今日ご紹介したのは、伊岡 瞬「翳りゆく午後」
「人を轢いたかもしれない」
厳格な父親からの一本の電話。それが悪夢の始まりだった――
80歳目前の武は、教職退任後、市民講座で教える地元の名士。
父の武と同じ教職に就く敏明は、
妻の香苗と反抗期の息子・幹人との平凡な生活を送っていました。
このところ父の愛車に傷が増え、危険運転が目に余るようになってきたため、
敏明は免許返納を勧めるが武は固く拒絶します。
さらに、市民講座の生徒である西尾千代子と
武との親密な関係を怪しむ噂が広がり、敏明は悩みを深めていました。
そんなある日、近隣で悪質な轢き逃げ事件が発生。
「あれって――まさか」
疑念に駆られ、事件の真相を探る敏明が辿り着いた“おぞましい真実”とは?
『悪寒』『不審者』『朽ちゆく庭』に続く、不穏で危険な家族崩壊サスペンス!
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OAでの紹介を聴き逃した方は
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