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2025-03-02 ◇MORNING STORY◇

今週ご紹介したのは、町田そのこ 『月とアマリリス』。
北九州市の高蔵山で一部が白骨化した遺体が発見された。
地元のタウン誌でライターとして働く飯塚みちるは、
元上司で週刊誌編集者の堂本宗次郎の連絡でそのニュースを知ります。
遺体と一緒に花束らしきものが埋めれられていて、
死因は不明だが大きな外傷はありませんでした。
警察は、遺体を埋葬するお金のない者が埋めたのではないかと考えているという。
遺体の着衣のポケットの中には、メモが入っていて、
部分的に読めるその紙には『ありがとう、ごめんね。みちる』と書かれていました。
遺体の背景を追って記事にできないかという宗次郎の依頼を、
みちるは断ります。
みちるには、ある事件の記事を書いたことがきっかけで、
週刊誌の記者を辞めた過去がありました。
自分と同じ「みちる」という名前、中学生のころから憧れ、頑張り続けた記者の仕事。
すべてから逃げたままの自分でいいのか。みちるは、この事件を追うことを決めて──。
本屋大賞作家の新境地となるサスペンス巨編
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OAでの紹介を聴き逃した方は
https://radiko.jp/share/?sid=802&t=20250302104056 |
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