*#コマキ手帖:プライドセンター大阪*
自分と社会、2つの「未来を耕す」をテーマに、
いろんな方にお話を聞いたり、体験していきます!
今夜は、天満橋にある常設LGBTQセンター「プライドセンター大阪」
スタッフのコジさんとトモさんとのインタビュー2週目お届けしました!
・プライドセンター大阪とはどんな場所ですか?
トモさん「天満橋にあります。常設のLGBTQセンタープライドセンター大阪は、
LGBTQの当事者だけでなくて、その周囲の人LGBTQに関して学びたい人など、
性の多様性に肯定的な方なら、誰でも無料で予約なしで利用することができる
オープンスペースです。
公園に面した明るいオープンスペース
LGBTQに関する書籍、漫画絵本を集めた図書スペース
面相談が可能な相談スペース を設けています。」
コマキさん「いろんな人たちに役に立ちそうなものがいっぱいありますね。」
トモさん「このセンターに来られる年代で言うと、0歳から70歳代まで本当に幅広い方。」
コマキさん「当事者の方が多いですか?いらっしゃる方は?」
トモさん「LGBTQの当事者の方が安心していられる場所っていうのが大事だなというふうに思っているので、
当事者の方の方がまあ割合としては多いんですが、
当事者じゃない方で、例えば、企業さんの従業員の方で、LGBTについて
学んでいるっていう方が勉強しに来た。
あと、学生の方、学んでいる学生、すごく多くて。
グループ学習とかで学ばれている学生さんが、ここで資料を作られたりとか。
学習目的でここのセンターを使われるっていう、高校生とか大学生も非常に多いです。」
コマキさん「お手洗いを見せていただいたのですが、オールジェンダートイレに変更されているんですよね?更衣室に使える」
トモさん「はい。ここで自分らしく過ごしてもらうために着替えていただくことも可能ですよ。というところで設置させていただいてます。
普段ですね。プライドセンター大阪。週4日オープンをしていて、
月曜日、木曜日、金曜日、土曜日の週4日 午後3時から8時まで
オープンスペースを使ってもらえる時間帯になっていて、
その時間であればスタッフが常駐をしているので、
ここでスタッフとおしゃべりをしてもらうだけでも、
ちょっとした日頃の悩みとか。
ちょっと気になるもやもやとかも、こう気軽に話せる場所。
今まで、LGBTの常設のセンターなので大阪ではここが唯一なんですね。
こをね、その安心してこういった話せる。
自分のセクシャリティも含めて話せる場所っていうのはまだまだ少ないので
気軽にこうスタッフと話してもらったりとか、あとゲームもできます。
ぜひリラックスした雰囲気で皆さん過ごしてもらえたらいいかなっていうので運営してます。」
・私たちにできることは??
コジさん「まずはみなさんに「アライ(Ally)」になっていただきたいと思っています。
私たちが言うところの「アライ」っていうのは、
性的マイノリティの課題を理解していること
ともに生きやすい社会を作り出そうとする人を指す言葉っていうふうに使ってます。
LGBTQの当事者でも、そうでない方でも誰でもなれる。そういうものです。
このLGBTQのことに心を寄せていただける方なら「アライ」を自称して
大丈夫だと思います。」
コマキさん「私もLGBTQを理解したいなって思っているってことは「アライ」って思ってもいいんすすかね?」
トモさん「はい。「アライ」っていう言葉を知らない人に「私、アライなんです。」って言ってもらったら、
それだけで、「アライって何?」って聞かれて、「LGBTに理解を寄せる人だよ」
って言ったら、それでまたアライの周りにアライが増えていくかもしれないので。
自称「アライ」大歓迎です!
センターには600冊の本があるので、難しい本だけじゃなくて漫画もありますし
ちょっと、身近にLGBTQを感じてもらって、人ごとじゃないんだなって思っていただいたら、
ぜひ「アライ」って言ってもらえたらいいなって思ってます。」
・一歩踏み込んで「アライ」としてできること
コジさん「例えば会社内、職場とかで「アライ」グループを作ってもらうということですね。
そのグループに入ってる人たちはみんなLGBTのことについて関心を寄せていて、
もしかしたら、その人かどうかわかってないけれども。
でも絶対この職場にはLGBTQがいると思っていて、
その人たちが過ごしやすく、会社で働きやすくなるように。
もし、なにかがあったら、手助けができるようにっていうふうな心構えでで。
レインボーのステッカーとかレインボーの旗とかを職場の机に置くとかする。
そういうことでカミングアウト(自分がLGBTQであることを言う。誰か他の人に言うっていうこと)
カミングアウトがない状況であっても、でも絶対にいるはずだと思って、
まだ見ぬLGBTQを勇気づけるための行動してみる。
もしかしたら、誰かのカミングアウトにつながるかもしれないですし。
些細な行動から、そういうことが起こるかもしれないということで、なので、
誰かにアライになってもらうことが大切だと考えています。」
来週も、プライドセンター大阪とのインタビューの最終回をお届け!!
お楽しみに!
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