~24:00)でオンエアされる予定なので、ぜひチェックしよう。

文:黒田奈保子、撮影:ハヤシマコ・日吉"JP"純平
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