アーティストのルーツミュージックに迫り、
“音の変化”を一緒に体感して頂く【Sound Gradation】
受け継がれていく“音の味わい”を、皆様に味わって頂くべく
今週、ピックアップしたのは…
《《 DAOKO 》》♪♪
1997年生まれ、東京都出身の女性ラップシンガー。
15歳の時にニコニコ動画へ投稿した楽曲をきっかけに
本格的な活動をスタートさせ、
ポエトリー・リーディングや、美しいコーラスワーク、ラップを
絶妙なバランスで織り交ぜたドリーミーな世界観が、瞬く間に話題に。
2015年には、女子高生にしてメジャーデビュー。
専門学校HALや、cygamesのCMソングなど、
ネットだけではなく、お茶の間でも耳にする機会も増えましたよね!
今年は、映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の
主題歌『打上花火』では、米津玄師さんと、
TVアニメ「血界戦線 & BEYOND」EDテーマの
「ステップアップLOVE」では、岡村靖幸さん…という、
ビッグアーティストとのコラボレーションも大きな話題となりました
そして、彼女の濃厚な2年半が詰め込まれたニューアルバム
『THANK YOU BLUE』は、今週リリースとなりましたよ〜!
そんなDAOKOのルーツを探るべく、
セレクトしたのは…
【 椎名林檎 】♪♪
98年にシングル「幸福論」でデビュー。
アルバム『無罪モラトリアム』『勝訴ストリップ』と、
2作がミリオンセラーを記録すると、
2004〜2012年は自身が率いるバンド、東京事変でも活躍。
アーティストへの楽曲提供や、
映画や舞台の音楽制作も務めるなど、マルチな才能を発揮します!
2016年には、リオ・オリンピック閉会式のセレモニープロデュースや、
宇多田ヒカルさんとのデュエットでも話題となりました
性別問わず、たくさんのリスナーから敬愛されているアーティストです
そして、DAOKOさんも椎名林檎さんに憧れている一人。
本人曰く「最も尊敬するアーティスト」なんだそうです…!
出会いのきっかけは、音楽が大好きなお父さん。
「幼稚園の頃に、お父さんの運転する車の中で、
チャイルドシートに乗りながら聴いていたのが最初」とのこと
そんな年齢で林檎さんの音楽が印象に残るってすごいですよね!!?
その頃からすでに、表現者としての頭角を表していたのかなと思います
私は、今回改めて調べていく中で、
椎名林檎さんがルーツだと知ったんですが、
言われてみれば確かに…、と思うと、そこから全て近しく思えて
音楽はもちろん、人柄すら影響を受けているように感じました。
音楽のジャンルは違えど、基盤となっているサウンドや、
美しい言葉のチョイス。
誰も開拓していない、新しいものにいち早く気づく姿であったり、
あとは、セルフプロデュース術も、林檎さんから学んだように思います◎
お二人の楽曲を聴き比べていると、聴いて育ったというのがはっきりわかりますし、
出会うべくして出会ったのだなと、運命的なものを強く感じるくらい、
切っても切れない関係だと、私は思いました
是非、注目して聴いてみてください!
【Sound Gradation】来週もお楽しみに〜