*#コマキ手帖:サーキュラーエコノミー研究家 安居昭博さん*

自分と社会、2つの「未来を耕す」をテーマに、
いろんな方にお話を聞いたり、体験していきます!
今夜は・・・・
サーキュラーエコノミー研究家の安居昭博さんとのインタビュー後編
・私たちにできることは??
安居さん「そうですね。例えば、あの私が京都に引越してきてからすごくいいと思ったこととして、着なくなった服があった時に、京都信用金庫さんに持って行ってます。
なぜかというと、京都信用金庫さんと、あとはSPIN Sという着のお店を何店舗も持っているヒューマンフォーラムという企業と提携していて、リリースキャッチ
というプログラムを進めていて、古着の回収ボックスがされているので。
京都で年に一回か2回「循環フェス」というイベントが開催されてるんですけど、
参加者の方々は、自分が着なくなった古着を、例えば三点持ってくると、ラックから三点、自分が今度は着たい服を交換して、持っていくことができるっていう地域の循環に結びついているのを知ってるので、自分たちの地域でのそういうとり組みがないかって、探してみるのも一つ誰でもあのできることなのかなとは思ったりします。
他には、コンポスト。私もやっているんですけど。コンポストが一番やりやすいシーズンだなと思っていて。 腐敗しにくいのでやりやすい時期であったりします。
コンポスト調べていただくといろんなやり方があるんですけど、私は自宅だと落ち葉をかき集めてきて、で段ボールに穴を開けて、そこに生ゴミを投入して、まあ乾燥させてるだけなんです。
それだけで燃えるゴミを捨てる頻度が月に1回か2回ぐらいしかなくて。
生ごみだけでもコンポスト化してしまえば、残りの燃えるゴミってほとんどないので、すごく自分の生活もとても楽になってるなとは思います。」
・京都音楽博覧会での活動
コマキさん「食べ物とかね、買う時にお皿とかタッパー持ってきてくださいね、いない人は貸出しますっていうのにびっくりしたんですけど。
次の段階に進んでいて、その堆肥作りしてるんですよね。 」
安居さん「そうですね。」
コマキさん「会場で出た食べ残しとかからですよね」
安居さん「今年で三年目になるんですけど。 去年から私たちがリヤカーで出店者さんを回って生ごみを集めたり、水を切ってもらえる工夫をしたり。
コンポストも待ってるだけでなくて、私たちの方から積極的に回収して。
会場の梅小路公園っていうところに二年前に堆肥場っていうものを設置したていて、その日から堆肥作りができる環境っていうものを整えていきたいので、
今年は、去年よりも良い形で生ゴミの堆肥化していきたいなと思ってます。
将来的にはこの周辺。 飲食店さんとか深く事業者さんたちで出る生ごみとかも、本当に地域の公共コンポストという形で堆肥化ができたらいいなっていうふうには思っています。」

↑堆肥場の様子
コマキさん「出来上がったものは??」
安居さん「今のところはこの梅小路公園での新しい樹木の育成とかに使われています。
もちろん品質的には野菜を育てたりする堆肥として使っていただけるので
将来的には梅小路公園だけでなくて、野菜の栽培とか、そういったところにも繋げていけたらいいなとは思ってます。 」
コマキさん「他に、新しい取り組みがあるって聴いたんですが?」
安居さん「資源がくるりプロジェクトというものです。
ブースを公園内に出店しているので、来場者の皆様が、もし来られる機会がございましたら生ゴミ持っていただけたら、小さなコンポストみたいなものを設置してて、皆さんにスコップで切り返してもらったりだとか、体験しうていただけます。
森道で出店していたミックスジュースとか焼き菓子のシュトーレンも。
資源がくるりブース。地域でこういうサーキュラーエコノミーに軸を置いた出展者が、日頃から活動が行われているっていうことを少し紹介する。
ブースとして出店しているので、ぜひ遊びに来ていただきたいなと思ってます。
先ほどのヒューマンフォーラムのチームも古着回収を行っているので、
本当に着なくなった服がありましたら、私たちのブースに持ってきたら、古着の回収も行っています。 」
そんな京都音楽博覧会は10/12(土)10/13(日)京都の梅小路公園で開催!!
行かれる方は「資源がくるりプロジェクトのブース」もチェックしてくださいね
!!!

↑ブースの様子
・安居さんが考える未来
安居さん「京都は、私がオランダやドイツに住んでいた時に、知らない人がいないぐらい、すごく知名度がある地域でして、この京都で、今、私たちが進めているモデルというものを、本当に世界に向けて、逆に日本から世界に発信していけるモデルがすごく多いと思うので。
今、京都音博での取り組みだったり、地域で行っている取り組みを、これからは海外に発信していったりだとか。あとは音博にも、もっともっと、海外の方々の体験とかも通じて日本の取り組みを、サーキュラーエコノミーを海外に広めていきたいなっていうようなビジョンはあります。
本当にサーキュラーエコノミーも難しく考えずに肩の力を抜いて、気になったところから、こんなところ可能性あるんじゃないかなとか。
なんかやってもらえるところはやってもらったいいんじゃないかなっていうふうに思いますし、発想、取り組みなど、新しい可能性を届けられたらなというふうには、思っていますなので。
方々がこれからどんな取り組みを?あの企業さんでも個人でも、学生でも自治体でもあのどんな取り組みをされるのかなっていうところが一番。
気になってワクワクと楽しみにしているところであったりします。」
昨年の資源がくるりプロジェクトのレポートもあります↓
https://www.krp.co.jp/machidukuri/detail/4507.html
タイムフリーはこちら↓
https://radiko.jp/share/?sid=802&t=20241003230000