1998.07
FM802がその月毎に自信を持ってリスナーのあなたに届けたい
「アーティスト・楽曲=FM802 ヘビーローテーション(ヘビロ)」今月はこちら!
OVERSEAS
THE ROCKAFELLER SKANK
FATBOY SLIM
ブレイク・ビーツの逆襲!その立て役者といえば、ビッグ・ビートの代名詞的レーベル「スキント」の看板男、ファットボーイ・スリムことノーマン・クック、35歳。80年代後半から、ハウスマーティンズ、ビーツ・インターナショナル、マイティー・ダブ・カッツ、フリークパワー、ピッツァマン、そしてファットボーイ・スリムと数多くの名義で活動し、そのたびにチャートを賑わしてきた。リミックス仕事も多くこなし、ここ最近もワイルドチャイルドのリミックス「レネゲイド・マスター98」や、コーナーショップの「ブリムフル・オブ・アーシャ」のリミックスも大ヒット!そんなノーマン・クックのハッピーなポップセンスとメロディーセンスが炸裂の新曲「ロッカフェラー・スカンク」が、今月のヘビーローテーション。ディック・デイル風のサーフ・ギター&ヴォーカル・ループに圧倒的なブレイク・ビーツが被さった強烈なダンス・チューンだ。
DOMESTIC
SUNDAY
TOKYO No.1 SOUL SET
トーキョー・ナンバーワン・ソウルセットは、BIKKE(Vo.)、渡辺俊美(G.Vo.)、川辺浩志(ターンテーブル)の3人組。80年代終盤下北沢を中心にDJ活動を始め、ダンスホールスタイルからヒップホップへとそのスタイルを確立。インディーズレーベルから2枚の12インチとミニアルバムをリリース、スチャダラパー等とのイベントでも話題になり、94年秋メジャーデビュー。90年代を代表するバンドとして、渋谷系の名を超える圧倒的な存在感を見せる。今年3月にリリースした1年7ヶ月ぶりのシングル「夜明け前」に続いての新曲「サンデー」が、今月のヘビーローテーション。葛藤を抱えながら生きることを歌う文学的でシリアスな詩世界、温もりと清々しさをもったメロディと力強いサウンド、堂々と鳴り響くリズムが一体となった、ソウルセットらしい名曲。