1999.03
FM802がその月毎に自信を持ってリスナーのあなたに届けたい
「アーティスト・楽曲=FM802 ヘビーローテーション(ヘビロ)」今月はこちら!
OVERSEAS
PROMISES
THE CRANBERRIES
ヴォーカルのドロレスを中心とするアイルランド出身の4人組ロック・バンド、クランベリーズ。最大の魅力は、紅一点のドロレスの存在だ。時に力強く、時に優しく包容力あふれる個性的なヴォーカル。常に世界中のマスコミの注目の的となる過激な発言や行動。まさにカリスマである。『ドリームス』('93)、『ノー・ニード・トゥ・アーギュ』('94)、『追憶と旅立ち』('96)と、過去3アルバムの売り上げが全世界で2,800万枚を超え、人気・実力ともにスーパーグループとなったクランベリーズ。そんな彼らの3年ぶり4作目となる『ベリー・ザ・ハチェット』からのファーストシングルが、この「プロミセズ」だ。クランベリーズらしい超アイリッシュ・サウンド。感動的に美しいメロディー、スピード感あふれる力強いロック・サウンド、そしてやはり、迫力と繊細さが同居したドロレスのヴォーカルに、耳を傾けてほしい。
DOMESTIC
Let yourself go, Let myself go
Dragon Ash
Dragon Ashは、若干20歳のG&Vo.、降谷建志(フルヤケンジ)を中心とした4人組。3ピースバンドとしてスタートした'97年2月のデビュー以来、パンク、ヒップ・ホップ、オルタナティヴ、フォーク・・・とあらゆるジャンルを消化しつつ、自分達の個性、特殊性を究めることによって、独自のジャンルを切り拓いてきた。セカンドアルバム『Buzz Songs』の成功でその地位を確立。そんな彼らの新曲「Let yourself go, Let myself go」は、限りなくアッパーでポジティブなナンバー。今年正式加入したBOTSのターンテーブルにはじまり、ブレイクビーツと桜井誠によるヘビーなリアル・ドラムが交錯する彼らならではのリズム・トラック、上昇していくループ、馬場育三のグルーヴィーなベース、そして降谷のアコースティック・ギターにのせて、響いてくるリアルなメッセージ。全国ツアーも全会場即日完売と絶好調だ。