*#コマキ手帖:プライドセンター大阪*
2024-06-29

自分と社会、2つの「未来を耕す」をテーマに、
いろんな方にお話を聞いたり、体験していきます!
今夜は、天満橋にある常設LGBTQセンター「プライドセンター大阪」
スタッフのコジさんとトモさんとのインタビュー1週目を、お届けしました!
・LGBTQとは??
コジさん「人にはセクシャリティと呼ばれるものがあります。
自分の性別が何なのか?どんな人を好きになるのか?
もしくはその人を好きにならないのか?という、
すべての人のその人生に大きく影響するものそれをセクシャリティといいます。
ますLGBTQとは、それぞれの言葉の頭文字文字からとった表現で、
いわゆる性的少数者の人たちを表す総合的な呼び方の一つです。
順番に説明していきますと「L」
これはレズビアンです。自分を女性と自認し、女性を好きになる人のことを言います。
「G」はゲイです。自分を男性と自認し、男性を好きになる人です。
「B」はバイセクシャルです。
女性を好きになることも男性を好きになることもある人のことです。
これらは性的指向と呼ばれます。
この指向なんですけど、
たまにコーヒーとかタバコの嗜好品の嗜好を当てはる方がいらっしゃるんですけど、それは間違いです。
性的指向は見た目だとかは関係なくて、
自分の性自分が女性なのか男性なのか、はたまた違うのか。
好きになる人の性?それが女性なのか?男性なのか?はたまた違うのかっていう
関係で表されるもの。これが性的指向です。
で、戻りまして「T」はトランスジェンダーです。
生まれた時にお医者さん等に割り当てられた性別
それが戸籍や住民票に記載されるようになるんですけど、
それを登録上の性別と呼びます。
その登録上の性別と性自認っていう問題があって、
これは自分が持続的に認識する性別アイデンティティを持つ性別を性自認とう呼びます。
その登録上の性別と性自認が異なる人のことをトランスジェンダーと言います。
でなお、自身の登録上の性別と自分が認識している性別、
これが一致している人のことをシスジェンダーと言います。
で、最後の「Q」
「Q」に関しては2つの意味があります。クィアとクエスチョニングです
もともとクィアっていう言葉には、
セクシャルマイノリティを侮蔑する言葉として使われてきました。
バカにしたり、貶める言葉です。
ただ、クィアと呼ばれてきた人が、「クィアで何が悪い」って立ち上がった。
そのクィアという言葉を自称し出したという歴史があります。
これをプライドに満ちた言葉という風に読んだりします。
で、もう一つ、クエスチョニングの方ですね。
性自認、性別性的指向がわからない。
決められない、あるいはあえて決めない人のことを言います。
社会的な役割みたいなものが、
差別的な取り扱いにつながったりするので、
国に対して異議を唱えるためにあえて決めないっていうふうに
決める方もいらっしゃいます。
ここまでは、性的マイノリティ、セクシャルマイノリティの人の呼び方の
総称の話だったんですけど。
性的マイノリティに限らず、すべての人の性に関する属性を表す言葉としてSOGIEというものがあります。
まだまだ広がってはいないんですけど。
LGBTQと一緒で頭文字を合わせた言葉なんですが、
「SO」はセクシャルオリエンテーション
性的指向のことです。つまり、好きになる性の話です。
好きになる相手の性別についてとか、誰を好きになるかとか、恋愛をしないというような、性的指向もあります。
で、「GI」ですね。これはジェンダーアイデンティティと言います。
日本語にすると性自認です。
自分の性別をどう認識しているか?ということです。
最後「GE」ですね。
自分の性別を服装、言葉遣い、仕草などでどう表現するかということです。
つまり、SOGIEは全ての人に関わる要素
皆さんにあるもの。私たちはこのSOGIGEによる差別偏見をなくしていこうというふうに日々活動しているということです。」
・センターの中は虹のデザインがたくさん使われてますよね?レインボーカラーの理由は?
ともさん「虹色はLGBTQの啓発やコミュニティの象徴なんです。
レインボーといえば、七色超思い浮かべる方も多いかなと思うんですけども、六色の虹色がLGBTQの象徴なんですね。
それぞれの色に意味があって、私たちはオレンジ。
オレンジっていうのは癒しという意味があって、
プライドセンター大阪が、癒しの場所になれたらいいよねっていうので。
六色の虹色の色なんですけど、
「赤」が生命、「オレンジ」は癒し、「黄色」が太陽、「緑」が自然、「青」が調和、「紫」が精神の意味が込められているんですね。
ペンキでこう一面にこう虹色の装飾をしているんですけども、これは見上げれば、いつでも虹が掛かるいうのを表現してします。」
・プライドマンスとは??
コジさん「プライドという言葉が何なのかということなんですが、
ほこりを持つっていう意味で使われています。
自分がセクシャルマイノリティ性的少数者であることを恥じることなく受けいれ、
自分自身に自信を持つ。そういう意味でプライドというのが使われています。
プライドマンスはLGBTQの権利を啓発する活動やイベントパレードなどが活発に行われる時期として世界中で認知されています。
最近では、大阪の地下鉄駅構内に、プライドマンスの啓発ポスターが
貼られてたりしています。
もずやんが背景にじいろのとこにいて、説明も載っています。」

コマキさん「なんとなくでLGBTQモデルのものを買ったりとか、つけたりはしてたんですけど。私のつける意味ってなんだろうって思ってまして。」
コジさん「世界中のLGBT団体に売上の一部が寄付されていたりとか、
皆さんに買っていただくと、寄付に繋がったりするので
なんかよく知らないけど買っていただくのも大歓迎です。」
来週も、プライドセンター大阪とのインタビューの続きをお届けします。
お楽しみに!
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