#ハチパレ ▽ Colorful Connect【ちはやふるの世界〜末次由紀 初原画展〜】

色とりどりの情報をお届けする【Colorful Connect】
今夜ご紹介したのは、あべのハルカス近鉄本店で開催されている
「ちはやふるの世界〜末次由紀 初原画展〜」
ダイナミックな“競技かるた”を題材に、
等身大の高校生たちの熱き青春を描き
少女漫画の枠を超え、男性からも人気を博す作品「ちはやふる」
2007年に、雑誌「BE・LOVE」で連載を開始して、
コミックスは累計36巻・発行部数2,100万部を突破!
また、アニメ化や実写映画化もされ、実写映画版の完結編である
「ちはやふるー結びー」が、現在大ヒット上映中ですね〜
漫画・アニメ・実写、どの形になっても、
変わらない物語自体の凄まじい熱量が、
世代、性別を超えて、共感を得ている作品ではないでしょうか?
そんな漫画「ちはやふる」の連載10周年を記念して行われているのが、
原作者・末次由紀先生にとって初となる、今回の原画展です!
今回の展覧会では「ちはやふる」のコミック原稿を中心に、
初公開となる原画が130点以上も展示されています。
まず、会場入ってすぐにあるのは、
今まで「ちはやふる」が表紙を飾った歴代の「BE・LOVE」。
その圧倒的な数から10年の歴史を感じることができました。
そして漫画雑誌といえば、表紙には何月号とか、
各漫画のタイトルが所狭しと書かれていて、
正直、キャラクターはほぼ顔だけしか見えないですよね?
その周りの文字などが入る前、キャラクターだけの状態である原画が、
次のコーナーからずらっと展示されているんです!
雑誌の表紙になっていた絵の、全体図を見ることなんてそうないので、
この時の千早ちゃん、こんな袴だったんだ!というような、
よりイメージが膨らむ展示となっていました
また完成前の全体図が見られるのは、雑誌の表紙絵だけではありません!
なんとコミックスの表紙の原画も展示されているんです!
「ちはやふる」のコミックス表紙といえば、
キャラクターとお花というイメージがあると思うんですが、
キャラクターとお花は別々に書き、
デジタルで合成して、表紙を作っているそうなんですね
キャラクターとお花、それぞれの原画が見られるのは、
「ちはやふる」ファンはもちろん、
漫画家を目指す方にも嬉しいポイントなんじゃないかなと思いました
そして、豊田的にこの展覧会で一番時間をかけてみてほしいのが、
末次先生直筆、原稿に書く前のラフ絵が見れる、貴重なネームノート!
漫画の記念すべき100首目・100話のネームノートに、
実際に触って、中を見ることができるんです…!
ノートの表紙には、百人一首100首目の「ももしきや」の札が描かれていて、
末次先生の作品と、かるたへの思いを感じることができ、感激でした。
ぜひ、会場で手にとっていただきたいなと思います
会場内のいたるところに、末次先生直筆メッセージも貼られているので、
それを読みながら原画に触れていくと、さらに「ちはやふる」と
末次先生の虜になること間違いなしですよ〜!
ご紹介した展覧会「ちはやふるの世界〜末次由紀 初原画展〜」は
あべのハルカス近鉄本店にて、4月16日(月)までの開催。
開場時間は午前10時〜午後8時です
http://chihayafuru-genga.com/index.html
来週も、アナタの毎日に、新しい彩りを!
【Colorful Connect】お楽しみに〜