*#コマキ手帖:「発酵」*
2023-12-03
*#コマキ手帖:「発酵」*
12月2日のRoundtable with Komaki <コマキ手帖>のコーナー♫
自分と社会、2つの「未来を耕す」をテーマに、いろんな方にお話を聞いたり、体験していきます!
今回のテーマは、前回に引き続き発酵!
コマキさんが岡山県真庭市「めぐる,つながる発酵マルシェ」で出会った
料理家/発酵マイスターの榎本美沙さんにインタビューしました.
今回は後編をお送りします!
●あんこのようなおやつでも発酵させることができるんですね?
そうなんです.
発酵あんこというのはお砂糖を使わないのに甘いんです.
それはなぜかというと,原材料に米麹を混ぜているからなんです.
茹でた小豆に米麹を混ぜて炊飯器などで50〜60度くらいに保ち発酵させるんです.
ここでは詳しくいうと糖化という作用が起こっていて,
米麹の酵素がデンプンを糖に変えるんです.
デンプンは人間が食べても甘さを感じないんですが糖は甘く感じます.
ご飯をよく噛むと甘く感じるように,米麹由来の酵素がデンプンを糖に変える事で
優しい甘みを感じるようになるんです.
甘さが控えめなので,砂糖の量を気にせずたくさん食べることができて,
小豆のいい成分もたくさん取れて体にいいんですよ!
●「発酵あんことおやつ」という本について
もちろん発酵あんこを使ったレシピもたくさん用意していますが,
かぼちゃやずんだを使った発酵あんこ,甘酒を使ったおやつなど,
幅広い内容になっているので満足していただけると思います.
砂糖の代わりに甘酒やみりんを使ったりしていて,
その中でもみりんに関してはみりん風調味料ではなく
本みりんを使ってほしいんです.
本みりんにはさまざまな使い道があって,
みりんを煮詰めてバニラアイスにかけると
アフォガードのように美味しく食べることができるし,
みりんをそのままリキュールがわりに使うと
すごく美味しいティラミスを作ることができるんです.
みりんに限らず本の中ではたくさん紹介しているので
気になった方はぜひ手に取ってみてください!
●米麹がかなり大事な役割を果たしていると思うんですけど
米麹の選び方というのはあったりしますか?
米麹は手にいれやすいものでも全然大丈夫です.
レシピでは生こうじを使っているものもありますが乾燥麹でもよくて,
その場合は小豆の茹で汁を多めに入れてあげるといいです.
基本は手に入りやすい麹でも美味しくできます.
ただ,こだわりの麹を使いたいよという方もいらっしゃると思います.
そういう方は,百貨店などに売っている生麹を探してみていただくか,
もしお好きな日本酒がある方はその酒蔵さん,
もしお好きな甘酒がある方はそのメーカーさん,
が米麹を出しているようだったらそれを取り寄せると
自分好みの美味しいものに出会えると思います!
麹を変えると味わいがとても変わるもので,例えば
味噌屋さんの麹と酒蔵の麹はまた方向性の違う味がして
それらを食べ比べてみるのも面白いかもしれないですね!
寒くなった時,発酵あんこをぜんざいにして食べるととても美味しいのでぜひ試してみてください.
▶︎榎本美沙さんの料理教室はこちらから↓
https://online.misa-enomoto.com/
▶︎各種SNSはこちら↓
Instagram:https://www.instagram.com/misa_enomoto/
Twitter:https://twitter.com/misa_enomoto
YouTube : https://bit.ly/32atVNS
▼radikoのタイムフリー機能でもう一度聴けます♪
radiko.jp/share/?sid=802&t=20231202230000
「Roundtable with Komaki」
・毎週土曜日 22:00-24:00
・DJ:土井コマキ
12月2日のRoundtable with Komaki <コマキ手帖>のコーナー♫
自分と社会、2つの「未来を耕す」をテーマに、いろんな方にお話を聞いたり、体験していきます!
今回のテーマは、前回に引き続き発酵!
コマキさんが岡山県真庭市「めぐる,つながる発酵マルシェ」で出会った
料理家/発酵マイスターの榎本美沙さんにインタビューしました.
今回は後編をお送りします!
●あんこのようなおやつでも発酵させることができるんですね?
そうなんです.
発酵あんこというのはお砂糖を使わないのに甘いんです.
それはなぜかというと,原材料に米麹を混ぜているからなんです.
茹でた小豆に米麹を混ぜて炊飯器などで50〜60度くらいに保ち発酵させるんです.
ここでは詳しくいうと糖化という作用が起こっていて,
米麹の酵素がデンプンを糖に変えるんです.
デンプンは人間が食べても甘さを感じないんですが糖は甘く感じます.
ご飯をよく噛むと甘く感じるように,米麹由来の酵素がデンプンを糖に変える事で
優しい甘みを感じるようになるんです.
甘さが控えめなので,砂糖の量を気にせずたくさん食べることができて,
小豆のいい成分もたくさん取れて体にいいんですよ!
●「発酵あんことおやつ」という本について
もちろん発酵あんこを使ったレシピもたくさん用意していますが,
かぼちゃやずんだを使った発酵あんこ,甘酒を使ったおやつなど,
幅広い内容になっているので満足していただけると思います.
砂糖の代わりに甘酒やみりんを使ったりしていて,
その中でもみりんに関してはみりん風調味料ではなく
本みりんを使ってほしいんです.
本みりんにはさまざまな使い道があって,
みりんを煮詰めてバニラアイスにかけると
アフォガードのように美味しく食べることができるし,
みりんをそのままリキュールがわりに使うと
すごく美味しいティラミスを作ることができるんです.
みりんに限らず本の中ではたくさん紹介しているので
気になった方はぜひ手に取ってみてください!
●米麹がかなり大事な役割を果たしていると思うんですけど
米麹の選び方というのはあったりしますか?
米麹は手にいれやすいものでも全然大丈夫です.
レシピでは生こうじを使っているものもありますが乾燥麹でもよくて,
その場合は小豆の茹で汁を多めに入れてあげるといいです.
基本は手に入りやすい麹でも美味しくできます.
ただ,こだわりの麹を使いたいよという方もいらっしゃると思います.
そういう方は,百貨店などに売っている生麹を探してみていただくか,
もしお好きな日本酒がある方はその酒蔵さん,
もしお好きな甘酒がある方はそのメーカーさん,
が米麹を出しているようだったらそれを取り寄せると
自分好みの美味しいものに出会えると思います!
麹を変えると味わいがとても変わるもので,例えば
味噌屋さんの麹と酒蔵の麹はまた方向性の違う味がして
それらを食べ比べてみるのも面白いかもしれないですね!
寒くなった時,発酵あんこをぜんざいにして食べるととても美味しいのでぜひ試してみてください.
▶︎榎本美沙さんの料理教室はこちらから↓
https://online.misa-enomoto.com/
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「Roundtable with Komaki」
・毎週土曜日 22:00-24:00
・DJ:土井コマキ