▼ Sound Gradation【 THE BLUE HEARTS → サンボマスター 】
2017-12-03

“音の変化”を一緒に体感して頂く【Sound Gradation】
受け継がれていく“音の味わい”を、皆様に味わって頂くべく
今週、ピックアップしたのは…
《《 サンボマスター 》》♪♪
2000年に大学のサークルで知り合い、結成された3ピースロックバンド。
東京都内を拠点に精力的にライブ活動を行い、
2003年にアルバム『放課後の性春』でメジャー・デビュー。
2005年、TVドラマ『電車男』の主題歌となったシングル
「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」で大ブレイク!
それ以降、コンスタントに作品を発表しながら、
同時に大型フェスなどでも熱すぎるパフォーマンスを披露。
全国のフェスに欠かせないライブバンドとして、確固たる地位を築きました。
そして…日付が変わって今日!初の日本武道館ワンマンライブを開催!
私も番組が終わったら東京へ向かって、彼らの大きな愛に包まれてきます
そんなサンボマスターのルーツを探るべく、
セレクトしたのは…
【 THE BLUE HEARTS 】♪♪
甲本ヒロト、真島昌利を中心に、85年に結成されたパンクロックバンド。
激しいライブパフォーマンスで人気を獲得すると、
87年にシングル「リンダ リンダ/僕はここに立っているよ」でメジャー・デビュー。
その後はドラマ主題歌に起用された「TRAIN-TRAIN」
「情熱の薔薇」などのヒットで、
シーンのトップランナーとして活躍しますが、
95年にラスト・アルバムを発表して解散。
パンク・ロックをメジャーシーンへと押し上げた、
伝説的なバンドとして今なお語り継がれています!
そんなTHE BLUE HEARTSがルーツだというサンボマスター。
強くうなずきたくなるくらい、納得ですよね…!
他にも、The Beatles・The Rolling Stones・忌野清志郎といった、
そうそうたるアーティストもルーツに挙げられていて、
どれも非常に納得なんですが、実際にリアルタイムで聴いてきた音楽から順に
影響を受けているのかなと感じました
どういうことかと言うと、
まずサンボマスターとの一番の共通点を考えたときに、
THE BLUE HEARTSの激しいライブパフォーマンスが思い浮かんで、
次に忌野清志郎さんが歌うソウルがあって・・・という形で、
自分たちに近いところから順に、色濃く影響を受けているように思ったんですね。
そして、サンボのボーカル山口さんは、こんなコメントを出しています。
「ブルーハーツが、“未来は僕等の手の中”を歌ったとき、
僕の中で革命が起きたんですよ。
僕たちも、そういう音を鳴らしたかった。」とのこと。
サンボの全てを表したような言葉だなと感じたんですが、
彼らの音楽の素敵なところは、自分たちから唯一無二の存在になろうとせず、
ちゃんと受け継いだものをまっすぐに、表現していることだと思うんです。
この音に憧れてきたから、この時代では俺らがこの音を鳴らす。
その尊敬の気持ちが深い愛情・感謝の気持ちとなって、
曲に込められていると思いますね
是非、注目して聴いてみてください!
【Sound Gradation】来週もお楽しみに〜