#ハチパレ ▼ Sound Gradation【 ASIAN KUNG-FU GENERATION → KANA-BOON 】
2018-03-18

“音の変化”を一緒に体感して頂く【Sound Gradation】
受け継がれていく“音の味わい”を、皆様に味わって頂くべく
今週、ピックアップしたのは…
《《 KANA-BOON 》》♪♪
Vo.谷口鮪さんを中心に、高校の軽音楽部で結成された、
大阪・堺出身の4人組ロックバンド。
2012年に行われた新人発掘オーディションにて、
4,000組という応募者の中から優勝。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONのライブで、
オープニングアクトを務めたことで話題となります。
翌年にメジャーデビューを果たし、
デビューシングルの「盛者必衰の理、お断り」は、
FM802のヘビーローテーションナンバーに選ばれました。
その後も、1stアルバム「DOPPEL」がオリコン初登場3位、
大型フェス出演や日本武道館単独公演、アニメ主題歌を担当するなど、
勢いにのり、人気を獲得していきます。
802 Paletteでは、昨年10月の初回オンエア、
そして、FM802 RADIO CRAZYの会場で行った
公開収録にも登場してくれましたよね!
シンプルなバンドサウンドと、面白MCがクセになる、
優しくてかっこいいお兄さんたちです
そんなKANA-BOONのルーツを探るべく、セレクトしたのは…
【 ASIAN KUNG-FU GENERATION 】♪♪
96年、大学の音楽サークルにて結成された4人組ロックバンド。
2002年に発表したミ二・アルバム『崩壊アンプリファー』が話題を呼び、
翌年にメジャーデビュー。
それ以降、精力的に作品を発表し、人気ロックバンドへと成長します。
FM802では毎年春に開催しているライブイベント「REQUESTAGE」に、
今年を合わせて、16回中10回と最多出演!
802リスナーにもなじみ深いバンドですよね〜
2016年に結成20周年を迎え、
今尚、シーンを牽引するロックバンドとして、国内外で活躍し続けています。
そんなASIAN KUNG-FU GENERATIONに憧れて、
ここまで音楽を続けてきているというのが、KANA-BOONのVo.谷口鮪さん
KANA-BOONは、鮪さん以外のメンバーもアジカンがルーツなんだそうで、
Dr.の小泉さんは「初めて好きになったバンドがアジカンあり、
ドラマーとして最初に憧れたのもアジカンの伊地知さんだった。」、
そして、Ba.飯田さんも「中学の頃からアジカンが大好きで。
アジカンみたいな音楽をやりたいなってずっと思ってた。」とコメントされています。
しかし彼らの初期の楽曲を聴いていると、
詞もメロディもアジカンの音楽とは全然違いますよね…!
これはアジカンのことを「目指すべき存在」というより、
「憧れのバンド」「原点のバンド」と考えているからだそうで、
はじめは意識的に、アジカンとは違った音楽をつくるようにしていたそうなんです。
私としては、それが逆に、アジカンとの共通点を浮き彫りにしている印象があります
例えば、KANA-BOONの「さくらのうた」は、
曲を聴いていると、その情景が強く思い浮かぶほど、
詩的なのにリアリティのある言葉遣いとなっています。
これはアジカンの歌詞にも同じ部分が多くあると思うんです。
他にも彼らの基本となっている四つ打ちサウンドも、
アジカンからの影響だと、聴き比べていると感じることができましたよ〜
是非、注目して聴いてみてください!
【Sound Gradation】来週もお楽しみに〜