2019-12-01   ◇MORNING STORY◇

今日ご紹介したのは、、、
はらだみずきの「銀座の紙飛行機」

どんな話かといいますと・・・

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神井航樹には、この春、大学4年生になる息子がいる。
就職活動に悩む息子の様子を妻から聞いた航樹は、
ひさしぶりに訪ねた銀座の街を歩きながら思い出していた。
かつての自分の就活を。

そして、就活の末に入社した、銀座に本社を構える
紙の専門商社「株式会社銀栄紙商事」で過ごした数年間を。
製紙メーカーによって抄造される紙の多くは代理店と呼ばれる
特約商社が仕入れ、販売している。

銀栄紙商事は、それら代理店のなかで中堅に位置していた。
時は80年代。まさに雑誌の黄金期である。
代理店各社は、用紙の確保に知恵を絞り、奔走していた……。


本は紙でできている——それは、時代が変わっても変わらない。
雑誌黄金期に紙の「仕入」に奮闘する若者の仕事と恋を描いた、
ハートフルな人間ドラマ。


というお話。