*#コマキ手帖:「MUSIC inn Fujieda」後編
2026-01-22

先週に引き続き紹介するのは…
藤枝市にあるASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文さんの音楽スタジオ「MUSIC inn Fujieda」で収録したインタビューを2週にわたってオンエア!
先週の前編では「ゆくゆくは学費などは取らずに、自分たちの知識を伝える学校もやってみたい」とお話いただけました!
後編では「人や地域に”貢献”することに熱心なのか」というところをしっかりと聞いていきました!
土井さん「とにかく、いろんなものに貢献しようという思いというか、いろんな場所や人たちにサポートしたいなという思いが大きいと思うんですよね。なぜそういう思いになったんですか?全員をサポートしようとするとキリがないようにも思いますが…」
後藤さん「キリないですね。いろんな人と話すと「自分でできることって、お前の体分しかないからな」みたいな、そういうこと言ってくれたりとか。哲学者の 内田先生とかは、自分でできるだけの親切って言う限度があって、それを超えた分はできないよ、みたいな。精神的にも金銭的にも、どんどん持ち出しになって、自分自体が細っていくから、ある種の非人情みたいなところを抱えてないと、自分が本当に大変になっちゃうから気をつけてね、と言われたりとか。 全員救えないことに悩まない方がいいのかなと思っていて、親切できるのは順位があるよねっていうか、仕方ないっていうか、 なるべく近くからやるしかなくて、みたいな。難しいですね。」
後藤さんは「自分は意外と縁を信じるタイプ。」とも。
タイミングや縁が大事で、”今じゃない”と思うと、深入りしないのも大事。人間関係でも一方的にならず、無理しなくていい関係を意識すると楽に思えるとお話いただけました。
後藤さん「例えば802で、今月ずっとくるりの番組出させてもらってるじゃないですか。10年前だったら彼らと話してる時に、俺ちょっと浮ついたと思うんですよ。なんかちょっと地面に足がついてない感じがしちゃうっていうか。今はそんな感じがせず、タイミングバッチリっていうか。 ちゃんと1対1で2人と楽しくいろんな話ができるみたいな。 これはなんかね、なぜかわからないっていうか。 そういう時期っしょみたいな。 この感覚だけっすね。大事なのは。と思っちゃいますね。 」
「MUSIC inn Fujieda」を含め、いろんなプロジェクトをお願いされたり、自ら思いついて動いたりされている後藤さん。
無理してるというより、はタイミングが合うことを、一個ずつやっていくことが一番大事にしているそう。
後藤さん「本当に勘でやってる感じ。 すごい失礼だけど勘でやってることもあります、ここ絶対面白いでしょと思ったら行くっていう。ボランティアとかも、勉強になることがあるから行ってるんですよね。」
直接赴くことで、現場の人の考えや、自身の皮膚で感じることが学びにつながることが多く、勘を研ぎ澄ますことにもつながると教えてくれました!

話は「MUSIC inn Fujieda」に戻り…
土井さん「この先ですが、さっき出ていたのはミュージシャンや、 エンジニアさんにとってのことっていうのもありましたが、この地元に対しては何かありますか?地域の人たちにとっって、こんな風に作用していく場所になったらいいなっていうのはありますか?」
後藤さん「バッファーとか緩衝材ではありたいと思っていて。難しいな〜。他の場所で言ったら子ども食堂や、ボランティアで大学生たちが子ども達に勉強を教えている場所とか。そういうお金でもない不思議な関係で人々のつながりが接着しているような場所。音楽ってそういうことができると思うんですよね。ある種の勉強とは違う角度からの、お金で測れない価値というか、人生の豊かさの一つになればいいなとは思いますよね。」
そんな中でサポートするにはお金も大事なところ…
現在はアーティストを目指す人たちの活動の土壌を豊かにするための「特定非営利法人アップルビネガー音楽支援機構」を設立し、会員も募集しながらアーティストサポートをおこなっています!
会員は「林檎酢会員」という名称で読んでいて、季節ごとの報告会では会員の方から出てきたアイデアを具現化しワークショップの開催に繋げる活動をしているとのこと!
後藤さん「このスタジオ見学もできるようにしたいと思っています!まだ試運転中なので、インディーズバンドにも声をかけながら、みんなでスタジオを盛り上げていきたいですね。3月下旬にはいい報告ができるかなと考えています!」
そしてスタジオの3階には「SO GOOD books & styles」ができるそう!
そこでは、自身でフライヤーやTシャツが作れる印刷工房の役割でみなさんのDIYの支えとなる場所にしたいと教えてくれました!
スタジオと同時にオープン予定だそうです!
後藤さん「今年僕50歳なんで、どうしようみたいな。でも、ここ130周年なんですよ笑 あと20年頑張ると150に間に合うと。150周年まで頑張って、何かしらここに関わりながら、年取ったらちゃんと応援団の一人としてね、 金は出すけど口出さないみたいな、かっこいいじじいになりたいなと目標にしています笑」
そして今年で30周年となるASIAN KUNG-FU GENERATION!
南米ツアーも発表され、これからの活動もまだまだ期待に胸がふくらみます!
スタジオセッティングの途中にもかかわらず、貴重なお話をたっぷりと伺うことができました!
サポートの内容については、ここからチェックしてみてください!
>>https://www.applevinegarmusicsupport.com/
トークの詳細はぜひタイムフリーでお楽しみください!↓
https://radiko.jp/share/?sid=802&t=20260117220302




